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2010年8月12日 (木)

残されたメモ

Dscf0971  25年前の今日、羽田を飛び立ち大阪へ向かったJAL機が群馬県上野村御巣鷹の尾根に墜落しました。現場は急峻な奥山。掛け替えのない命を落とされた520名の方々に改めてご冥福をお祈りいたします。

 最近になっても、残骸の一部が発見されたと報道があり、現場は大きな木の根元が炭化し、現在でも当時の様子を知ることができます。

 私は群馬県高崎市に住んでるので、車で1時間30分の現場に行かなければと思いつつ、ご遺族の方々に失礼があってはならないと思い、10年ほど前になってから、三度お参りしました。車から降りて標高差180mの現場まではきつい道のりです。

 それでも、以前より道が整備され、登山道が多少短くなったとはいえ、ご高齢の方々にとっては大変な急勾配です。

 想像できないほどの死の恐怖が充満してる機内。その中にあっても、家族に宛てたメモ書きは胸を打ちます。

 「ママ、こんなことになるとは残念だ。子供たちの事をよろしくたのむ。本当に今迄は幸せな人生だったと感謝している。」と奥様に書かれたメモ。

 「しっかり生きろ。哲也、立派になれ。」と2才の長男に書かれたメモ。

 「ハイヒールを脱いでください。おちついてください。身の回りの用意をしてください。」不時着する場合に備え、機内放送の要点をまとめたと思われる客室乗務員のメモも見つかりました。

 夫は最後まで夫として妻への思いを、父は最後まで父として子どもの成長を夢み、乗務員は最後まで客の安全のために職務に専念してたことが窺えます。筆跡はどれも乱れ、揺れ動く機内の中で心を振り絞って、妻や子供への思いをメモに託したのでしょう。

 きっと、発見されずじまいのものも多くあったと想われます。

 昨晩、上野村を流れる神流川(かんながわ)では、犠牲者を偲ぶ「灯篭流し」が行なわれ、本日は午後6時から「慰霊の園」で追悼慰霊式が予定されてます。明日は盆の入り。

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