何事も長続きするには頑張り過ぎない
一人暮らしを余儀なくされてる私は何かと積極性に乏しく、特にスポーツに興じることは他の趣味に比較して少ないです。中学生時代はバスケット部に所属し、お陰で身長が伸びました。
当時、栄養が少ない時代であっても、ジャンプする競技であったためか足が長くなり【?】、バスケットの効果が出たと考えられます。両親とも小柄であったにしては、今でも身長178センチで同級生の中では大きいほうです。
近年、友人Samuel Todさんとは職場の同僚であったことから出会い、彼には県内の登山にご同行願い、すでにかなりの山々に登りました。連れてって頂いたというのが正しいです。
登山は山頂からの景色、冷たい空気、野鳥の声、健脚へと、心身ともに健康に繋がり私にとって大変楽しいことです。チャンスを作り今後も標高2000メートル程の中低山を中心に登りたいと思ってます。
彼がいれば「山と英語に関して」は大船に乗ったようで、話される内容は政治情勢や経済情勢、そして山から恋愛に至るまで多岐にわたり、私としては素晴らしい友人に恵まれたと感謝してます。彼は日本語と英語のどちらかが主ということはないようです。
ところで、若い時代、暑いインドで泳げるようになった私はプールに行けば当時3000メートル位は泳いだのです。日中は暑すぎるので夜間、泳ぎ集中できました。翌日、職場へ行くと上司から「目が赤いよ」と言われたものでしたが、プールに行ってたことは話しませんでした。仕事に差し支えるほど長距離を泳いだからです。
最近、車で10分ほどの「新町温水プール」に行くようになりました。曜日を決めてるわけではありませんが、時間があり気が向いたらです。しかし、泳ぎ出すと若いころの癖が蘇り、ついスピードを上げて疲れてしまいます。頑張ってはいけないのです。
インドで泳ぎの上手な人に教わったことは、「水泳ではナマケモノになりなさい。」でした。日本人特有の何事も頑張ることが正しいと教わってきた私は、初めは何のことか分かりませんでした。
要するに、水泳ではいつまでも水面に浮き、長い時間泳ぎ続けるためには力を入れてはいけないということなのです。ですから「ナマケモノ」になれば疲れず、1時間くらいは泳ぎ続けることができるということだったのです。
現在の私にとって水泳は競技でなく健康維持が目的ですから、呼吸筋を使い、特に心肺機能向上としては理想的です。その他考えられる利点は皮膚の体温調節、エネルギー消費が大きいこと、肩など靭帯の柔軟性です。特に成人病対策として血圧にはかなり良いことが計測して分かります。
水泳後10分ほどして計測すると、脈拍は90程度と早めで、血圧は120台~70台で理想的です。これは水泳が循環器にとって良い作用を及ぼすと考えられ、身体が水平になってるので、下半身のむくみが解消されてるのかもしれません。意識して呼吸し、体内に酸素を多く取り入れてることも理由でしょう。
私は水泳する目的をしっかり頭に叩き込み、「力まず」、「ナマケモノになり」、「長い距離をゆっくり泳ぐこと」だけに狙いを絞るつもりです。スピードを上げて頑張ると寿命も縮めることはよくあることです。平泳ぎを中心に、あたかもカエルやミズスマシになったつもりで、いつまでも楽しく水面に浮いてるようになりたい。
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