« 寿命に影響するかもしれないストレス | トップページ | 感銘した桐商吹奏楽部サウンド »

2009年11月20日 (金)

世界から遅れが目立つ日本経済の回復

 ここ数日、国の経済政策に対する不安感からか株価が下落し、連日、低迷が続いています。衆議院議員選挙で民主党が大勝した翌日の日経平均株価は2009年の最高値1万639円を示し、Topixも977ポイントの最高を記録しました。これは政権交代に対する投資家の期待感の表れだったと思われます。

 しかし、本日の日経平均株価は9497円、Topixは838です。

 ネットで検索すると、米国ダウ平均株価をはじめイギリス、香港など世界の主要市場では、最近、年初来の高値を更新してます。特にダウは3月10日の6547ドルに比較して11月19日は10332ドルとかなりの上昇です。東京市場と比較するとその差は歴然です。

 以前に私は拙いブログで日本市場は前日の米国市場の株価に反映すると書いたことがありますが、ここへ来て両国のチャートは反比例するかのごとくに推移してます。これは一体どうしたことでしょう。

 株価の推移は国の経済政策に影響を受けることは論を待ちません。経済について素人の私が見ても、新政権の経済成長戦略面は明確さが乏しいように感じてます。多くの外国人投資家も日本の新政権による経済政策をあまり評価してないとも伝えられます。

 その他、株価続落で考えられることは、最近のデフレ傾向に対する懸念であり、このところ物価は下落気味に感じられます。商品の値が下がるデフレでは各企業とも社員の給料を減らさざるをえません。

 やがて来るであろうか、「二番底」の懸念から、最近、金融機関や電機メーカーなどを中心として起こっている「増資」が、これまた投資家の売りに拍車をかけてると伝えられます。これは増資により1株の価値が低下すると考えられるからです。

 日本では長い期間、失業率が改善されず、それも株価に反映してるでしょう。

 一方、米国でも失業率は高止まりといわれますが、それでも株価はかなりの上昇を続けてます。この歴然とした日米の差は新政権による財源確保や経済戦略が投資家に明確に見えてこないからではないでしょうか。

 年頭に「今年こそ日本経済が回復するのではないか」と多くの国民が期待したこととは裏腹に、このまま株価の下落が続くと、今年になって日経平均が折角10000円台を回復し50日間も維持したのに、年末には9000円割れも覚悟しなければならないでしょう。

 子供手当の財源確保のためにダムなど公共事業が見直されても、それにより仕事がなくなるのでは何にもなりません。「いかにしたら多くの国民の雇用を増やせるか」こそ経済政策の根幹です。

 最近、7~9月期のGDP(国内総生産)がやっとプラス成長と伝えられても、依然として雇用確保が不十分では日本経済の回復と安定はすぐには望めないようです。

【写真はすべて群馬・牛伏山山頂からです。画像をクリック拡大してご覧ください。】 

|

« 寿命に影響するかもしれないストレス | トップページ | 感銘した桐商吹奏楽部サウンド »

私の経済展望」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 寿命に影響するかもしれないストレス | トップページ | 感銘した桐商吹奏楽部サウンド »