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2009年12月25日 (金)

Xmas Eveに内モンゴル女性にソプラノサックスを演奏

175  クリスマスのことをXmasと表記するのはなぜか、以前に調べたことがあります。また、よく目にするX’masは間違いとのことです。いずれにしてもXmasの表記は通常のスペルであるChristmasより文字数も少なく、近くにサンタの光景も浮かび視覚的にはいいようです。

 Christの代わりのXはChristに当たるギリシャ語の最初の大文字X(=chi)を当てたものといわれ、ギリシャ語からきていることが分かります。

 ギリシャ語のアルファベットは私たちの生活でも時々目にします。例えばαβπθδεなどは数学の表記や英語の発音記号、Ωは時計の商標でお馴染です。

 ところで、一人暮らしの私は昨晩のクリスマス・イヴに高崎に出かけました。駅前はイルミネーションで飾られ、とても色彩豊かです。ねぐらにしている小鳥たちは大丈夫かなと一瞬心配になりました。辺りは手をつないだ若いカップルが多く、独り者の私は何だか疎外されたようで寂しい気持ちになりましたが、私の目的地は三菱UFJ信託銀行高崎支店の近くにある「五月の薔薇の家」というティーハウスです。

 このお店は今まで数回お邪魔し、グランドピアノが置いてあることから、ピアノ演奏が好きな私は楽しいところです。しかも、ウィスキーの水割りなども飲めるのです。スタッフの女性Tさんはとても感じのよい女性で英語が堪能です。はじめてお邪魔した晩はどうしたことか終始、英語のみのやり取りになってしまい、彼女は珍しいお客と思っていたようです。その後、ノクターン№1など弾かせていただきました。いつも思うのですが、音楽とは人と人の心をグッと結びつけますね。

 実は昨晩のクリスマス・イヴに「五月の薔薇の家」では「ヴァイオリンとピアノのコンサート」が開かれ、連絡をいただいた私は暫くぶりに身近に響く名曲の数々を楽しみました。圧巻は何といっても、グノーの「アヴェマリア」、そしてサラサーテの「チゴイネルワイゼン」です。アヴェマリアは優美な音色を、チゴネルワイゼンでは目の前で繰り広げられる超絶技巧に驚愕、女性ヴァイオリンニストの熱演に脱帽です。サラサーテはよくこんな哀愁味に満ちたジプシー的、躍動的名曲を作曲したものです。

 音楽の楽しみ方は、このように人間離れした技巧に感嘆することもあります。その他、快適なテンポ感に時間の永遠性を感じたり、あるいは数学的仕組みの対位法にぞくぞくしたり、どこまでも澄んだ音色、温かい音色に浸ることもできます。

 しかし、私の場合、音楽で最も感銘を受けるのは旋律の素晴らしさです。熱演している奏者の前であっても、作曲家が考え出したメロディーに実に偉大性を感じます。その点、グリークの「ソルベーグの歌」などは心に深く浸みわたる名曲と感じます。

 昨晩は「五月の薔薇の家」を出てから、いよいよ駅前「どんどん」です。やはり馴染みのお店での一杯は落ち着きます。マスターは私の好みを知っており、常に「吉乃川」と「貴娘」を差し出してくれます。私はこのお酒に涙が出るほどグッとくるのです。

 最近、ここでは中国・内モンゴルから群馬の大学に勉強に来ている女子学生3人がアルバイトとして頑張っておられます。人間とは不思議で、幾度となくお会いしてると親しみが増すものです。内モンゴルについては私のレース鳩が海を渡り飛んで行ったところでもあり、より親しみがあるのです。中国の新聞に掲載された私の記事を彼女たちに読んで頂いたこともあります。

Dscf0348  私は彼女たちに一年間お世話になったお礼とクリスマス・イヴを兼ね、持ってきていたソプラノサックスで演奏を思い立ち、「為中日友好」(ウェイチョンルーヨウハオ)と言い中国国歌を吹きました。その後、Merry Christmas!と言い今度は「きよしこの夜」をゆっくり演奏しました。時間的にお客が少なくなっていたこともあり、彼女たちは仕事の手を休め、私のサックスをよく聴いてくれました。ソプラノサックスが民間の国際交流に役立っているとすれば、レパートリの拡大と音色にいっそうの磨きをかけたいと思う。

【下の写真は内モンゴル旅行で撮影したもの】

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