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2009年11月

2009年11月30日 (月)

とんでもない「事業仕分け」・・・・英語ノート廃止

 新学習指導要領で平成23年度より必修となる「外国語活動」の一環として、今年度より小学5、6年生に教科書代わりである「英語ノート」が無償配布されていました。これは英語を指導したことのない現場の教師にとって授業の道しるべであり、その活用度は大変に高いといわれます。

 ところが、今回の事業仕分けで、貴重な教材である「英語ノート」の廃止が決まり、現場教師からは困惑の声が殺到と伝えられています。肝心の子供たちの英語能力向上に大きくマイナスになることは否めないでしょう。

 しかも、事業仕分けでは深い論議もなく30分程度という短さで廃止を決め、将来の日本を担う小学生の語学の芽を潰してしまうとんでもない判断が簡単にされてしまいました。何と末恐ろしいことでしょう。委員の中には、小学校での英語教育の必要性を否定する「そもそも論」も飛び出したと伝えられます。

 近年、中国・韓国はもとよりアジア諸国では、国際語である英語を小学生から重点的に教育し、未来に世界で活躍できる人材の育成に力を注いでいるといわれます。今や英語力において日本はアジアにおいてきぼりです。

 ある東南アジアで行われた若者による交流会でのこと。アジア諸国の青年は今後の世界のあるべき姿を英語で堂々と発言していても、日本から参加した若者はその論議に全く参加できず終いであったといわれます。

 この姿を直視した大手商事会社の責任者は「アジア諸国の若者と日本の若者の英語能力のあまりの格差」に呆然となり、国際社会にあって日本の未来に深く危惧したという話を聞いたことがあります。

 英語の聞き取りは五感の一つである聴覚に深く関係し、柔軟な小学生時代こそ効果があるといえます。当たり前のように長く行われてきた中学生からの英語ではアジア諸国に全く太刀打ちできません。

 【結果が次代に出てくる教育に関することを事業仕分けで論ずること自体】、新政権の判断は未来に逆行しています。

 【以下は以前にブログに記したものです。手直しして再度発信いたします。】

 私たちの予想を遥かに越える可能性を持つのは小学生でしょう。この貴重な年代に大人たちは最大の教育環境を整えてやる責任があります。私たちは多くの分野で考えられない能力を発揮する小学生を見ることがあります。

 例えば、珠算の読み上げ算を英語で聞いて計算し英語で答えます。しかも、その位が億も含みます。このような能力は殆どの大人は不可能でしょう。指導力のある教師がいて、親が良い環境を整えてやることができれば、目を見張る能力の開花が可能です。開花の下地は子供でなく大人の責務です。

Dscf0444  現在では、小学生から英語に親しませることにおいては、日本よりアジア諸国の方が先進国です。独自の文化の伝承を第一にしながら英語に力を入れてるようです。英語の時間を増やすと基礎である国語など他の教科が遅れると危惧する意見がありますが、英語を学習することは日本語を客観的に見ることにつながります。

 使える英語が身につかないのは始める時期が遅過ぎたことが一因で、音声による英語は「直感的に脳に働きかけるので」脳の柔軟なうちが勝負です。「鉄は熱いうちに打て」が当てはまります。小学生時代にネイティブの人の口元を見たり、顔の表情に接しながら正しい抑揚に親しみ、コミュニケーションとることは、どれほど有益か計り知れません。柔軟な脳、スムースに吸収できる素質がある年代に正確な発音を経験させたいものです。

 振り返って、私たちが英語を学習したのは音声からではなく、文字から入り、正しい発音や抑揚、アクセントを学ぶ機会はありませんでした。

 現在はALTと呼ばれる英語圏出身の先生から直接教わるチャンスがあり、夢のようで羨ましい限りです。もし、私が小学生時代にこんな環境にいれば今頃どうなっていたでしょう。生まれ変わりたいほどです。

  今や世界はますます一つになりつつあります。未来に生きる子どもたちは日本語で考えたり、英語で考えたりする能力が等しいことが究極なことです。

 【写真の右下は私の出た倉賀野小学校、中央に一本杉と共に大きな三角屋根が私の家です。】

2009年11月28日 (土)

景気回復の重荷になるか・・・ドバイショック

 政権交代以来、3ヵ月経過しても新政権による景気回復戦略が極めて遅いと感じるのは私だけではないでしょう。

 来年度予算に対して無駄撲滅と称するセレモニー的「事業仕分け作業」が華やかに報道されても、現実の国民生活は日々ますます疲弊に向かってるように感じてなりません。

 新政権は何よりも現在の景気回復こそ最重要課題として、もっと早急に力強く取り組んで行ってほしいものです。

 現在の為替相場は14年ぶりの円高水準になり、1ドル=86円台。衣料や食料品など海外で作られたものは割安となって消費者にメリットがあっても、それは国民全体の経済成長には微々たるもの。

 これでは特に自動車産業など輸出関連企業にとっては巨額な損失となり、例えばインプレッサーなど人気車種を生産する我が群馬を代表する大手自動車メーカーでは円高が1円進むと年間25億円の損失につながると報じられてます。

 多くの国民の願いとは裏腹に、27日の東京市場は円高と株安が急速に進み、株式市場は全面安の展開となり、日経平均株価は7月13日の9050円以来4ヵ月半ぶりに9100円台を割り込む急落となりました。来月は寒々します。

 ところで、ニュースによるとペルシャ湾南部に位置するアラブ首長国連邦の都市ドバイで政府系の投資持ち株会社「ドバイ・ワールド」と、その不動産子会社「ナヒール」による【債務不履行の懸念】が世界に広まり、昨日から欧州・米国まで世界の株は下落気味です。

 アラブ首長国連邦といえば1971年にイギリスから独立し、近年、素晴らしい建設ラッシュで、超モダンなビル群が砂漠に立ち並んでいます。日本の企業も多く進出しており、例えば、清水建設は主に高級住宅を、大成建設は海底トンネル施工を受注しているといわれ、今後、これらの工事代金の回収が危ぶまれ損失の可能性が懸念されます。

 このようにアラブ首長国連邦では多くの日本人が駐在し、人口第一の都市アブダビ及び、第二の都市ドバイには日本人子弟のために日本人学校が設置されています。

 群馬県からもこれらの学校へ数名の教員が派遣され、暑い国で日々教育活動に従事されてます。私は先生方の赴任の際、前橋で行われた壮行会に出席しアラブ首長国連邦国歌の楽譜をプレゼントしました。

 ヨーロッパの多くの金融機関がドバイに融資してる現状では、これらの金融機関の株が下落すると、懸念されるのは関連して他の新興国経済の先行きも不安になることです。

 今回の急激な円高は、このような世界経済の流れにおいて相対的に安全資産とされる円が多く買われたためと考えられ、ドバイショックが円高に拍車をかけてることは否めないでしょう。現在、世界通貨の中でも円の価値が高いと言えます。

 ドバイショックが大手日本企業に打撃を与え、これも東京市場への悪影響となると12月の日経平均株価は9000円の大台を割るのでしようか。

2009年11月26日 (木)

自己改革への第一歩となるか・・・自転車的生活

 このサイクリングロードは群馬県南部を流れる左側が烏川、右手前方が鏑川でその合流地点です。このため、土手はご覧のように珍しく二つの川に共通するカーブを描いてます。ここから10Kほど下流で利根川に吸い込まれます。

 自然に囲まれた土手の上を散歩したりジョギングすることは空気も良く健康的です。おまけに、これからの季節はロシアからの渡り鳥が羽を休めるサンクチャリーがあちこちに見られます。50年もレース鳩を飼育している私は、人間には見ることができない大海原を飛び越え続ける渡り鳥の姿が想像できます。

 これら渡り鳥の飛翔能力ほど驚愕するものはないでしょう。それは人間には考えが及ばぬ何千キロもの連続した超長距離飛翔。海に落ちれば一巻のお終い。このように途中起りうる大自然の脅威、猛禽類の出現など運不運をくぐりぬけ、憧れの目的地・日本へ到着です。

 命をかけた渡り鳥の運動能力、遠い祖先からの遺伝と考えられる方向判定能力、そして目的地まで向かおうとするへこたれない強靭な意志から私たちは多くを学ぶことができます。渡り鳥はどれほどの強い精神力を持っているのでしょうか。それに引きかえ私など何をするにもすぐ弱音を吐いてしまい持続力が足りません。

 渡り鳥同様、いつまでも健康に生き、脳の刺激と体力を維持すべきは私たち人間も同じこと。

 ところで、この度サイクリングの大家Mr. Samuel Toddの勧めもあり、運動不足解消に程良いスポーツ車的な自転車を購入しました。実は今まで我が家に自転車がありませんでした。どこへ行くにも歩くか車でしたので、これからは便利になり、特に年齢とともに弱体化する膝など下半身の強化に有効と考えます。

 一方、自転車をこぐ筋肉は登山に使う筋力と一致してるように思います。このため今後、山登りした時の疲労度が今までとは違ってくるでしょうか。また、足腰の筋肉を程よく使って汗をかき、時々、水分補給を続ければ、これまた文字通り、内臓のサイクリング(循環)につながるとも考えられます。

 自転車をこぐ筋力は主に大腿部の筋肉であっても、同時に大腿部の裏側の腱であるハムストリング、足首、膝関節の鍛錬にいいでしょう。そして、肝心要となる心肺機能の促進にはプラスになると期待してます。風のない好天の日の午前を選んでサイクリングロードを走ることは平素、目にできない自然の光景に出合うチャンもあるでしょう。こんなこともワクワクすることです。

 今朝も早速、片道1キロほどのガストへ朝食に使いました。だいたいスイスイですが、側道は路面が意外と凸凹していることに気がつきます。その点、アスファルトの自動車道は走りやすい路面です。

 エコロジーを考えれば経済的で健康的となり一石二鳥です。しかも、見聞が広がり脳の刺激になるでしょう。

 高校時代は家から7キロほどの自転車通学でした。若いとき覚えた感覚は衰えず、今回ふらつくこともなく、すぐに乗れました。自転車は三半規管も含めバランス感覚が鍛えられると思います。

 強いて欠点を言えば、近頃、自民党総裁が体験されたように自転車同士の衝突、車との接触、歩行者との接近など事故になる可能性があり、交差点を中心に未然に危険を回避する心構えも脳にいいです。

  多分、製作されたのは中国です。しかし、RENAULTと表示されてるので本家はフランスの会社でしょう。値段はママチャリの2倍ほど。私のソプラノサックスはフランス・セルマー社製、当舎にいる代表レース鳩「スチール号」はフランス南部モントバーンからオランダ北部まで飛翔。車はドイツ車アウディーTTクワトロとヨーロッパ生まれの動物や、生活の道具が身近になってきました。

 あと変革すべきは井の中の蛙的な私の精神のみです。こちらもグローバルに、そして肉体を強靭にしたい。果たして今からでも大丈夫でしょうか。何事も必要性を認識したとき始めるのがよいと聞いたことがあります。

 やがて来るかもしれない新たな生活への基盤づくりをしたい。  

2009年11月21日 (土)

感銘した桐商吹奏楽部サウンド

 20日(金)午後6時30分より、リズム感あふれる吹奏楽の醍醐味を久々に味わいました。群馬県桐生市民文化会館シルクホールで開催された桐商吹奏楽部の定期演奏会に倉賀野から桐生まで車を飛ばしました。

 夕刻、30Kの道のりは滑り込みセーフ。辛うじて開演に間に合いました。会場に入ると観客席はすでにほぼ満席。私はお客の視線を浴びながら歩き比較的前の席に座りました。

 それは、指揮者の先生や生徒さんの表情をしっかり感じたり、デジカメを使いたかったからです。演奏の妨げにならぬようフラッシュなしでシャッターをクリックしました。

 プログラムは三部構成。バランスを考慮した企画は一部で桐商サウンドの腕の見せどころとなる吹奏楽オリジナル曲。本年、県代表となったハーモニーは安定感ある音程、そして躍動的なテンポ、リズムに表れ、指揮者の先生の動きの繊細さと部員の繰り出す音は瞬時瞬時に見事なまでに一体感が感じられました。

 二部はステージドリルで、主題はアラブの恋愛冒険ファンタジー。増2度の音程がふんだんに含まれるアラブの国の神秘的、哀愁的な音楽と動きは鑑賞する人を異国へと誘い、私は時間を忘れ総合芸術の世界に浸っていました。

 それは独創的な演出による中東的照明。そして、これまた部員たちが纏っているアラビア情緒たっぷりの民族衣装。本来の演奏のほかに、短期間によく準備ができたものです。これを見ただけでも、部員たちの定期演奏会にかける並々ならぬ情熱が伝わってきます。1000名を超える観客たちの心境はすっかり神秘の世界に引き込まれていました。

 三部は「お楽しみステージ」と銘打って事件と魔法を演出。お客をも考えさせる創意工夫されたオリジナル。生徒たちのコミカルな振る舞いに観客は笑いの渦に巻き込まれ続けました。

 時々、輝く音色の独奏がありました。特にアルトサックスとテナーサックスのリズム感に富んだスーパーテクニックは輝かしい音色とともに桐商サックスのレベルの高さを感じました。

 圧巻はこの定期演奏会で引退する3年生を送るセレモニー。正面一列に並んだ三年生一人ひとりに後輩から「感謝と激励の言葉」が贈られ、3年間の練習で辛かったことや楽しかったことが一つ一つ甦ったのでしょう。3年生の顔は涙でクシャクシャ。

 バックミュージックを奏でる1,2年生たちも、そして観客まで思わずもらい泣き。3年間、桐商吹奏楽部で培った「物事に対する厳しさと温かな人間味」は今後、社会で活躍する上に必ずプラスとなり、精神的に力強く生きていけると確信しました。

 3年生の皆さん、最後までやり遂げられたことに心より敬意を表します。

 本年度より高校教員になられた指揮者の伴野先生にとっては初陣となる定期演奏会。 スローガン「自分に限界をつくらない」と書き込まれたTシャツを教師も生徒も着ての演奏は、その姿を見る鑑賞者にとって崇高なる桐商教育が感じられ、2時間の定期演奏会は充実この上ありませんでした。

2009年11月20日 (金)

世界から遅れが目立つ日本経済の回復

 ここ数日、国の経済政策に対する不安感からか株価が下落し、連日、低迷が続いています。衆議院議員選挙で民主党が大勝した翌日の日経平均株価は2009年の最高値1万639円を示し、Topixも977ポイントの最高を記録しました。これは政権交代に対する投資家の期待感の表れだったと思われます。

 しかし、本日の日経平均株価は9497円、Topixは838です。

 ネットで検索すると、米国ダウ平均株価をはじめイギリス、香港など世界の主要市場では、最近、年初来の高値を更新してます。特にダウは3月10日の6547ドルに比較して11月19日は10332ドルとかなりの上昇です。東京市場と比較するとその差は歴然です。

 以前に私は拙いブログで日本市場は前日の米国市場の株価に反映すると書いたことがありますが、ここへ来て両国のチャートは反比例するかのごとくに推移してます。これは一体どうしたことでしょう。

 株価の推移は国の経済政策に影響を受けることは論を待ちません。経済について素人の私が見ても、新政権の経済成長戦略面は明確さが乏しいように感じてます。多くの外国人投資家も日本の新政権による経済政策をあまり評価してないとも伝えられます。

 その他、株価続落で考えられることは、最近のデフレ傾向に対する懸念であり、このところ物価は下落気味に感じられます。商品の値が下がるデフレでは各企業とも社員の給料を減らさざるをえません。

 やがて来るであろうか、「二番底」の懸念から、最近、金融機関や電機メーカーなどを中心として起こっている「増資」が、これまた投資家の売りに拍車をかけてると伝えられます。これは増資により1株の価値が低下すると考えられるからです。

 日本では長い期間、失業率が改善されず、それも株価に反映してるでしょう。

 一方、米国でも失業率は高止まりといわれますが、それでも株価はかなりの上昇を続けてます。この歴然とした日米の差は新政権による財源確保や経済戦略が投資家に明確に見えてこないからではないでしょうか。

 年頭に「今年こそ日本経済が回復するのではないか」と多くの国民が期待したこととは裏腹に、このまま株価の下落が続くと、今年になって日経平均が折角10000円台を回復し50日間も維持したのに、年末には9000円割れも覚悟しなければならないでしょう。

 子供手当の財源確保のためにダムなど公共事業が見直されても、それにより仕事がなくなるのでは何にもなりません。「いかにしたら多くの国民の雇用を増やせるか」こそ経済政策の根幹です。

 最近、7~9月期のGDP(国内総生産)がやっとプラス成長と伝えられても、依然として雇用確保が不十分では日本経済の回復と安定はすぐには望めないようです。

【写真はすべて群馬・牛伏山山頂からです。画像をクリック拡大してご覧ください。】 

2009年11月18日 (水)

寿命に影響するかもしれないストレス

 現在の日本は「格差社会」といわれ、それは「経済面」及び「健康面」について顕著に現れるでしょう。超高齢化社会へ突入とともに、その差はますます広がってるように思われます。この格差そのものがストレスともなり、長寿を目指すには、この両面及び「心のあり方」において、常に安定した生活がポイントと考えてます。

 統計上、我が国では平均寿命が女性は86歳と世界1位、男性は79歳で世界4位になり、長寿大国といえます。しかし、この差はもしかして男性が女性に比べてストレスに弱いのではないかと考えてます。

 依然として経済の低迷期が続く現代においては、職場における人間関係のストレス、仕事上のストレスが今までより多いことは疑う余地がなく、不安定な職業に就いている場合はよりいっそうストレスが生じやすく、うつ病などの発症も考えられます。特に中年女性においては仕事と家庭の両立が難しく、ストレスが予想以上と感じられます。

 一方、職場のみならず家庭生活においてもストレスは起りうることです。親子関係では子供の成長とともに親子のコミュニケーションが不足する場合や、特に配偶者との性格が合わない場合は深刻この上もありません。

 今日の離婚件数や家庭内離婚を考慮すると、一人になっても高齢化社会の真っただ中にあって、健康面や経済面で新たなストレスが生まれ、それは簡単に消え去ることはないかもしれません。

 このように配偶者の性格が原因のストレスでは当面の解決策が見出せず、長寿を目指すにはマイナス要因とも考えられます。最初は情熱的に一緒になっても、現実の結婚生活ではいろんな要因で運不運に左右されるようです。

 このように慢性的ストレスは身体に悪影響を及ぼし、「脳の働きを低下させ」、それが自律神経などにつながり、血圧や血糖値を上げる要因となる危険性が考えられます。

 現代社会においては多かれ少なかれ誰でもストレスはあるものです。私自身も一人暮らしという大きなストレスの真っただ中に生きてます。今後のことが未知数である不安感に毎日苛まれています。でも、Samuel Toddをはじめ友人には恵まれてます。

 どんな状況にあっても人は与えられた人生を生きなくてはなりません。

 私が考えるストレス解消法は現在どのような状況・環境にあっても、「明るく前向きという姿勢」以外にないような気がします。ストレスと上手に向き合うのもいい人生に繋がる知恵ではないでしょうか。

 その点、素晴らしい音楽や絵画など芸術に心を向けることは、芸術本来の目的にも沿い、ストレスから一時的にも解放されるのではないでしょうか。スポーツなど、どんな面でも自分に合った好きなことで、「生活を楽しむ意識」こそ大切で、生活を楽しむ意識の低い人に比較すれば、格段の差でいい毎日につながるでしょう。

 生活に前向きな人は健康に良い生活習慣を持つので、何事にも積極的になり、ストレスへの対応が巧みになり、長寿のためにはプラスと考えてます。

2009年11月14日 (土)

中国女性の前で弾いたピアノソナタ「テンペスト」

Photo  最近はご無沙汰になってるピアノによるホームコンサートですが、最も印象に残る曲はベートーベンの「テンペスト」です。この曲を人前で演奏するには正直言って今の私の実力の1.5倍くらいの力量を必要とします。それにもかかわらず、中国女性・郭さんの前で弾きました。彼女は現在、仕事の関係で日本に住んでおられ、高崎第九合唱団に所属するほど音楽が好きな方です。

 ホームコンサートでは最初に中国国歌を弾きました。外国の方がお見えになってる場合、私はその方の国歌を弾くことにしてるのです。これは常に仕来たりです。国が異なっても言葉より親密さが心に伝わる気がしてなりません。音楽の力は偉大です。

 歓迎の意味を込め弾く国歌はどの国の方が見えても対応できるようにしてます。郭さんも思いがけず懐かしい祖国の国歌を日本の片田舎の家で聴けるとは予想外だったのでしょう。目に潤いが感じられました。これからも機会あるごとに外国のお客様に心からもてなし、親しくするようにしたいと思います。郭さんには数曲聴いていただき、最後は心を込めて「テンペスト」でした。

 「この曲を理解するにはシェークスピアのテンペストを読みなさい。」とベートーベンが弟子に伝えたと言われるだけあって、音楽であるにもかかわらず、音楽であることを忘れてしまうほど、あるいは音楽を超越してるように感じるのは私だけでないかもしれません。

 苦悩の環境に耐え、その中にあっても、かすかな光を探し求める人間の心奥を劇的に表してるようで、聴いても弾いても作品の持つ素晴らしさに心が奪われます。「人間の持つ弱さや強さを内包し」、この音楽の持つ訴えが余すところなく心に迫り、深い感動を覚えます。

 具体的には次の楽譜において、左手の運命を表すテーマに顕著に現れます。それを受け右手の応答はこの上ない深い悲しみと優しさを持って慰め、そして克服するかのごとです。曲は次第に精神の高揚へと導かれ、幾度となく繰り返される左手の厳格なテーマは対照的な右手の応答と相俟って、その掛け合いは比類なき美の階段を上り詰めていきます。

 ドイツで作曲されたピアノソナタが200年ほど経過しても、なぜ、後世の人類にこんな感動を与えるのでしょうか。それは優れた芸術ゆえ、時代と場所を超越する魔力を内包してるのでしょう。拙い私の演奏であっても、郭さんがテンペストを熱心に聴いて下さったのは作品の持つ永遠性に他なりません。

 私がレース鳩を飼育し始めたのは10才ですが、ピアノを始めたのはそれより遅く17才です。多くの場合、小さいころからピアノを始めますが、遅く始めたことにより、それがかえって生涯を通じてピアノに向かうことになったとも考えられます。

 これは近年他界された波戸場先生に勧められたお陰に他なりません。今となっては誠に感謝です。先生に出会わなければピアノを生涯弾かなかったでしょう。

 一人暮らしを余儀なくされてる現在の日々も、「テンペスト」は私の内面に具体的な応援歌としてに迫って来るかの如くです。これからもピアノという表現手段に磨きをかけ、国際交流に生かしたいと思う。

2009年11月10日 (火)

榛名山系・相馬山山頂でカップラーメンを味わう

Dscf0249  写真の山が群馬県・榛名山系の寄生火山・相馬山(1411m)です。私の家からよく見える雄姿に本日3回目として登頂しました。晩秋の静けさを楽しむのは私たちだけで、他の登山客に殆ど会いませんでした。

 同行者は友人Samuel Toddさんと彼の職場のT女史。今回、T女史の発案で実現し、私もお供させていただきました。相馬山は群馬県の中央部に聳え、高崎市方面からの遠望は見掛け上、榛名山系で最も高く見える霊峰です。

Dscf0245  沼尻の湿原を30分ほど歩くと「スルス岩」に出ました。ご覧の通り、グロテスクな景観をなしてます。有史前に起こった榛名山の大噴火による溶岩の塊で周囲が陥没したものと想像できます。これからもずっとこの出で立ちで何千年も、何万年も佇むのです。

  静けさ漂う榛名山が怒り狂い、こんな巨岩を地下から噴出したとは、現代人には想像を絶する地球創世時の物凄い火山活動だったのでしょう。人類誕生とは比較にならぬほど大昔となると、最近になって地球上に現れた人間は、あるいは自然について何も知らないのかもしれない。

Dscf0229  いよいよ本格的な登り。道中は大きな鎖とご覧の鉄梯子の連続です。三点確保を実践しながら一歩一歩の前進は高所の恐怖とは反比例して、周囲は山岳ならではの絶景。これは大自然による私たちへ素晴らしい褒美です。

Dscf0235  「もうすぐ山頂かな?」と幾度思っても、1411メートルの山頂は簡単に私たちを寄せ付けません。それでも、いつかは必ず到着と心に伝え、足腰に鞭を打ちました。相馬山という名の通り、途中は馬の背の如くて゜両サイドは切り立ってます。滑落したら一巻のお終い。仲間のお二人のジョークや楽しい会話に勇気をもらい私は最後尾から息を弾ませての挑戦となりました。

Dscf0231   いよいよ山頂近くの平坦な小道になると、心はすでにウキウキ、お弁当の楽しみが脳裏に浮かびます。

 それにしても、Samuel Toddさんは山の楽しみを仲間に授ける才能の持ち主で、毎回、ガスでお湯を沸かし、カップラーメンを作ってくれますが、山頂でのカップラーメンは殊のほかおいしいのです。

Dscf0243  また、甘く温かな紅茶のプレゼントです。今回はニュージーランド製の紅茶とのこと。こんな高級品を相馬山山頂で3人で頂くとは正にWe are on cloud nine.雲上の幸せです。

 楽しい山頂での語らいは1時間ほど続きました。下界の人々とは別世界の環境を享受し申し訳ないと心に感じつつ、私たちの心は一つになりました。空気の澄んだ高い位置は人の心を純粋にしてくるようです。

  帰路は榛名湖畔に立つ吾妻山荘5階の大浴場です。ここでは絵葉書のようなコニーデ火山・榛名富士の優しさを眺めをつつ疲れた足腰をほぐし、9時間にわたる充実した一日が過ぎました。 

2009年11月 7日 (土)

Language study that stimulates brain and prevents dementia

  英語のボキャブラリーを増やしたい願望は趣味の一つとして今でも衰えていないようです。今までも英語版「天声人語」やイギリスから直輸入したレース鳩月刊誌「ピクトリアル」など興味ある英文を読みました。これらは私の実力より10%ほど高いレベルで目的に沿ったものでした。

 この度、より生きた英語感覚を培うために何がよいかと考え、話題を政治や経済に拡大し、最新ニュースを読む必要性を感じました。このため、The Japan Times Weeklyを2年間購読することにしました。値段は1ヶ月950円で毎週土曜日に郵送されてきます。

 テレビや日刊新聞でおよそ把握してる内容をup-to-dateな英文で再度確認でき、世界の一週間をコンパクトにまとめた内容は私にとって充分魅力あるものです。

 前述のように現在の力の10%上を目指すなら頑張れる範囲でしょう。それはWeekly版であるため全21ページという英文量ですから、心の負担はあまりないと思います。もちろん、新聞ですから、すべて読む必要はなく、head lineを見て興味ある記事や何となく面白そうなものを拾って読めばいいのです。

 実は友人でニュージーランドについては生き字引のようなSamuel Toddさんが、この度、別宅で英語教室を開設されるとのことで、最近、最新鋭の映像機器が設備されたり、海外の雰囲気を持つ寛げる教室が完成し、私は見学させていただきました。

 彼と私は以前に職場の同僚であり、たまたま席が隣であったことも幸いしました。しかも、山登りと英語という共通項があり、それ以来ずっと親しくさせていただいてます。

 教室がオープンし軌道に乗ってから、私は刺激を受けるため習いに行く気持ちです。The Japan Times Weeklyで独習したことも英会話にプラスになれば嬉しいです。

 The Japan Times Weeklyは読者の便宜を図り、難解な単語やフレーズには欄外に説明が記載され、理解の手助けになり、すぐに辞書を引かなくてもおよそのことは把握できるでしょう。正確な発音やアクセントについては英和辞典で確認したいと思います。

 高齢化社会一年生として、これからの人生で「最も気を配るべき大切なこと」はanti-ageing を実践し、senile dementiaを予防することです。健康とは身体のみでなく、脳に刺激を与えることが大切と考えてます。その点、語学学習はプラスに働くと思ってます。一日一回は英文に目を通す日々としたい。

2009年11月 5日 (木)

我が母校から巨人軍選手の誕生か!

  ワールドシリーズ第6戦ではヤンキースがフィリーズを7-3で下し優勝のニュースが入ってきました。しかも、ヤンキース松井秀喜選手が先制特大2ランに続いて第2、第3打席でも連続2点タイムリーを放ち、6打点という大活躍を見せ優勝に大きく貢献しました。

 大リーグの歴史に名を刻む日本人初のワールドシリーズMVP=most valuable player(最優秀選手)獲得と報道されてます。手首の骨折や膝の手術を克服しての偉業。松井秀喜選手の活躍は私たち日本人の大きな誇りです。

 彼といえば夏の甲子園で5打席連続して敬遠された逸話は有名で、この時から今日の松井秀喜選手の片鱗を窺い知ることができたのです。

  また、今季、大リーグで2000本安打を記録し、9年連続200本安打の新記録を成し遂げたマリナーズのイチロー選手も開幕当初、胃潰瘍で16試合を欠場したにもかかわらず、この偉業を達成しました。

 大リーグで活躍する2人の選手を見ると「天才とは際限なく苦痛に耐えうる能力をいう」というシャーロックホームズの言葉が頷けます。目的達成には不屈の精神と不断の努力がいかに大切であるか私たちは学びます。

 一方、日本ハム対ジャイアンツによる日本シリーズではジャイアンツが3勝2敗となり、王手をかけました。いよいよ札幌での決戦が近づいてます。本日のテレビ観戦では9回裏、連続ホームランによる逆転サヨナラで観客は興奮の渦に巻き込まれています。果たしてどちらが日本シリーズを制するのでしょうか。どちらもリーグを代表するチームで実力は伯仲。女神の微笑みがどちらに向くか目が離せません。ワールドシリーズに負けない熱戦が展開されるでしょう。

 ところで、日本では昔から野球人気が高いです。これはアメリカの影響でしょうか。本日のように、見ごたえあるゲームですが、不思議なことに世界的には野球に縁のない国が多いと聞きます。ニュージーランド人の話では野球は殆ど行われないようですし、インドに住んでたとき野球場らしき場所を見たことはありませんでした。広大な草原でクリケットやサッカーはよく見ました。詳しいことは存じませんが、ヨーロッパでも野球はあまり行われてないようです。

 このように野球がアメリカと東アジアに一極集中し全世界にあまり普及してないことについて考えてみました。

 スポーツに素人の私であっても思い当ることがあります。それは試合中、選手たちの動いてる時間が他のスポーツに比較して少ないです。2~3時間の試合中でも動いてる時間はおそらくトータルで10~20分程かもしれません。あるいはもっと短いかもしれません。後の時間はほとんど動いてないことが試合を見て気づきます。これは他のスポーツと大きな違いでしょう。

 攻撃時にはバッターボックスに入るのは一人で、後の選手は打順が来るまでベンチで待機し、守りについてるときもボールが来ない間、緊張感はあっても定位置にじっとしてます。結果的に動くのは短い時間のみで、そのとき打ったり、走ったり、投げたりします。例外的に動きの多いポジションはピッチャーやキャッチャーでしょう。

 野球以外の団体プレーにおいては、例えばサッカーやバスケットボール、バレーボール、ラグビーなどは常に全員が動いてることが分かります。

 本当の理由は承知しませんが、野球がオリンピック種目から外れたのは国や地域によって普及度や実力にむらがあり、世界的に見て普遍的でない種目であることが理由かもしれません。あるいは前述のようにスポーツとして試合中、動きが少ないことかもしれません。

 しかし、いろいろあるスポーツの中でも、私が感心するのは「野球のルール」です。誠によく考えられてると思います。団体スポーツであっても、ピッチャー対打者の一瞬一瞬は個人対個人の戦いで、その結果、三振になるか、ボールがどこへ飛ぶかは予測がつかず、大観衆も一球一球の行方に固唾をのみます。応援してるチームにgrand slam(満塁ホームラン)などが起こり、逆転でもすれば我を忘れさせるスポーツです。

 テレビ観戦ではピッチャーや打者は画面にアップされます。これが他のスポーツ中継ではあまりないことです。こんなことから観客にとって選手という人物が身近になり、男児の憧れの職業になるのでしょう。

 ところで、ニュースによるとタイトルのように、我が母校から初めてプロ野球選手が誕生する可能性が出てきました。実現すれば私にとって大きな楽しみです。巨人軍のスカウトが昨日、群馬大学教育学部4年の神田投手に指名の挨拶に来られたとの報道です。

 本来ならば教職に就く訳ですが、進路を180度の方向転換。9月に行われた巨人軍の入団テストに参加した結果、右横手投げから130キロ台後半の直球が目に留まったといわれます。

 「ドラフト枠の選手も育成枠の選手も入団すれば同じ選手」とのスカウトの言葉に、神田投手は「巨人軍の一選手として頑張る決意を示した」と伝えられます。ジャイアンツでの活躍が大いに期待されます。

2009年11月 3日 (火)

軽井沢の結婚披露宴でソプラノサックスを演奏  

Dscf0111  11月2日は「いい二人の日」 です。この日、日本列島は寒さで震え、この秋一番の冷え込みでしたが、活火山・浅間山が近い軽井沢の有明邸で結婚式が執り行われました。私も暫くぶりに教会形式の結婚式と披露宴(ハウスウェディング)に出席させていただきました。

 ご本人たちと私との関係は親戚、職場、友人関係でもありませんが、何故かご招待を受け大変光栄に思っています。こんなことは今までありませんでしたし、これからもないでしょう。

 一人暮らしの私は週に一回程度、群馬・高崎駅前「どんどん」で夕食をとってます。ここに来ると孤独感から少なからず解放できるからです。マスターやママさん、そして若マスターや従業員の方々と気楽に話ができ、とても家庭的な雰囲気です。最近では中国の若い女性3人もウェイトレスとして働いており、内々ですが、私にとって中国語の勉強になり、それも楽しみなのです。

 実はこの「どんどん」の若マスターがこのたび結婚式を挙げられました。お相手は学生時代、ここ「どんどん」でアルバイトとして働いていた素敵な女性です。彼女はとても気さくでいつも声をかけてくださいました。このため、私もつい予定より多くお替りをしてしまい、時間のたつのを忘れてしまいます。

 このお二人は100パーセント恋愛結婚です。このような形で出会い少しずつ愛を温めてこられたのでしょう。そして結婚に至ったのですから誠に羨ましいと言わざるを得ません。想像では数年以上にわたり、愛を育んでこられたのではないかと思います。

Dscf0226  ところで「結婚で大切なことは何か」とは、大昔から人類永遠のテーマです。結果的にカップルは幸せになったり、幸せとは程遠いということになったりですが、私は「結婚の幸せ」とは案外、単純なことではないかとも考えてます。

まず、健康な二人であることです。適切な食事と適度な運動は欠かせません。そして、経済の独立です。それには特に夫に一生貫く職業があることです。そして「愛し、愛される幸福」=誠実であること。これにより会話は泉の如くで、楽しさは枯れることを知りません。

 誓いの言葉の如く生涯にわたり、愛し愛され続けるカップルも現実に多く存在し、年数が経過しても変わらぬ深い「夫婦の絆」ほど尊いものはありません。これを結婚の幸せと呼ぶのでしょう。

 ところで、先般ブログに記したように、客であるだけの私が結婚式に招待されたのですから、二人のために私ができることは何かと考え、簡単なスピーチとソプラノサックス演奏で祝福することにしました。1ヶ月前より練習を重ね、予定通り2曲が演奏できました。

 1曲目は新郎の新婦を思う気持ちを代弁するかのごとく、「好きにならずにはいられない」原曲は「愛の喜び」です。そして2曲目は新婦が新郎を慕う気持ちとして、「ただ二人だけで生きていたいの」と歌う「愛の賛歌」をしみじみ吹きました。どちらも男女の深い愛をテーマとした曲なので、気持ちが高ぶる如く、ビブラートを充分に効かせ声楽のように吹きました。心に響いたでしょうか。

 お二人はこれから社会の皆さんのため、寛げる夕食の食事処「どんどん」の二代目として各種料理に磨きをかけ、今まで通り、お客との温かな交流も期待してます。私は酒の量を守り、これからも楽しみとして週に1回は「どんどん」へ伺いたいと思います。お二人の末長いお幸せを祈ります。 

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