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2010年3月26日 (金)

リート市場に影響を与える最近の株高・円安傾向

 最近の経済ニュースによると、FRB=Federal Reserve Board(米国連邦準備制度理事会)発表による金融緩和の継続がダウ平均株価及びナスダックなど米国株に追風となっており、3/25現在ではそれぞれ10841ドル、2397ポイントです。この結果は日本株に3/26現在10996円と好影響を与えています。

 これは25~26日の欧州連合による首脳会議で財政危機にあるギリシャ支援策が議論され、非常時にはIMF=International monetary Fund(国際通貨基金)へ金融支援を要請することで一定の合意に達し、それが成果として捉えられ外国為替市場でユーロが買われ、円高の歯止め傾向になってるようです。

 経済には素人の私ですが、1年半前のリーマンショック以来、米国株・日本株そして為替レートを毎日記録してます。その記録ノートを通じて、特に最近、上昇してる日本株は為替レートに連動してきているように認識できます。ここ3週間1ドル=90円台が続いていました。

 株価の上昇については前述のFRBとEU首脳会議、及び、日銀発表による追加金融緩和策に好感が持たれ結果とも考えられます。

 また、米国では雇用が次第に改善されてると報道され、これも好材料となり昨日からドル高・円安傾向で、1ドル=92円台と推移してます。これらを見る限り、長期間にわたり続いてきた景気の減速懸念が少しずつ後退し、遠くに出口が見えてる感じです。

 ドバイショックでは1ドル=86円前後でした。それ以来、停滞気味であった為替がにわかに動き出した感があります。このまま、円安が進み、5月のゴールデンウィーク明け頃には1ドル=95円ほどになることもあり得るでしょう。為替に連動し始めてる日経平均株価は11300~11500円の可能性もあると期待感も含めて展望してます。

 私たちを取り巻く現在の長引くデフレ不況に対しては、今より円安になることがインフレ傾向に向かい、これが日本国民にとって経済回復への追風となることを期待します。

 ところで、数年前から耳にしてますREIT(リート)ですが、これはReal Estate Investment Trustの略で不動産投資信託のことです。こちらは景気が余程、好転しないとなかなか価格が上がりません。ショッピング・モール、オフィスビル、賃貸住宅、ホテルなどに投資し、賃貸収入が見込まれる投資信託です。

 しかし、内容からして実体経済に関係し、価格の動きはワンテンポ遅れて動向するようです。これは不動産市況、金利、需要と供給(空室率)、そして為替が主な変動要因です。

 このブログの右端には「日米リートファンド」の基準価格がクリックにより表示されます。リーマン・ショック時には3159円と大暴落でした。それ以来、時間をかけ、かすかに回復傾向が見られ、それでも4000円台が1年以上続きました。

 ところが、昨日より本当に暫くぶりに5000円台になりました。このまま、株高・円安が進み、果たしてリート市場にも春風が吹いてくるでしょうか。景気回復を祈念してます。

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