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2009年12月

2009年12月31日 (木)

ご覧頂いた方々、コメントを頂いた方々へ感謝です

 2009年も暮れ行きます。日々一人暮らしの私はこのブログを通じて、多くの方々とネット上で知り合いになれ、お陰さまで心は満たされました。毎回、拙い文章をご覧頂き本当に有難うございました。

 平成21年1月1日のアクセスは89721で、本日は155230です。

 お会いしてなくても、特にコメントを賜りましたときは文章を拝読し親しい気持ちが生まれました。私の記事に具体的に反応していただいた時ほど嬉しいことはありません。出来る限りお返事を差し上げました。皆様から頂戴いたしましたコメントにより、次の記事を書く勇気が湧きました。

 Persimmon Marsh Loft(柿沼鳩舎)のタイトルの通り、本来、レース鳩の飼育方法について立ち上げたブログですが、内容は次第に広がり、私たちが「日々より豊かに生きるために大切なことは何か」について考えることがテーマとなり、力量を超えたカテゴリーに挑戦するようになりました。

 レース鳩を飼育してる方々にとっては物足りない内容でありましたが、レースにおいて今後、ある程度、成績が向上した暁には自ら創意工夫して実践したこと、日々の管理・確かなテクニックについて述べるようにしたいです。

  ブログの記事については確実なことが基本中の基本です。このため今後も取材をしっかり行い、事実内容に間違いのないことに主眼を置き、また、一つの事象について自ら感じたことの表現に努めますので、これからも皆様のコメントが頂ければ幸甚です。

 平成21年にコメントを頂いた方々は次の通りです。感謝この上ありません。

 花舞さん、どるぽっぽさん、Samuel Toddさん、マイさん、ともきの母さん、かなさん、主婦さん、あいさん、はい爺さん、はとさん、ピジョンクレージーさん、愛鷹山さん、浜名湖さん、ETSUさん、寄り道子さん、岐阜の香山さんたちです。1年間、コメント誠に有難うございました。

 ところで、あまり得意ではありませんが、英語が趣味の私は右上のエキサイト翻訳で英語の語彙を増やしています。自ら書いた文章を英語で客観的に見るのも面白く、世界が広がるものです。来年は語彙により幅を持たせたいと意気込んでいますが、覚えても覚えても忘れて行くものです。

 でも、「脳への定着は発信する実践の繰返し」のように思います。

 来年はクロスバイクにより膝をはじめとする足腰の鍛錬に頑張ります。健康に大切なことは「運動、栄養、休養のバランス」といわれますが、このうち難しいのは運動です。健康のためなら頑張れそうです。

 皆様、南の空をご覧ください。シリウスが真南に輝き、新たな1月1日になることを告げてます。太陽とシリウスを結ぶ直線上に公転運動している地球が差しかかっている瞬間です。佳い年をお迎えください。

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2009年12月29日 (火)

耐震化工事より高校無償化にお金を回す新政権

 もうすぐ阪神・淡路大震災の「1.17」がめぐってきます。地震直後に起きた火災による噴煙の映像が今でも脳裏から離れません。犠牲となられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 また、北京オリンピック開催直前に起きた四川近郊の大地震では授業中の校舎が多数倒壊し、たくさんの児童生徒が犠牲になったと報道されました。瓦礫の下を探し求め、我が子の名を叫ぶ痛々しい父母の姿が映し出されました。この地域では耐震構造(earthquake-proof construction)があまり進んでなかったと伝えられます。

 21年度予算編成を新政権は「国民の命を守る予算」と銘打っていますが、内容を見ると地震国日本でありながら、突如やってくる大地震に対し認識が甘すぎると感じられます。

  自治体が来年度に着工予定の小学校など5000棟の耐震工事のうち2800棟が着工できないといわれます。これにはとんでもない訳があるのです。政府は学校の耐震化こそ何をおいても早急に進めるべき事業ではないでしょうか。

 これから先、授業中に大地震が起こる可能性は否定できません。こんなことになれば、日本の将来を担う小・中・高校生の多くが犠牲となる可能性があり、考えただけでも恐ろしいことです。

 喉元を過ぎれば熱さを忘れてはなりません。日本列島は太平洋プレートなどが沈み込む上に位置し、地震の脅威に永遠に晒されてる宿命です。子供たちが安心して勉学できる校舎の耐震化こそ、高校授業料無償化とは比較にならない優先すべき事業で、時間的に先送りしてはなりません。

 ところで、高校授業料の実質無償化とは「どんな裕福な家庭にも一律に支援する」とのこと。これでは富裕層はますます富裕となり子供たちの生命を二の次にしてるようなものです。

 徹底した無駄の排除を訴えている新政権にしては、一律の支援こそ全くの無駄といえるでしょう。子どもたちの生命ほど大切な日本の宝はないのです。

 高校授業料を一律に無償化する財源は約4000億円と計上され、これにより、学校の耐震化工事の補助金にしわ寄せがきているというのです。

 英国の経済紙「エコノミスト」は11月末、新政権の経済運営を論評し、予算削減を担う事業仕分けは「街で一番の人気ショー。」「巨大な歳入不足という穴を埋めるのに、爪楊枝を使うようなもの」と事業仕分けを皮肉ってます。

 ところで、小・中・高校では春秋の年2回、防災避難訓練を実施してます。しかし、学校は何百人から場合によっては1000人以上と人数の多いところです。瞬時に襲う大地震では、たとえ避難経路が設定してあっても、2階以上の児童生徒は避難経路に殺到・渋滞し、倒壊前に全員の避難は難しいでしょう。

 これを未然に防ぐには、残る2800棟の耐震化工事こそ何をおいても予算をつけ、今すぐ着工すべきです。

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2009年12月26日 (土)

春季レースの前哨戦、いよいよ連合会訓練始まる

 日本鳩レース協会傘下で群馬県高崎市に基盤を置く我が連合会も本日の持寄から春のレースが開幕しました。これから5月上旬まで2週間ごとにレースが開催されます。

 写真は群馬・子持山南面に位置する黒井峯遺跡から個人訓練した時のものです。個人訓練を終え連合会レースに参加する鳩はすべて平成21年3月から6月にかけて生まれた鳩たちです。もうすでに雛の面影はなく、訓練や毎日の舎外で猛禽類を交わす能力も備わり、顔つきはレース鳩本来の厳しさが身についてきました。

 舎外においては日々1時間の遠征ですから、調子はまあまあと感じてます。舎外の高度もいいと思います。

 当舎からは個人訓練を済ませた60羽が明日・栃木県足尾からの連合会訓練に参加します。足尾~当舎間の距離およそ50キロです。位置は有名な観光地・日光の手前ですから山岳地帯で厳しいはずです。天気予報ではまずまずの晴れで、すべての帰還を祈ります。

 春レースの予定は1月中に日光霧降高原80キロ訓練、栃木県・矢板100キロ訓練、福島県・白河150キロ訓練、二本松200キロ、3月は宮城県・古川300キロ、岩手県・日詰400キロ、青森県・金田一500キロ農水杯、青森県・むつ600キロ地区ナショナル。

 4月からは北海道・北吉原700キログランプリ、5月は羽幌900キロ西関東チャンピオン、稚内1000キロ西関東グランドと続きます。

 レースとレース間隔はおよそ2週間ですから、その間に疲労を取り除き、次の持寄に向けて体調を絶好調に仕上げてやるのが飼い主の腕です。そのため、飼い主は知恵を絞り、他鳩舎より早く帰還するための工夫がレースマンとしての醍醐味です。

 私は今年度から鳩舎環境を工夫しています。特に夜間の休養が十分になるようにしてます。今まで近くのアパートの光が夜中じゅう入っていたので落ち着かなかったようです。この度、光が鳩舎内に入らないようにしました。今では夜間、鳩舎内は真っ暗です。

 それから、持寄日の管理が今までと変わります。このブログはライバルもご覧と推測され、残念ながらここでは具体的なことは割愛です。しかし、いずれどこかに書くつもりでいます。いずれにしても、鳩にとって有利な状態で持寄りさせることを目指します。

 ところで、当舎から参加する鳩の血統はおよそ次の通りです。

 茨城・高塚鳩舎ミラクルクイーン系、稚内クイーン系、群馬・はと鳩舎ホープGN系、埼玉・天野シルバー系、岐阜・香山鳩舎スチール号系、ジャンヌ・オルレアン系、ワンダーセレクト系、ロード71・バックス系、オルハン・ミラー系、セレクトエース系、デン51×スーパーイヤリング号系、ファンローン系、群馬・ビジョンクレージー鳩舎クレージーボーイ系、群馬・アルカディア鳩舎アルカディア12号系、長野県・浅間山鳩舎ヤンセン×マタイス系などです。

 来年からはオランダ・サムデヨング鳩舎の若きメスから生まれる雛も参加予定で、2月の交配では「スチール号」と「サムデヨングBC」が番いになります。

 写真は持寄られた各鳩舎のレース鳩をコンテナに収容しているところです。仕事をしてる方々はすべて私の友人です。レース鳩はこのまま大型トラックで足尾へ運ばれ、多分、翌朝7時~8時の間に放される予定です。当舎に帰還するには40~50分の飛翔が必要と思われます。レース鳩の帰還を待つことは飼い主にとって楽しいことで、明朝は空を見上げて愛鳩の帰りを待ちます。果たしてギヤラリーは集まるでしょうか。

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2009年12月25日 (金)

Xmas Eveに内モンゴル女性にソプラノサックスを演奏

175  クリスマスのことをXmasと表記するのはなぜか、以前に調べたことがあります。また、よく目にするX’masは間違いとのことです。いずれにしてもXmasの表記は通常のスペルであるChristmasより文字数も少なく、近くにサンタの光景も浮かび視覚的にはいいようです。

 Christの代わりのXはChristに当たるギリシャ語の最初の大文字X(=chi)を当てたものといわれ、ギリシャ語からきていることが分かります。

 ギリシャ語のアルファベットは私たちの生活でも時々目にします。例えばαβπθδεなどは数学の表記や英語の発音記号、Ωは時計の商標でお馴染です。

 ところで、一人暮らしの私は昨晩のクリスマス・イヴに高崎に出かけました。駅前はイルミネーションで飾られ、とても色彩豊かです。ねぐらにしている小鳥たちは大丈夫かなと一瞬心配になりました。辺りは手をつないだ若いカップルが多く、独り者の私は何だか疎外されたようで寂しい気持ちになりましたが、私の目的地は三菱UFJ信託銀行高崎支店の近くにある「五月の薔薇の家」というティーハウスです。

 このお店は今まで数回お邪魔し、グランドピアノが置いてあることから、ピアノ演奏が好きな私は楽しいところです。しかも、ウィスキーの水割りなども飲めるのです。スタッフの女性Tさんはとても感じのよい女性で英語が堪能です。はじめてお邪魔した晩はどうしたことか終始、英語のみのやり取りになってしまい、彼女は珍しいお客と思っていたようです。その後、ノクターン№1など弾かせていただきました。いつも思うのですが、音楽とは人と人の心をグッと結びつけますね。

 実は昨晩のクリスマス・イヴに「五月の薔薇の家」では「ヴァイオリンとピアノのコンサート」が開かれ、連絡をいただいた私は暫くぶりに身近に響く名曲の数々を楽しみました。圧巻は何といっても、グノーの「アヴェマリア」、そしてサラサーテの「チゴイネルワイゼン」です。アヴェマリアは優美な音色を、チゴネルワイゼンでは目の前で繰り広げられる超絶技巧に驚愕、女性ヴァイオリンニストの熱演に脱帽です。サラサーテはよくこんな哀愁味に満ちたジプシー的、躍動的名曲を作曲したものです。

 音楽の楽しみ方は、このように人間離れした技巧に感嘆することもあります。その他、快適なテンポ感に時間の永遠性を感じたり、あるいは数学的仕組みの対位法にぞくぞくしたり、どこまでも澄んだ音色、温かい音色に浸ることもできます。

 しかし、私の場合、音楽で最も感銘を受けるのは旋律の素晴らしさです。熱演している奏者の前であっても、作曲家が考え出したメロディーに実に偉大性を感じます。その点、グリークの「ソルベーグの歌」などは心に深く浸みわたる名曲と感じます。

 昨晩は「五月の薔薇の家」を出てから、いよいよ駅前「どんどん」です。やはり馴染みのお店での一杯は落ち着きます。マスターは私の好みを知っており、常に「吉乃川」と「貴娘」を差し出してくれます。私はこのお酒に涙が出るほどグッとくるのです。

 最近、ここでは中国・内モンゴルから群馬の大学に勉強に来ている女子学生3人がアルバイトとして頑張っておられます。人間とは不思議で、幾度となくお会いしてると親しみが増すものです。内モンゴルについては私のレース鳩が海を渡り飛んで行ったところでもあり、より親しみがあるのです。中国の新聞に掲載された私の記事を彼女たちに読んで頂いたこともあります。

Dscf0348  私は彼女たちに一年間お世話になったお礼とクリスマス・イヴを兼ね、持ってきていたソプラノサックスで演奏を思い立ち、「為中日友好」(ウェイチョンルーヨウハオ)と言い中国国歌を吹きました。その後、Merry Christmas!と言い今度は「きよしこの夜」をゆっくり演奏しました。時間的にお客が少なくなっていたこともあり、彼女たちは仕事の手を休め、私のサックスをよく聴いてくれました。ソプラノサックスが民間の国際交流に役立っているとすれば、レパートリの拡大と音色にいっそうの磨きをかけたいと思う。

【下の写真は内モンゴル旅行で撮影したもの】

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2009年12月22日 (火)

地球を約2500周する宇宙飛行士・野口さん

 今日は北半球では冬至です。ニュースによると、このタイミングに合わせるかの如く、日本人宇宙飛行士・野口聡一さんがロシアのソユーズ宇宙船に乗り、ISS=International Space Station【国際宇宙ステーション】に向けて無事に旅立ったと伝えらます。

 今回、ソユーズ宇宙船(写真)にはアメリカ及びロシアの宇宙飛行士、そして野口さんの3人が搭乗。打ち上げ場所は中央アジア・カザフスタン・バイコヌール宇宙基地。

 予定では日本時間23日朝、ソユーズは「宇宙ステーション」ISSに到着し、その後、野口さんの滞在期間は日本人最長の約5ヶ月といわれます。

 野口さんは宇宙ステーションの操縦資格を持ち、いざというとき、操縦の役目を担うとされてます。彼はすでにアメリカ・スぺースシャトルによる飛行経験を持ち、このときは宇宙遊泳(spacewalk)も行いました。今回の飛行で米ロ両国の宇宙船に搭乗したことになり、日本人として貴重な体験をされてることになります。

 宇宙ステーション滞在中、野口さんは日本実験棟「きぼう」の物資出し入れ口となるエアロック(気密室)を使う仕事をしたり、細菌培養、バイオ燃料開発につながるたんぱく質の生成など科学実験に取り組むといわれます。余暇には米ロの宇宙飛行士に「寿司」を握って振舞うとのことですが、果たして地球上で練習した通り、上手く握れるでしょうか。成功を祈ります。

 なお、米国シャトルが間もなく退役するため、宇宙ステーションに長期滞在する各国宇宙飛行士の輸送には、今回からロシアのソユーズで行うとされてます。

 一方、画期的なことは来年3月に日本人宇宙飛行士・山崎直子さんが宇宙ステーションに向かい、すでに滞在している野口さんと合流するとのこと。実現すれば宇宙ステーションに日本人が2人滞在するという歴史的なことになります。

 ところで、地球上に誕生した人間にとって「宇宙旅行の夢」はギリシャ・ローマ時代に始まり、それはついに「地球は青かった」の名セリフで有名なロシア人ガガーリンによって実現し、その後、アポロ計画によるアメリカ人アームストロングなどが月面に降り立ちました。

 このとき私はインド滞在中で「Man lands  on the moon.」と地元の新聞に大きく掲載され非常に印象に残ってます。写真は月面に立つ宇宙飛行士の姿でした。

 今後はISSの本格的運用が中心となり、米、ロシア、日本、カナダ、欧州宇宙機関(ESA= European Space Agency)により2010年秋の完成を目指しているといわれます。

 このISSといわれる国際宇宙ステーションは地上から350キロの高さにあり、地球をおよそ90分で1周。これは時速28000キロに相当し、秒速では約7.7キロでしょう。宇宙ステーションは巨大な有人衛星として「地球を1日およそ16周」するため、野口さんは2010年6月2日まで、162日間となり、単純計算では16×162日間=2592周ですから、地球を約2500周することになるでしょう。国際宇宙ステーションから地球の姿は一体どのように見えるのでしょう。

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2009年12月20日 (日)

納車以来6ヶ月経過したAudi TT Quattro黄色

405968_125104934279248_100003392251  ボディーカラー黄色を特注のため納車まで約半年かかったTTはドイツで完成後、スエズ運河から話題のソマリア近海を経てやっと日本へ到着しましたが、それ以来、早くも半年経過し、本日は群馬・高崎のアウディー高前支店で6ヶ月サービス点検です。

 6ヶ月点検は法律的に必要ないとのことですが、車と客を大切にするサービス精神でしょう。高前支店では新車の6ヶ月点検をしてくださり、お言葉に甘えて本日サービス工場へ車を届けてきました。

 走行距離5500キロは半年にしては通常の距離でしょう。一度、岐阜県のFragrant Mountain 鳩舎へ行ったのが往復800キロと距離を稼ぎました。しかし、これにより上信越道、長野道、中央高速、名神高速を走行し、この車の性能を遺憾なく実感できました。

 内緒ですが、直線で他の車が前方にないときはクワトロの安定感からか今まで経験したことのないスピードが出ました。ここでは数値を示せません。路面に吸い付くかの如くの車体は振動しません。平素格納されてるスポイラーが自然に上昇し効力を発揮、その姿がバックミラーで確認できます。

 半年間運転していても、恥ずかしながら運転席に表示されるディスプレーを今でもすべてを把握できてません。ハンドルを握りながら、クリックできるようになっています。そのうちしっかり使えるように覚えます。これとは別にナビは良く分かります。

 一方、ハンドルのすぐ後方に一対あるパドルシフトにはすっかり慣れ、走りはまるでマニュアル車の感覚。上り坂でのスピードアップにはシフトダウンがよく効きます。クラッチがないのに操作は楽で構造はよくできてます。

 先日、近くの大型タイヤセンターで念のため、この車と同じサイズのタイヤを探しましたが、店頭に並んでいるなかに245ー40-18のサイズはありませせんでした。在庫として並べてもあまり出ないのでしょう。

 しかし、このタイヤのお陰で高速走行はすごく安定してます。それは水を得た魚の如くとなり、本線に入ればたちまち制限速度に達します。

Dscf0315  本日は高前支店に着くや否や担当のY氏が出迎えてくださり、いつものように歓談できました。その後、私は運動不足解消のため、ここから新前橋駅まで約2Kを歩きました。展示場のガラス越しに受付担当の美しいS嬢が私に会釈してくださり、私も元気に駅まで歩けました。

 点検が終わってからの運転には改めて安全運転を心がけます。安全には何といっても車間距離の厳守と思ってます。右足は常にブレーキペダルへのスタンバイ。細い道は通過しない。前方から決して目を離さない。スピードは控える。特にカーブ地点では減速です。目視を明確にし、ゴールド免許の誇りを胸に、より正しいドライバーになりたいものです。

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2009年12月16日 (水)

動体視力や三半規管が改善されるサイクリング

Dscf0068  Anti-locomotive syndromeをめざす足腰の鍛錬、及びスムースな血流のためにはbike-ridingが効果的で今日も大いにペダルを踏みました。

 このブログにおける人気記事ランキングでは「血流とふくらはぎ」に関するた記事に多くの皆様からアクセスをいただいてます。どなたも血流の大切さに関心を持たれていることが分かります。

 「ふくらはぎは第2の心臓」といわれても、ふくらはぎ内にポンプとなる器官はなく、何らかの形で刺激を与えなくては第2の心臓としての役目はしないでしょう。

 身体の下方にある脚部の血液をずっと高い位置にある心臓まで、あるいは脳まで循環させるには、ふくらはぎをポンプとして人為的に働かせなければなりません。つま先を数秒間、思いきりに持ち上げる、とふくらはぎ内の血液が絞り出されることは知られています。あるいは、ふくらはぎを両サイドから同時に拳で叩いても効果があるといわれます。これらは室内での方法となります。

 風のない天気の良い日は屋外で活動すれば脚部は大いに鍛えられ、第2の心臓もその役目を果たすでしょう。その点、ある程度の距離を行くbike-ridingは足腰が鍛えられ、血流にも大いに効果ありと実感できます。走行中、脈の速さは90前後になってます。

 中でもbike-ridingは膝のために、前面の大腿部や裏側のハムストリングが鍛えられ、乗り続けると日に日に改善しつつあることが分かります。私の経験では、膝が悪いときプールに入ることはマイナスです。理由は単純で、膝にとって冷やすことは最も悪いことです。悪い膝は工夫して温めると改善するようです。

 この他、bike-ridingの利点は三半規管(semicircular canals)と動体視力(kinetic vision)が改善できるというおまけ付ではないかと思います。これはご同行頂いたMr. Samuel Toddが述べたことで、なるほどと頷けます。細いタイアに全身を乗せカーブを進むときは左右のバランスで進み、咄嗟のときなどどんな場面でも天才的にバランスで対処してます。

 一方、前進してるとき目に入ってくる光景に静止しているものは何一つなく、すべてが動いてます。この点からも平素、鍛えるチャンスのない動体視力の改善には大いにプラスになると考えられます。

 年齢がかさむに比例して上記のような器官は次第に衰えてくるわけですから、その点、bike-ridingは体内の各器官に刺激を与え、本来人間に備わってる感覚を目覚めさせる運動といえるでしょう。

 本日の走行距離は推定30K。我ながらよく頑張りました。烏川や利根川沿いにあるサイクリングロードはとても自然に恵まれ、平和な景色の中を走りやすく整備されてます。

 川辺にはシベリアからの冬鳥があちこちで羽を休めています。群馬県人でありながら知らずにいた群馬の地域があまりにも多く新たな発見です。これが日々のマンネリ化から脱却でき、取りも直さずAnti-senile dementiaに有効であると確信してます。Bike-ridingの楽しさを勧めて下さったMr. Samuel Toddには心より感謝です。

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2009年12月15日 (火)

一年の無事を感謝し屋敷まつりを行う

 私の家では、ご覧のような稲荷様が屋敷の東の位置に南向きに祀ってあります。私が誕生するまで父は商売が軌道に乗り経済的に安定してたようで、この稲荷様も近くの石屋さんに掘ってもらったとのことです。本日12月15日は我が家の屋敷まつりです。

 昭和元年前後の昔ですから手彫りです。裏面には父の名と建設年月日が彫ってあっても85年も経過し判読は難しい状態になってます。それでも紋付で石造りのため現在でも屋敷の守護神として、両親から私に世代交代しても見守ってくれてます。

 父と私は年齢差が50才もあるので、一緒に手をつないだり、どこかに連れてってもらった記憶は殆どありません。唯一脳裏に刻まれてることは5才頃の夏、近くの烏川に連れてってもらい父が亀のようになり私が背中に乗って水面を泳いだ記憶がおぼろげにあります。あとは父といえば金物屋兼雑貨屋として、お店でお茶を量り売りしていた姿などが思い出されます。

 東京オリンピックの年に、それまで永く住んでた土地を高崎信用金庫に売り、現在の地に移りました。おもしろいことにその高崎信用金庫が最近、私の家の近くに引っ越してきて便利になってます。

 父が亡くなって早、四半世紀が経過。昔のことを思い出すと子供としてあまり親孝行しなかったことが悔やまれます。私が入学試験に合格したとき本当に喜んでくれ「努力が実を結んだからだ」と言ってくれました。

 今となっては不可能ですが、温泉旅行など連れてってあげたかったです。「親孝行したい時に親は無し」とは私にとって恥ずかしいほど身につまされる諺で、親とは本当にいつまでもいないものと悟りました。

 一方、6人兄弟の末っ子であった私をいろいろ心配してくれたのは母です。入学試練に合格した時は「良かったね」と肩を叩いてくれた感触が今でも忘れられません。はじめての就職でインドに行く時、飛行機が見えなくなるのが嫌だからと見送りに来ませんでした。私が遠い外国に就職するのが辛かったのです。しかし、任務を終え帰国した時は迎えに来てくれ、私が持ってる荷物から手を放しませんでした。赴任してる間ずっと心配し、帰国したので「やれやれ」だったのでしょう。

 こんな両親が生涯かかって手に入れた現在の土地を私が引き継いでることを改めて認識し、改めて感謝するのが、本日の屋敷まつりと思っています。

 稲荷様では、両親に現在一人暮らしであっても健康で暮らしていること、娘たちも健康で仕事に従事してること、屋敷の植え木は春に花いっぱいになることなど感謝するつもりです。

 この他、我が家の年の瀬の仕来たりとして、臼と杵で餅をつくことです。しかし、一人で餅はつけません。捏ねる人が必要です。果たして昔のようにぺったんぺったんと地響きさせて餅をつける日が来るでしょうか。

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2009年12月12日 (土)

危機的な日米関係の最中、国家主席とツーショット

 民主党国会議員143人を含む総勢600人による中国訪問の映像がテレビニュースに流れてます。先の衆院選で当選した新人議員も含まれ、中でも目に映った光景は胡錦濤国家主席と握手して次々とツーショットに納まる姿です。

 帰国後、この写真をどう使うのでしょうか。もし、選挙事務所内に大きく掲げるのであれば、地元にはまるで国家主席と二人だけで会談してきたかのような印象を与えるでしょう。

 現実に、このような大勢での訪問では時間的に国家主席と口を利ける機会もまずあり得ないと考えられます。外国訪問による政党間の交流は、原則的に少人数で実務的に行わなければ形式的に終わるでしょう。

 それにしても北京空港から、黒塗りの長いリムジンに乗り込む幹事長とは対称的に、多くのバスに分乗して後を追うように天安門方面に向かう議員たちの姿に、まるで平成の遣隋使・遣唐使のような印象を持った方も多かったのではないでしょうか。

 現在、日中両国に存在する懸案は未解決のままである「冷凍ギョーザ事件」を始め、最近では東シナ海にある「白樺」ガス田は一方的な掘削開始の態勢にあると報じられてます。この他、両国には歴史認識など複雑な問題が多数存在し、中でも増強しつつあるといわれる軍事力は懸念されるものです。

 もちろん、国家間の政治家同士による交流が活発となる意義は大きく、民間外交も含め、日中友好の深化は未来永劫に続くことが強く望まれます。

 ところで、このブログのカテゴリー「上毛新聞に連載」に示す通り、拙い経験では私は以前に中国内モンゴルへ単独で行き、鳩を通じて民間交流してきたことがあります。へたな中国語も駆使し非常に有意義な旅でした。私の鳩舎から行方不明になっていた鳩が中国内モンゴル集寧(チーニン)で発見され、連絡をいただき招待を受けました。

 万里の長城の下を通過する長距離列車に11時間も乗り現地に到着、我が家で生まれた鳩「中日友好号」に再会でき感激しました。保護していただいてた張さんご一家や地元の副知事さんたちと交流でき、1羽の鳩がまさに「平和の使者」になったことがあります。写真の鳩が日本海を渡り、万里の長城を越えた「中日友好号」です。写真は現地で撮影されたもので、足輪には確かに私の住所と氏名が刻んであります。ご覧のようになかなか精悍な姿をしています。

 本題に戻り、今の時期これほど多数の民主党議員が一斉に訪中する必要性があったのでしょうか。時あたかも普天間問題が暗礁に乗り上げ、日米首脳同士が会えない状態にあると報じられてます。

 今回の600名による訪中団が米国首脳陣にはどのように映ったでしょうか。大いに危惧されます。大訪中団は民主党政権の中国寄りを内外に印象付け、対米関係に益はないでしょう。

 新政権にとって今の時期は予算編成が本格化している最中。この大切な時期に多くの民主党議員が一斉に国内にいないようでは、庶民が苦しんでる普天間飛行場の解決は程遠いと思います。

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2009年12月10日 (木)

米国から通告された「同盟関係深化」の延期

 ニュースによると、来年の日米安保条約改定50周年に向け同盟関係を深化させるための日米協議について、米国が延期を通告してきたと伝えられます。

 同時に、普天間飛行場の移設問題を協議する日米の閣僚級作業部会が中断されたと報じられています。これらの状態は日米関係が近年になく危機に瀕していると言えます。

 日米両政府が2006年に合意した「沖縄県名護市へ移設する計画」を日本政府が進めない場合、普天間返還はもとより、米軍再編計画全体が頓挫する恐れがあると明言するのは元米NSCアジア上級部長マイケル・グリーン氏。 

 氏の「米軍再編計画全体が頓挫する恐れ」とは、米議会が関連予算を承認しないために再編の目玉である「沖縄海兵隊8000人のグァム移転と米軍6施設の返還」も中止になる可能性が高まるというものです。

 日米両政府間で正式署名した合意を一方が拒んだ場合、国家間の信頼関係が完全に崩れることは明らでしょう。

 日本政府が年内決着を進めない場合、来年1月の名護市長選挙や秋の県知事選挙で普天間問題が争点となって決着はますます困難になり、結局、市街地に隣接する危険な普天間飛行場は現状のまま固定化し長期化する恐れが続くと想定されます。

 日本政府が決着を来年に先送りにすれば、安全保障のみならず、政治、経済など幅広い分野において日米関係は深刻な状況に陥ることが憂慮されます。   先日の日米首脳会談では「迅速に結論を出す」と確認したところです。しかし、与党である社民党の反対を理由に一方的に断念する場合、国家間の信頼関係が崩れるどころか、これが尾を引いて、将来にわたる安全保障について危機を招くことがあれば、これは日本国民にとって未だかつてない重大なことです。

 日本政府が米国の理解を得るには、両国で合意した現行計画を早期に推進する立場を明確にすべきです。それにしても、内閣内において普天間問題や予算編成で、与党第一党の民主党が少数与党の社民党や国民新党に振り回されてる事態が目につきます。

 最近、社民党は「重大な決意」と称し自ら「連立離脱」をちらつかせています。今こそ鳩山政権は社民党との連立を解消し、ヒビの入った日米関係の修復を最優先にし、普天間問題の年内決着をめざすべきです。

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2009年12月 8日 (火)

次女Marie Persimmon Marshの矯正歯科終わる

 私たちの身体の一つ一つはどれをとっても日々の活動や生命維持にとって大切であると同時に、なぜ、このように素晴らしい仕組みに作られているのか不思議でたまりません。例えば、歯が一つ欠けても話し難くなったり、咀嚼がうまくいきません。もちろん見た目には少し老いて感じられます。

 私はSoprano Saxophoneを吹くので、もし、前歯が不具合であると吹き口であるマウスピースをしっかり捉えることができず、音程が不安定になりかねません。

 明治生まれの両親のお陰で幸い28本の歯はすべて揃っています。どなたでも歯磨きをしているでしょうが、それでも歯が痛くなって時には歯科に行くことになります。

 私はこの「歯磨き」という言葉に落とし穴がある気がしてなりません。その点、英語ではbrush teethと表現し、polish teethとは言わないようです。歯の手入れでは歯の表面を磨くという概念より、「歯と歯の隙間に溜まる歯垢を取り除く意識」こそ歯の健康維持にとって本質的な作業であると言えるでしょう。

 一つの歯には左・右・前・後・咀嚼部分という5つの面があります。それが28本あるのですから28×5で140ヵ所すべてをきれいにして完璧な作業をしたことになります。ですから、本来は時間がかかる作業です。これほどの個所があるということは、実際にはかなりの部分に磨き残しがでてしまうと考えられます。

 気分はすっかり磨いたと納得しても、実際には歯と歯の隙間に存在する歯垢はすべてを取りきれないと考えられます。これについては磨くときの意識として、大雑把でなく常にどの隙間の部分を磨いているか確認してることでしょう。

 ところで、次女Marie Persimmon Marshは乳歯の頃、歯並びはとてもきれいでした。それが永久歯に生え換わると多少不揃いが生じ、成長とともに高校時代頃より本人は気になってたようです。姉のSachiko Persimmon Marshは乳歯は不揃いでしたが、逆に永久歯は見事なまでに整列しています。並び方において、乳歯と永久歯で異なるのも不思議なことです。

 歯並びの良し悪しについてはいろいろあって一概には言えないでしょうが、親の責務として、小さい時から食事の時間を充分に与え、しっかり咀嚼する習慣を身につけさせたいものです。それでも、歯並びについては先天的なこともあると考えられ、治療には矯正歯科が存在し、長いこと通院し修正していくことになります。

 Marie Persimmon Marshの高校時代は陸上競技部に所属し、ハードルやリレーのアンカーとして、また部長として忙しく矯正する時間はありませんでした。大学時代は勉強の他、自身の名前に似てるマリエールという結婚式場でウェディングプランナーのアルバイトに勤しみ、結局、憧れのウェディングプランナーに正式に就職してから、高崎市の「みやざき矯正歯科」に通院を始めました。

 約4年かかって本日、矯正が終了し長いこと本当に頑張りました。治療中は歯と歯を支える器具が四六時中、口内に存在し、食べ難かったり、話し難かったりしたことでしょう。しかし、本人にとって良い歯並びは夢であったことでしょうから、初志を貫徹し、痛みによく耐え晴れやかな本日の日を迎えることができました。誠におめでたいことです。このため私は食事処「どんどん」で矯正終了をお祝いしてあげるつもりです。  

 彼女から本日、五島列島のうどんが送られてきました。昼食に味わおうと思います。また、2~3日前にはセーターとシャツをプレゼントしてくれました。私はいつまでも若々しくいたいので娘からセンスを学びとるようにしたいです。その点、現役のウェディングブラーナーは世間の流行の最先端に接し、男性の服装にも敏感であるでしょう。これからは生き方をはじめ、次第に娘たちから学ぶことが多くなりつつあるようです。 

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2009年12月 5日 (土)

師走になり我が秘密基地を大掃除

 いよいよ師走となり、何とはなしに気忙しくなっています。特にここへ来て政治情勢が揺れに揺れ、日本の安全が不安でたまりません。懸案事項である普天間問題について内閣内で足元が全く乱れています。

 日米の安全保障ほど私たちや私たちの子供や孫にとって重要なことは他にありません。政権交代してから日米両政府の信頼関係が揺れ動いています。国民の命運がかかる安全保障について主張の異なる党が連立を組んでることに所詮無理があり、今のままではいつになっても答えは有り得ません。

 ところで、早いもので今年もあと26日です。ご存じの通り、師走とは元来、明治5年まで続いた太陽太陰暦の雅語ですから、現在とは季節が1ヶ月半程ずれてます。江戸時代の師走はもっと日にちが経過してから始まりました。今回は来年の1月15日から2月13日の期間が江戸時代における師走の日々と一致します。

 ですから、大寒の頃が本来の師走です。江戸時代の師走は今の12月より寒く、もうすぐ来る新春を待ちわびる気持ちに溢れていたことでしょう。

 余談ですが、私の祖父母は4人とも江戸時代末期の生まれです。

 【えぇ~、カッキー今いくつ?】

 実は私の両親はともに末っ子で、その子である私も末っ子なので世代交代の間隔がかなり離れてしまったのです。

 ですから、このように昔の暦など当時の風習について祖父母に訊きたかったところですが、私が生を受けるずっと以前に4人ともこの世を去っていました。私は祖父母の味を知らない哀れな人生なのです。一度でいいから祖父母に甘えてみたかった。一度でいいから、お小遣いをもらいたかったです。「おじいさん」「おばあさん」って、どんな味なのだろう。

 今回は来年の2月14日(バレンタインデー)から江戸時代のお正月に当たる日々です。この頃になれば梅もほころび、春と新年が一致し新春のお慶びという年頭の挨拶がいかにもふさわしいですね。

 「新春のお慶びを申し上げます」と年賀状をいただいても、「これから真冬が来るのに矛盾しているな」と子供のころ感じてました。新春と新しい年がマッチした新年の挨拶は実に季節感や情緒があったことでしょう。

 この写真は私の家の三階への登り口です。一人で住んでるので、この部屋を使うことはめったにないですが、夏は涼しく昼寝には最適です。曲がりなりにもトイレもあります。窓からは群馬の山々が望め、山並みを見て今日はあの山へ行こうと決めることもあります。また、一年を通じて地平線から登る日の出が見えます。このため、少しずつ位置が変化する日の出を確認でき、地球の公転を感覚的に捉えられます。もうすぐ初日の出です。

 ところで、タイトルの通りお正月も近いですから本日は頑張ってここ三階を大掃除しました。もちろん一人でです。掃除機で概略きれいにしてから、雑巾がけをしました。平素、雑巾がけなどしたことのない私に20畳分の床掃除は大仕事でした。それでも完了すると気持ちもさっぱりし、もっと有効利用したい気になるものです。実はもともと、ここはホームステイ用に考えてた部屋です。

 しかし、近年では外国の方を宿泊させることはなくなりました。将来そのようなチャンス到来時にはスタンバイできてることになり、未だ国際交流基地として有効利用の夢は消えてません。

 最近、Mr. Samuel Toddが開校したAotea English Schoolを見習い、この部屋に来たら異国情緒が醸し出されてるようにしたいものです。 

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2009年12月 2日 (水)

人の健康度を示す歩く姿勢

 一人暮らしの私は最近、日に日に今後のことを考えるようになってます。2人いる娘はそれぞれ独立し、経済的に精神的に親を頼らず生きていること自体、完璧なまでに親離れができており、それは頼もしい限りの娘たちです。最近は私の将来について、いろいろと的確な示唆を与えてくれます。「老いたら子に従え」と言っても、私はまだ老いてませんが、いつの間に娘たちは成長したのか、私の心境は嬉しいやら、どこか寂しいやらというのが本音です。

 年齢を明かしたくありませんが、仮に高齢化社会では80才で大学卒業と考えると今の私は小学校低学年に相当します。こう考えると未来はバラ色ですね。しかし、バラ色の基礎基本は健康第一でしょう。中でも自分の意思どおりに行きたい所へ行けるという単純なことがこれからの鉄則です。これがAnti-locomotive syndromeの目指すところです。

  locomotiveの本来の意味はD51のように機関車です。上り坂でもどんどん力強くいつまでも自身の力で移動して行く能力があります。私たち人間も、機関車の如くで年齢を重ねても人の力を借りず、自分自身で移動できることこそ、逞しく生きる基本中の基本で、これにより新たな発見につながり、進取の心の持ち主になれるのではないでしょうか。「健全な精神は健全な肉体に宿る」は高齢化社会にあって私たちの指針です。

 昨晩、友人Mr. Samuel Toddから中距離Bike-Ridingのお誘いがあり、最近、クロスバイクを購入した私はこの日が来るのを手ぐすね引いて待っていたのです。早速、連れてって頂きました。本日は小春日和でサイクリングには理想の気圧配置です。

 雲一つない利根川西岸のサイクリングロードはあまりにも良く整備され、群馬県民である私はこれを知らずにいたことにもったいない感じがしました。多くの税金が投入され、県民の健康を目途に完成したのです。納税者として還元を受けてる気持になり、何だか得をした気分です。それを考えるとペダルを踏む足も快調になります。

 静寂に満ちた利根川べりを進むと、普段気づかない小鳥たちをはじめ、雄大な自然や多くの支流の流れ込み、利根川にかかる大きな橋の下を6か所も通過しました。見上げるたびにその巨大な橋桁に人間の力も偉大だと感じます。この上に多くの車が往来し経済活動しているのです。それとは反対に利根の流れはまさにStill waters run deep.

2625 【写真は利根川とグリーンドーム前橋。左側の川沿いにサイクリングロードが設置されてます。】

 それはゆったりとし、何万年前からの弛みない流れを今に見せてます。人生僅かな私たちとは比較になりません。これからもずっと変わることなく太平洋を目指し流れ続けます。

 この写真は利根川をまたぐ建設中の橋です。ご覧のように大きくカーブする珍しい橋です。どうしてこのようにカーブしてるのか考えましたが、たぶん両岸で直角に曲がると車の流れがスムースでなくなり、川の上で緩やかなカーブにし、渋川市方面から前橋市方面への「渋滞を未然に防いでいるのかな」と考えながらペダルを踏みました。

 ところで、クロスバイクを購入して1週間目ですが、本日は22キロの道のりを乗りました。先日は単独で約12Kをこぎました。この結果、何となく膝を取り巻く腱や筋肉が厚みを増した感覚です。1ヶ月前に起こった膝関節の不具合が回復しました。膝のために自転車は効果があると認識できました。

 前述のlocomotive syndromeは多くが膝に始まり、回復しなければ徐々に自身で移動が不可能になるという生活に極めて支障を来す症候群で、家庭の方をはじめ周囲の方の手助けが必要となるようです。

 日々、自分の歩き方が正しいかどうかチェックし、生まれてこのかた気にも留めなかった普通に歩けることが高齢化社会では如何に大切か本日学びました。足腰を持続的に鍛錬し、心臓の鼓動が1分間に90~100ほどの運動を日々30分ほど実践すればlocomotive syndromeへの効果はもちろん、蓄積された血管内のコレストロールがスピードある血液の流れによって削られていくと感じ取れました。一石二鳥のBike-Ridingを勧めてくれたMr. Samuel Toddには感謝この上ありません。

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