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2010年6月26日 (土)

群馬の名峰・赤城山へby Audi TT Quattro黄色

654  昨日、Quattroのコーナリング゙感覚を味わうためS字カーブの多い赤城山(1828m)へ行きました。元・俵萌子美術館辺りから勾配は急激になり始め、エンジン音が変わります。標高600メートル付近からカーブの連続です。直線になると路面が上下に波打つ構造が数か所あり、それを知らない運転手は何事かと驚くでしょう。これはスピードを防ぐためと思われます。同様に榛名山の伊香保温泉から榛名湖間にこの種の路面がたくさん設置されてます。

 Quattroは本来、四つん這いなどの意味を持つイタリア語で、車では常時4輪駆動を意味します。このため、高低差のない直線の一般道ではQuattroをそれほど認識できません。しかし、高速道路ではスピードを増すほどに安定性を感じ、車体の前部が押されたり、後部が引っ張られたりせず、四輪すべてが駆動するので横揺れがありません。直進安定性です。このことがついスピード感を鈍らせ、デジタルメーターを見てこれはいけないと感じることがしばしばです。

 Quattroの真価が最も発揮されるのはカーブの連続した登りです。4つの車輪がそれぞれ進行方向に駆動するからです。この場合、内輪差が生じるので四輪の回転数はすべて異なって駆動し、その構造は実に良くできていると感心します。これこそエンジンパワーが四輪(245ー40ー17)に効率よく配分するQuattroの真価でしょう。

510  私がQuattroについて真価を感じるのは、このように高速安定性とカーブの連続した上り坂です。しかし、この他に予想外に燃費がいいのは効率的なトルク配分やシステムの軽量化によるものと思われます。2000CCでリッター当たり平均11Kです。燃料は最近もっぱらセルフで入れてます。ボディーの手入れは自分で行います。ガラスコーティングされてるのでワックスは使いません。しぼったタオルで拭くだけです。

 このため、天気の悪い日は乗らないことにしてますが、夕立など突然の大雨は路面状況が変わってしまいます。ディーラーの説明ではこれにも素早く対応するとのことです。また、雪道やアイスバーンでも四輪に効率よく配分し、優れたクリップ力を確保するとのことですが、これらはあまり実験したくありません。天気の良い日に幅員のある道路を安全に走りたいものです。

 ところで、赤城山はすっかり初夏の緑に覆われ、ご覧のようにツツジが咲く原では牛が放牧され、実にのんびりした平和な佇まいです。ここは赤城山の最西端にそびえる鈴が岳の登山口であり、25年ほど前に一人で登ったことが思い出されました。鈴が岳は特異な円錐形を成し、頂上からの景色は360度のパノラマ。皆様にお薦めです。ここから1時間半あれば山頂に着くでしょう。

 赤城山系では最高峰の黒檜山(くろびやま)には今まで2度登りましたが、急勾配で意外ときついです。最初は長女が小学生の時に2人で登り、2回目は一人で登りました。恥ずかしいことですが、2回目の下りでは道に迷い、どんどん下に行きましたら、とんでもない所に出て驚きました。登りは必ず頂上へ着いても、下りはうっかりすると、もと来た道とは違う道に入りやすいものです。これはどの山でも言えることで気をつけたいことです。1828mの頂上はツツジに覆われ、日光方面から谷川連邦が手に取るように見えます。

 昨日は大沼(写真1番上)を眺めながら一人寂しくマイナスイオンを感じ、のんびり過ごしました。帰路はエンジンブレーキを利かせながら、ゆっくり下りました。

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コメント

こんばんは
赤のクーペから白のクーペに乗り換えたんですよ(^o^)
私もクーペ好きです。

投稿: ちん | 2010年6月30日 (水) 22時01分

ちんさんへ
 はるばる九州からコメント有難うございます。私は今までに117クーペを2台乗りました。1台目は26万キロ乗りました。
 クーペとレース鳩とは、型と言い、快適な走り(飛び)と言い、共通点があるのでしょう。
 アウディーTTクーペは1年経過し、やっと運転に慣れてきました。これからも時々、拙いブログに遊びにお出でください。 

投稿: カッキー | 2010年6月30日 (水) 22時25分

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