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2010年12月20日 (月)

ろうばいの郷から群馬の秘湯・・・砦乃湯へ    by Audi TT Quattro

170   群馬テレビのニュースで松井田町の「ろうばいの郷」が放映され、今月から来月まで開園とのことで、早速Audi TT Quattroを走らせました。ろうばいもAudiも黄色です。

 上信越道が開通したお陰で、倉賀野から一般道である国道18号線はスイスイです。「ろうばいの郷」がある松井田町上増田一帯は、その昔、上細野原縄文人が住んでた形跡のある地です。

 地形全体を眺めると、なるほど縄文人が安住の地として生活した理由が納得できます。四方が遠く見渡せる広く高い位置はのどかな高原。川の氾濫は心配ないところです。

 この安全な自然環境を見て、私は渋川市郊外・子持山麓に位置する日本のポンペイと呼ばれる黒井峯遺跡に共通する古代人の心理が読み取れました。黒井峯遺跡は6~7世紀に起きた榛名山二ッ岳の大噴火により、現在でも古代人の住居が埋没したままの地です。やはり眺めのよい場所で私のレース鳩訓練地でもあります。

 同様にここ上細野原一帯も、遠くに浅間山を望み、周囲に比べ標高があって広々した地勢を成し、昔も台風が襲った筈で洪水の心配、また、夜行性猛獣の心配がない地と認識できます。

 一方、高台は他の豪族など敵の来襲を素早く見つけるにも好都合であること、日当たり良く食物の栽培には適地であることを考えると、縄文人がここを安住の地に選んだことが頷けました。

168 ところで、この地に10年ほど前から「ろうばいの郷」が開園しました。12月下旬は時季的に少々早くとも、推定300本ほどのろうばいが3分咲きでした。

 現在は花の少ない時季だけに香りとともにのどかな時間を過ごすことができました。香りは梅に似てても、枝ぶりは梅とは異なり灌木ふうです。見物客はちらほらで毎年、正月から賑わうとのことです。

171  群馬の地にお出での際は立ち寄られることをお勧めいたします。アクセスは松井田インター下車で倉渕方面に向かうと標識があるので分かります。

 この日は天気も良く、遊歩道を散策しながら黄色い花々とその香りを十分に堪能できました。そして、足もほのかに疲労し、帰路に温泉に入ることにしました。

 係員に近くの日帰り温泉の有無を尋ねたら、天然温泉かけ流しの「砦乃湯」を紹介してくれました。

 早速、ナビを頼りに山道を15分ほどの登りです。実はカーブの多い山また山を行ったり来たりで迷いました。ナビも山岳地帯で機能が低下し困ってるようです。群馬の秘湯は簡単には見つからず、すれ違う車のない1本道を走り続けたら、やっと宿らしい建物が見つかり、ホッとしました。

 天然温泉かけ流しとあって、お湯の量はもったいないほど。山に囲まれた露天風呂をしばし一人で満喫できても、季節は12月下旬。お湯から出るとブルブルで急いで内湯へザブンです。時刻は3時半なのに辺りはすでに薄暗い佇まい。山がすぐそばに迫ってます。

172  この「砦乃湯」は日帰り温泉ゆえ宿泊はないとのことですが、食事はいろいろあり便利です。将来、家族ができたら再度訪れたい気持ちが脳裏をかすめました。

 今回は行きませんでしたが、近くには落差15mの「仙ヶ滝」があり、ここは松井田城築城のときの水源といわれ、名の由来は、落城の折ここまで逃げのびたお仙という姫が身を投げたと伝えられてます。

 こなんことでAudi TT Quattroは山岳道路で十分にその威力を発揮し、小春日和に咲くろうばいの郷と群馬の秘湯を提供してくれました。 

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