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2010年2月27日 (土)

人間に対し脅威にも恩恵にもなる利根川水系

931  我が群馬県では利根川水系・吾妻川に建設予定の八ツ場(やんば)ダム完成の見通しが未だ不透明で、地元・長野原町住民にとって生活再建はもとより、押し寄せる高齢化とともに解決のめどが立たない現状に日々疲弊しています。地方を大切にの旗印はどうなってるのでしょう。

 戦後間もなく関東に襲来したカスリーン台風=Cathleen typhoonは歴史的大洪水をもたらし、それを機に利根川水系では大規模な土手の着手となりました。

2625 【群馬県庁展望台より撮影】

 ところで、10年ほど前、この利根川中流域沿いに位置する埼玉県旧・原道村を訪れたことがあります。ここにはその名も原道小学校が存在し、私と同じ柿沼姓の家々が多く立ち並び、近くの寺を訪れても墓石に刻まれた家紋が我が家と同じであることを発見し感動を覚えました。原道村が紛れもない我が家のルーツと確認できたのです。

 江戸時代末期に生まれた祖父母は明治20年頃、ここ原道村から裏の利根川を行き来する舟に着の身着のまま乗り込み、船頭に川を上って上州の行けるところまでと頼み、着いたのが倉賀野河岸でした。これが元で孫の私は現在、高崎市倉賀野町に住んでます。

 昔の村では親の決めた相手と結婚するのが通例であり、祖母はその通り一度栃木県に嫁ぎました。それでも当時乙女であった祖母の心は近所に住んでた若き日の祖父に惹かれていたのです。ついに2人は決断。情熱の初志貫徹の日がやってきたのです。

 「村人に後ろ指をさされることのない別天地こそ、俺とお前の生きるところだ。」この思いで二人は原道村に別れを告げ、人目につかぬうち舟に乗り込み、見知らぬ上州をめざし、やっとのことで終着地である倉賀野河岸に辿り着きました。これで二人にとって周囲を気にせず、好きな人と暮らせる大きな夢が叶ったのです。

 伝え聞くところでは祖母は栃木県の嫁ぎ先に子供を置いてきても、「人生は一度」と自らの意思により祖父と一緒になる方を選んだのです。その後、二人はずっと倉賀野に落ち着き日用品店で生計を立て、屋号は懐かしい故郷から取り「原道屋」としたのです。私が生まれるずっと前に祖父母は他界してましたので、祖父母についてはすべて生前の父母から聞いたことです。私がこの世に生を受けたのは利根川の恩恵によることが分かります。

 実は、私の祖父母の故郷一帯も戦後、カスリーン台風の大洪水に見舞われ、私が訪れた時、あまり見かけないほどの大きな土手が延々と続いていました。昔から大洪水に見舞われてたことが頷けます。

 近年、地球上ではアフリカ中部など中心に水不足が深刻化してます。地球温暖化が進む中、水は人類の飲料として、より必要不可欠なものになってます。一方、水は時として多数の人命を飲み込む脅威にもなります。これは人類の知恵で未然に防がなくてはなりません。

 しかし、大自然の脅威は時として人間の学識を遥かに超えるもの。「子々孫々の安全を守るため」今生きる人間こそが八ッ場ダム建設を推進すべきです。 

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