本物に触れる喜び・久々にアメリカの方々と交流
一昨日は前橋市江田町のAotea English Schoolで午後5時より、4人のアメリカの方々とともにBYOB=Bring Your Own Booze.形式(持寄り)による楽しいバーティーに参加しました。
ホストはこの学校のSamuel Toddさん。参加者はコロラド州からの若いご夫妻で、お二人ともALTとして高校にお勤めです。すでに滞在が長期になり尾瀬をはじめ群馬県内各地を見聞しておられます。
また、インディアナ州から2名の女性が親子で参加されました。夏休みの交換ホームステイで高校に来られています。この他、メンバーはSamuel Todd夫人、日本人の英語の先生方です。
この中に参加したので私も戸惑いました。しかし、国際交流は好きな分野です。しっかり話に乗ろうとしても英語のみのパーティーは久々なので、楽しくとも全部を理解するのは難しかったですが、それは仕方ないことです。ただ日頃、考えてることは聞き役のみに回らないほうがいいように思っています。
パーティーが始まってすぐ、私はホストのSamuelさんにWill you do me a favor?(お願いがあります。)と、改めて参加者の紹介をお願いしましたら、彼は自己紹介にしましょうと提案されました。
おっと、これは大変。おしゃべりと異なり、自己紹介は一種のスピーチに似てるので、ある程度、話すことをまとめなくてはなりません。それはすでにアメリカの若き女性からスピーチが始まっている中で、それを拝聴しながら話す内容を自分なりに考えなくてはなりません。
Will you do me a favor?とお願いしたことが却って大変なことになり、こちらに降りかかってきてしまいました。
いよいよ私の番になり、初めに名前についてPersimmon Marshといい、PersimmonとMarshについて彼らは柿と沼であることは良くご存じなので、このように日本語の名を英訳していることを告げました。この他、日本で無名の私は実は外国では有名なのです。と切り出すと、何故かと彼女たちは丸い目となり、えぇ~と聞いてくれました。
ここで趣味のレース鳩の話題に突入できたのです。世界57カ国に発行されてる英国レース鳩月刊誌「ビクトリアル」の表紙に3回掲載されたことを述べました。この月刊誌はレース鳩を飼育してることで有名なエリザベス女王も時々表紙に登場されてると話し、このため、もしかして女王陛下は日本人の私のことを知っておられる可能性があると話しましたら、その場が大騒ぎになりました。
その他、飼育してた1羽の鳩が迷って日本海を渡り中国奥地の内モンゴルへ飛んで行ってしまい、現地から連絡をいただき、その鳩に会いに行ったことや、そのことが内モンゴルの放送局で取り上げられたことなどを話しました。また、発信しているこのブログは英語版になるので、ぜひ、アメリカでアクセスして下さいとお願いしました。
このため、自己紹介は思っていたより長くなりましたが、前述のように、英語は上手とか下手とかを気にするのでなく、【話す内容をしっかり持つことが大切】と思います。これは日本語でも同じで、人前で上手く話せるかより、内容が肝心であることは言うまでもないでしょう。
このようなことは英語以外でもいろんな場面であり、評価はほとんど要りません。それより、それを行なうこと自体に大きな意味があると考えたいです。
私の場合、英語への変換の壁があるので、それを補うには一にも二にもボキャブラリー(語彙)を発音やアクセントも確かめて、日々覚えておきたいです。理想は初めから英語で考えられればいいのですが、それは夢で、私には夢で終わるかもしれません。
茨の道であっても、私たちが努力で可能となるのはボキャブラリーを増やせることだけではないでしょうか。それは英作文を書いたり、話すことなど、より発信型へ近づき、ボキャブラリーはお茶を飲むときの急須の取っ手のようなものと思います。取っ手がなければお茶は注げません。
日本人には外国に一度も行った経験がない英語の達人もいます。外国に行ったとしても、その後も英語は難しいものです。
やはり、私たちは英語を媒介にして外国の方とコミュニケーションが取れることを目標にしたいものです。これを最終目標にすれば、昔の受験英語も英会話から、かけ離れたものでなく、大いに役立つとの認識が必要と思います。どんな英語もすべてはコミュ二ケーションにつながること間違いないでしょう。
午後5時に始まったパーティーは8時半まで続き、盛り上がり楽しく交流できました。皆さんとても表情豊かに話され、これは表情豊かさに乏しい私たちが学ぶべき大切なことと感じました。
最後に、素敵な機会を作って下さったSamuel Toddご夫妻には心よりお礼申し上げます。
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