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2010年9月 6日 (月)

コンテナ内の疲労・感染に対処

 連日、うだるような猛暑の中、8月から個人訓練が始まり、9月からは連合会・支部による訓練及び秋季レースが開始されます。

 今年は上空5000メートル付近を西から東へ吹く偏西風のコースが例年より北寄りになったり、南米沖で海水が高温になるエルニーニョ現象が原因といわれ、日本列島の気温は記録破りの暑さで、これにはインド人もビックリでしょう。

 訓練でも放鳩時刻は6時前後です。レース鳩は暑さに弱いと考えられ、涼しいうちに飛ばしたいものです。

 鳩用コンテナの1室は畳1畳ほどの広さです。そこに40~50羽が入れられることは密度が高く、コンテナ内の気温は高温となり、狭い中でつつき合ったり、接触したりで疾病の感染が考えられます。

 訓練であっても翌朝まで最低10時間は入ったままです。距離400~500Kレースでは35時間以上。日延べでは60時間以上となります。

 レース鳩は伝染性の疾病には罹り易いようです。動いてるコンテナ内では2本足のみで立っており、バランスは悪く、長い時間は疲れる筈です。

 トラックで運搬され走行中、左右・前後、そして上下に揺られ体力を消耗するでしょう。信号でストップや発進の都度、前のめりになり、後方に倒れそうになり他の鳩とぶつかり合います。コンテナ内は真っ暗です。高速道路に乗れば一般道より揺れは収まるでしょう。

 放鳩地に到着したら時間をかけ、揺れて消耗した体力を回復してやらなければ飛翔に支障を来たします。

千葉県のヤン・アールデン愛好家さんのサイトを拝見すると「レース開始後に疲労から来る疾病の発症に対応すること」を研究テーマにされてます。

 レースから次のレースまでの期間、飼育者が重点的にすべきことが何であるか浮かび上がってきます。自然のままがいいですが、人為的にプラスになることもあるでしょう。

 次のレースに向かって鞭打つことより先に、「前回のレースで残ってる疲労を如何にして取り除いてやるか」は基本で、「感染が考えられる疾病を取り除いてやること」も飼育者の任務と思います。

 平素お会いできなくても「研究されてるテーマ」がサイトで拝借できます。より良い帰還率、より良い成績に結び付けられるよう有効利用させていただいています。北海道・デカ橋さんのサイトへもアクセスし勉強させていただいてます。

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