来春は開花するか赤紫の藤と我が人生
数年前に埼玉県・花園グリーンセンターで見つけた高さ1mほどの赤紫の藤です。購入した時は室内で驚くほどの美しさを誇っていました。次第に大きくなり、翌年から室外で育てることにしました。
ところが、年々開花が見られなくなり、ついに咲かない年もありました。色彩がきれいな花弁なのに咲かないとは残念でしたが、きっと、何か原因があったのでしょう。
シャクナゲやしだれ桃については世話の仕方を試行錯誤しながら、毎年開花させることができるようになりましたが、藤については経験が浅いことから上手く咲かせることができません。昨年は3房ほど咲いたのみです。
このため、植木鉢が高さ20センチほどで小さ過ぎると考え、今年は梅雨のころ下のように高さ40センチで容量のある樽に植え替え、中に黒土と鹿沼土を入れ、油粕も入れました。
実は昨年、サルスベリを植えに来た植木職人に「藤の咲かせ方」について訊いてみたのです。そしたら秋に葉が落ちる頃、剪定して油粕を与えるといいと話されました。その時は植え替えませんでしたが、指示どおりにしたら今春は寂しい感じではありますが、少し咲きました。
それでも往時のような華やかさはありません。このため、私は木の大きさに比較して植木鉢が小さ過ぎることに気付き、ホームセンターでご覧の樽を手に入れ植え替えてみたのてす。
今のところ順調に生育し、例年より蔓も長くなり元気な感じになってます。藤は水をたくさん必要とするので、乾いたら時々水を与えてます。前述の通り、鹿沼土が入ってるので、乾いているように見えても水分を含んでいると思います。
10月末から11月頃に落葉するので、そのチャンスを見逃さず剪定する予定です。最も大切なことは花芽を切り取らないことです。かなり大きくなったので、果たして来春は赤紫の花がたくさん咲くでしょうか。期待と不安が交差します。やることはやったと思ってます。とりあえず、今年よりたくさん咲けば、成功と思ってます。藤の様子を見て、早く藤の訴えが聴ける人間になりたいものです。
毎年、春には花梅、シャクナゲ、アセビ、つつじ、山つつじ、雪柳、八重桜、かいどう、モクレン、しだれレンギョーなどの花木が咲きます。
しかし、人生として私には花が咲かないままなのです。つまり、一人暮らしが続いており、味気ない生活を余儀なくされてます。一人で食べる三度三度の食事から早く解放したいです。このため私は真剣に活動しています。第二の人生に潤いの日々が到来するでしょうか。そんな日が来ることを願い、日々、庭木の手入れをしています。
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