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2009年8月 6日 (木)

「音楽の夕べ」で夏の宵を満喫

 群馬県高崎市立倉賀野中学校による恒例の「音楽の夕べ」が8月5日に同校体育館で開かれ、暫くぶりに聴きに伺いました。

 

 今年で丁度50回を数える「音楽の夕べ」は倉賀野中の伝統行事です。第1回から数回は九品寺境内で行っていましたが、体育館の完成とともに校内で行えるようになりました。第1回「音楽の夕べ」における吹奏楽部顧問は倉賀野中学校校歌作曲者である私の姉の利光玉枝でした。

 

 10年ほど前、姉は他界しましたが、校歌はすでに50年以上にわたり歌い継がれています。生前に作曲した作品が半世紀にわたり、生徒さんや卒業生に歌われ続けていることに神秘を感じます。

 

 校歌を作曲してたころの姉は一生懸命だった記憶があります。いつまでも愛されつづける校歌に仕上げるため、幾日もかけて作曲していたようです。

 

 姉の葬儀の折、私はソプラノサキソフォーンにより彼女の生涯唯一の作曲作品である倉賀野中学校校歌を演奏し、御霊に捧げたことがあります。

 

 ところで、「音楽の夕べ」と称する倉賀野中の音楽会は群馬テレビによる取材があり放映されたことがあります。このとき、私はОBとしてたまたま演奏に加わっていましたら、アナウンサーのインタービューを受けました。

 

 一昔前まで、「音楽の夕べは」吹奏楽部による演奏会でしたが、最近は倉賀野町に関係する団体の演奏も加わっています。

 

 第二部では、「コールメリー」倉賀野小PTA母親コーラスです。プログラムは「少年時代」に始まり、アンジェラ・アキの「手紙」などでした。メンバーが6人とピアノ伴奏者のみで少人数ながらも、とても楽しそうで気心の知れた人たちと感じました。

 

 できればもう少し会員が集まり、広く声をかければ歌いたい方は男性も含め結構いるのではないでしょうか。将来は指揮者を入れてのコーラスになり、クラシック作品に挑戦したり、ア・カペラを演奏したりしてレパートリーが膨らめば、一段と魅力ある倉賀野町の貴重なコーラスになる可能性を感じました。

 

 同様に、「はづきの会」による雅楽演奏は予期してなかっただけに驚き、文字通り、雅な音色に感銘しました。倉賀野町で本格的な雅楽が聴ける機会があるとは思ってもいませんでした。

 

 音色を拝聴し、本来、日本人の持つ音楽的心境に十分到達できました。それにしても切れ間のない通奏低音が響く中、管弦・太鼓などによる「越殿楽」は名曲中の名曲だけに、雅楽ならではの厳かな響きに暫しうっとりです。

 

 雰囲気は神社や結婚式でのゆかしい「日本人の心の故郷」そのもの。平素、忘れかけている心の奥底にある美しい響き。なお、メンバーの倉賀野神社・高木神主様には私の家の地鎮祭で大変にお世話様になりました。

 

 「音楽の夕べ」最後は吹奏楽部による華やかなショー的要素を含んだ演奏。中でも「ドリフずっこけ大集合」は会場を爆笑させ、生徒さんたちも心おきなく演技ができ、きっと忘れえぬ思い出の音楽会になったことでしょう。

 

 3年生にとっては、ステージが部活動の卒業式。入学して以来の吹奏楽部の思い出が、脳裏を横切ったのでしょう。その顔は涙でくしゃくしゃ。

 

 顧問教師指導のもと、3年間、音楽に傾けた情熱は大人になってもきっと芸術を愛好し、音楽の楽しさや深さが感じられる人になり、同時に得た「苦労と友情」は人間の幅を大きくしてくれるものと確信します。「音楽の夕べ」がとても楽しめました。 

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