就寝中に作られ、日中に溶ける私たちの骨
経済を専攻した人は僅かでしょう。しかし、現実に経済社会の中で生きるには、どなたにとっても経済動向は切っても切り離せない大切なことです。専門家でなくても私たちは経済の動きを素早く捉えることが必要です。
今や情報化社会です。情報は世界同時に流れるため、証券マンや銀行マンなど経済の専門家に限らず、一般の人でも世界の経済動向を素早くキャッチできる時代です。
経済と同様に、すべての人は医学を専攻したわけでありません。しかし、生命に関わる点から、どなたでも健康維持においてはプロでなくてはならないのです。
老化は40代頃より始まるといわれ、私たちはこれをできるだけ遅らせる工夫や、近年叫ばれてるMetabolic syndromeやLocomotive syndromeは、その多くが生活習慣に関係すると認識し、何気ない「自らの欲求に任せた生活」を見直し、健康は自らの抑制や、自ら多面的に工夫し改善するという気迫を持ちたいものです。
一般的な老化現象は、まず姿勢に現れる気がしてなりません。私たちは日々、無意識のうちに楽な姿勢をとリがちで、特に背中に緊張感がなくなるようです。
それは医学的には、肉体を支える肝心要の骨の量が少なくなったり、それに比例して筋肉の量も減少していると考えられます。見落としがちな骨の量が充分あってこそ若々しい姿勢が維持できると考えられます。
ところで、私たちの体内では同じ骨がずっと使われるのではなく、古い骨は毎日少しずつ溶けて、新たな骨に交代してるといわれます。使われた骨は日中に溶け出し、夜中の就寝中に新たな骨が生成されてるといわれます。ほんの少しずつであっても、昼夜これが繰り返されてるのです。
このため、私たちは新たな骨の源となるものを摂取すべきでしょう。ご存じの通り、骨を作る代表格はカルシュームといわれてます。
カルシュームを多く含むものは牛乳ですから、少なくても一日にコップ一杯は飲みたいですね。小松菜、チーズ、シシャモなどもカルシュームが多く含まれると分析されてます。食物成分表にはすべての食品について、その栄養素と含有量が記されていますから参考にすると勉強になります。
日々、カルシュームの摂取に努めるとともに「食べ物の量は少なく、種類は多く」を原則とし、栄養バランスの良い食生活を取り入れたいものです。 また、骨の生成については、ある程度、骨に負担をかけることが効果的といわれ、日々、無理ない程度に肉体労働を取り入れるといいと思います。
例えば、ダンベル体操、温水プールでの水泳、里山の散策、サイクリング、ウォーキングなど自分に合った運動がいいでしょう。また、仕事を通じてうまく実践できれば一石二鳥です。目標に向かって続ける【骨太の意思】こそ不可欠でしょう。
一方、自身の姿勢を見直すには【全身を映せる大きな鏡が教師】になります。内臓と同様、自身のことを最も知らぬのは自身であることを肝に銘じ、客観的に自分の姿が見られるといいと思います。骨粗鬆症は正しい食生活と、ある程度、骨に負担をかける運動を取り入れ未然に防ぎたいものです。
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