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2010年11月15日 (月)

17才から始めたピアノ

132   この写真は新聞紙面に広告として掲載されてたものをデジカメで撮りました。ピアノに対する常識や感覚を覆すものです。ピアノも仲間と合奏を楽しむことができるとは誠に柔軟な考えで本当に楽しそうです。4台でトルコ行進曲や展覧会の絵を弾いたら楽しさの極みでしょう。

 子どもの頃、家にピアノがありませんでしたが、若い頃からクラシック音楽に親しんだ方で、高崎市に活動拠点を持つ群馬交響楽団(=群響)の演奏会に度々足を運んだものです。

 中学生のとき、いい体験がありました。移動音楽教室の折に、群響と合同演奏する機会があったのです。プロの中に混ざって私はトロンボーンを吹きました。隣のトロンボーン奏者の方が柔らかい音であまりにも高音を出すので驚き、それまでトロンボーンについて抱いていたイメージを覆した体験を覚えてます。 このとき音楽は凄いということを感じたのです。

 同様に、群馬大学管弦楽団が定期演奏会でラベルの「ボレロ」とハチャトーリアンの「剣の舞」を演奏するため、独奏のアルトサックスが必要とのこと。当時、群大生にサックスを吹く人がいなく、どうしたことか高校生の私に白羽の矢が当り、群大音楽専攻生に混ざって演奏したことがありました。場所は群馬会館です。

 音楽に素人の私が教授の指揮のもと、音楽専攻学生の中で演奏するチャンスに恵まれたことは少なからず本物へのアプローチになったかもしれません。当時は純真無垢な感性を持つ高校生(?)であり、音楽を専門とする大学生の演奏に触れた体験は大きかったように思います。

 ところで、高校生のとき先生の影響もあり、教科では音楽と英語が好きになり、そのためか、他の教科はすっかり芽が出ません。しかし、入試には国語や数学や世界史があり、今考えると対数など数学は本当に苦労し、それ以後の人生で、あれほど頑張ったことはなかったかもしれません。

  ところが、何事もやるべき時はしっかりやっておくべきと思いました。というのは日本鳩レース協会主催による審査員試験で、距離測定の試験があるのです。例えば、北海道のある一点と群馬県のある一点間の距離を緯度経度のみによって求める問題です。地球は平面でなく球なので球面三角法が必要となり、ここで対数計算が必要になりました。苦手の数学がこんなところで役立ちました。

 一方、当時、ピアノは女子が弾くものという風潮で、高校男子では稀でした。

 ピアノは朝早く学校に行き練習するのみで、バイエルを3ヶ月で終え、続いてチェルニー30番やハノン、ソナチネに入りました。17歳から始めたピアノでは、すでに指は硬かった筈です。

 しかし、そんなことが基盤となり20歳頃から弾いてるショパンの「ノクターン1番」は今でも弾き、時代が経過しても色あせない名作は不思議でなりません。この曲ほど私に合ってる曲もないと感じ、17才から始めたピアノであっても、遅くはなかったと勧めてくれた先生に感謝です。しかし、先生はすでに天国へ!

 今後も、レパートリーを広げホームコンサートでいろいろ弾いてみたいですが、最近は一人暮らしということもあり、十分な練習には至ってません。聴いてくれる人がいないと成り立たないのが音楽です。

 ところで、音楽と英語には共通した領域があるように思います。

 英語では聴く、話す、読む、書くの学習行動がバランスが良いと考えられ、音楽の学習でも同じことが言えるのではないでしょうか。英語の聴く=listeningに相当することは同じく聴くです。これは音楽活動の中心で、古今の作品を観賞することです。

 話すに相当することは歌うことや楽器演奏です。読むは楽譜を通じて作曲家の考えた音楽を読み取ります。書くは作曲です。作曲はあとあと残ります。

 英語では、4領域の中で意外と表現力が身につくのは「書くこと」だと思ってます。英作文として自分の意見や感想を書くことは、自ずと表現力や語彙が豊富になり、発信型英語につながると思ってます。英作文も作曲もcompositionと表されます。

 最近、英語会話の進歩のためには英文日記が良いと聞いたことがあります。書くことは創造性を磨いたり、発信型であるので英会話に結びつき一石二鳥のようです。

 英作文に力を入れると母語である日本語も磨かれると思います。正しく伝えることが共通だからでしょう。

 英語と音楽は外国の方との交流にも効果的です。どちらも茨の道だが、生活の充実をめざし、一歩一歩前進したい。  

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