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2010年12月24日 (金)

秋300Kまで参加した成果が春に発揮されるか

 クリスマスイヴの24日(金)は栃木県足尾からの連合会50キロ訓練の持寄で25日(土)に放鳩予定です。

 秋レース後、11月から今まで個人訓練及び他団体のコンテナ輸送による合同訓練に乗り、訓練を5回しました。個人の放鳩場所は群馬県内の前橋富田町、大間々高台、合同訓練は桐生、栃木県内では足利、葛生50Kです。いずれも朝のうちに帰還しおおむね良好で後日の帰還はありませんでした。

 参加鳩する30羽のうち半数の18羽が秋レースで宮城県古川市300Kを経験してます。

 当舎は長い期間、舎外などの理由により秋レースに参加しない方針でしたが、強豪である連合会仲間の勧誘があり、「秋やれば春は必ず良い」との強い勧めで今年は秋をやりました。

 当初200Kまでの参加予定でしたが、300Kまで参加費をまとめて払ってあることもあり、結局、古川300キロまで参加しました。

 このように秋を体験した鳩が参加鳩にいることは暫くぶりなので、以前より結果が出るか楽しみです。強豪ひしめく中、近年では結果が芳しくなく、一桁に入るのは年間1~2回です。

 写真のように、レースマンとしては何百キロという遠方から飛来し、鳩舎上空に差し掛かった瞬間が最も楽しい時です。

 他の状況が見えない鳩レースでは、果たして連合会の中で、あるいは連盟の中でトップに飛来してるのだろうかと胸をときめかせてるものです。しかし、連合会事務所に行くと次第に情報が分かり、それほど速くないことに落胆するものです。でも、今度こそと思う気持ちが管理や訓練にプラスとなるものです。

 30年以前はほとんど毎回1桁に入ってたので、その理由を思い出してもミュ二イエ系や上州マダム号、イギリスのミッチーソン系、ベルギーのファブリ系など、たまたま良い血統に恵まれていたほかに見当たりません。

 血統的に現在は30年前とは比較にならないオランダの血統を飼育してるので、近未来に芽が出てほしいものと日夜管理に勤しんでるところです。

 鳩舎内は冬場の夜間、かなり気温が下がるので余り下がらない工夫をしてます。換気の調整ができる設備でも、平素、南側以外は開いてない状態にしています。

 ここが到着するアルカディア式入舎口で、帰還した鳩は上から入る自動入舎です。レース時以外は雛の馴致に使う展望台です。

 実は最近、同じ倉賀野町で下町の0さんが退職を機会にレースを再開することになり、私は嬉しく思います。郊外では3鳩舎があっても、倉賀野町の町中では当舎のみでしたから、何かと心強いです。現在、鳩舎建築中で時々進捗状況を見学させてもらってます。来秋からレースに参加されます。

 レースは戦いであっても、ヨーロッパで始まった高尚な趣味を共有するのですから、レース鳩を媒介にして人間的交流はそれ以上をお願いしたいと思ってます。

 ところで、訓練及びレース開始の今の時期、レースマンにとっては作出というレース鳩飼育の原点が迫ってます。今春は20ペアー交配予定で、暮れから正月にかけては血統書とにらめっこです。しかし、それ以上に個体と個体の鳩質をしっかり捉えることが基本と思ってます。シルクタッチなどは掴んで認識できるものです。

 今のところ決定してる交配は1、オランダ・プロンク鳩舎作翔スチール号×香山鳩舎作スチール号孫でデ・ヨング89号孫、2、香山鳩舎作スーパーイヤリング号直仔×オランダ・サムデヨング鳩舎作出鳩、3、茨城・高塚鳩舎作・稚内クイーン号孫×高塚鳩舎作・GN2回記録鳩直仔です。10羽以上いるスチール号直仔やサムデヨング直仔などの交配を次第に詰めていきます。

 暮れから正月はこれらの交配を考えるため、好きなお酒が十分飲めるでしょうか。レース勝利の美酒を夢見て頑張ろう。 

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