Audi TT Quattroでヤッ場ダムの日帰り温泉へ
Audi TT Quattroで久しぶりに一路、関越自動車道を北上しました。目的地は群馬県北部「ハッ場ダム」(やんばダム)建設現場近くの日帰り温泉「天狗の湯」です。
最近の国内はもっぱら普天間問題に大きく揺れ、5月いっぱいに答えが出そうにありません。
一方、半世紀前に計画が始まったハッ場ダムは現政権によって建設中止が打ち出され、現在は宙に浮いた情勢です。このところニュースのメインから遠ざかった感があっても、巨大な橋の建設、住民の移転先への長いトンネルの完成、移転先の造成、先祖伝来の墓の移転など工事は着々と進んでいます。
ダム湖に沈む国道からおよそ100mほど高い位置に住民の方々の新たな移転先が広がってます。モダンな家々が幾軒も建設されてる最中です。造成地の最も奥には新たな墓碑が並んでます。先祖の墓地も移転したのですが、これは精神的に辛かったと推察できます。この地とダム予定地を挟んで対岸にも造成地が着工されてます。高い位置を広く造成し家屋の建設が始まってますが、ダム本体工事が始まるかどうかは現政権下では未定です。
巨大な橋は対岸の造成地同士を結ぶもので未完成ですが、両岸はほぼ結ばれました。しかし、ダム本体工事が未定では地元の皆さんにとって不安な情勢であることに間違いありません。建設反対からようやく賛成へ転換し、そして、今回、政府により中止と長い期間、翻弄され続け、高齢になってますます故郷の未来に展望が持てないことはとても辛いことでしょう。ダム湖をまたぐ筈の巨体な橋の建設や住宅移転工事は今日も行われています。
地元の方々は今となってはダムの早期完成を望み、平和な故郷に戻ることを強く望んでおられます。このトンネルも現在の国道からおよそ100mほどの高い位置を貫通し、近頃、開通しました。長さ1760mあり、内部は明るくとても走りやすいです。
八ッ場ダム工事の進捗状況をこの目で確認できましたが、これからの国政選挙がダム本体工事に入れるかどうかの分岐点と思われます。
ところで、本日のAudi TTによる目的地は一昨日オープンした「天狗の湯」です。奥山の日帰り温泉巡りも楽しいものです。群馬の大自然の懐で湯ったりと寛ぐと、世の塵が洗え、日頃の悩みも小さく感じるものです。しかし、お湯から出ると日頃の悩みは戻ってきます。それでも、早く解決したいとプラス思考になるものです。湯の色は焦げ茶色です。露天風呂にはこのトンネルから出土した大きな石が置いてあります。外には足湯が併設されてます。
「天狗の湯」の位置は計画されてるダム本体のすぐ下流です。総工費は2億8800万円。ハッ場ダムの受益者である下流の東京都や関東各県が拠出する利根川・荒川水源地域対策基金ですべて賄われてるそうです。
一方、昨年7月から乗ってます愛車Audi TTクワトロ黄色の走行距離は8900キロになりました。調子はいいです。高速ではフルタイム・クワトロ(常時4輪駆動)の真価が発揮され実に安定走行になります。一定のスピードに達すると格納されてたスポイラーが自然に立ち上がり、それをバックミラーで確認でき楽しいです。
実は、平素の用たしはレース鳩放鳩車(ホンダアクティー)及びクロスバイクで済ませているので、この車にあまり乗りません。3日に一度くらいです。広い高前バイパスや国道、高速道路のみに使用し、一般の細い道はなるべく通らないことにしてます。
それは車体の下の部分が膨らんでるので、バックで寄せてもサイドミラーに白線が映らないことが多く、細い道を曲がるのは私に難しいです。特に白線に沿って駐車場にバックで入れるのは至難の技です。あたかも免許取りたてのような駐車の仕方になってしまいます。両方のミラーを下向きにすれば、入れ方が80点くらいの駐車になります。
ストリームに乗ってる娘のMarie Persimmon Marshはバックするときナビに後方画面が映し出されるので100点です。
最近のコメント