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2010年3月17日 (水)

本日3月17日が昼と夜の長さが同じ

 今年の春分点は(太陽黄経0°)日本時間3月21日午前2時32分と計算されてます。この瞬間はインド以西からヨーロッパ、南北アメリカ大陸までの殆どの国々は1日前の3月20日であるので、この日が春分の日です。南半球では秋分の日です。英語ではequinoxと表現するようです。

 地球から見て太陽は1年に2回赤道の真上を瞬間的に通過しますが、それは地球が公転運動として北極星側から見て反時計回りに秒速約29.8キロのスピードで移動してるからです。

 【太陽~地球間の平均距離約1億5000万Km×2×π÷365.24÷24÷3600】 

 ところで、春分の日は昼と夜の長さが同じといわれますが、実際には同じではないようです。

 日の出時刻の定義は太陽が地平線から見えた瞬間で、日の入り時刻の定義は太陽が地平線からすっかり顔を隠した瞬間です。もし、太陽の中心が地平線に接したときと定義すれば3月21日の昼と夜の長さがほとんど同じになるでしょう。

 例えば東京での春分の日(21日)の日の出は5時44分で日の入りは17時53分です。これでは昼の時間が12時間09分で夜の時間は11時間51分ですから昼が18分長いです。

 ところが「本日3月17日」の東京の日の出は5時50分で日の入りは17時50分ですから、本日こそ昼と夜の長さがどちらも丁度12時間00分となってます。これは東京に限らず、皆さんお住まいの日本各地で日の入り時刻から日の出時刻を引けば多少の誤差はあっても殆ど12時間00分になると思われます。ぜひ、昨日(16日)の新聞に掲載されてる「明日のこよみ」により、あなたの場所の昼と夜の長さを計算してみてください。ちなみに富山市の本日の日の出は6時00分で、日の入りも丁度18時00分です。

 ただ、厳密には光は屈折するので、日の出に関しては太陽が出ていなくても私たちには太陽の光が見えることもあり、日の入りについても同様と考えられます。

 植物や動物は最近の日照時間の長さを敏感に感じ取り、急激に変化してることが認識できます。

 今まで日本で羽を休め、食料を調達していた白鳥など渡り鳥は、シベリア及びカムチャッカ方面への北帰行の時季です。反対に、あと1月ほどで南国に行ってたツバメたちは数1000キロを飛来して来ます。本当に小さな体ですごいエネルギーです。優秀なレース鳩でさえ飛翔距離はやっと1000キロまでです。一般的に渡り鳥は高緯度の国で子育てすることが多くこれも不思議ですね。きっと飛翔途中で息が絶えるものも多く、自然淘汰され、目的地へ渡れたものだけが子孫を残すと考えられます。

 ところで、世界的に知られてる渡り鳥としては、インドで冬を過ごした鶴が8000メートル級のヒマラヤを越え、チベット方面に飛んで行くことが有名です。こんな高度は酸素も薄く、考えられないエネルギーです。あるいはヒマラヤ山脈が今ほど高くなかった太古の時代から「渡り」を続け、それが子孫によって現代の高いヒマラヤでも続いているのかもしれません。

 今日は横浜に嫁いでる長女の誕生日です。昼と夜の長さが同じいい日に生まれました。

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