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2011年2月28日 (月)

日本シャンソン館でライブに憩う

236  いつかは訪れてみたいと思っていた群馬県渋川市の「日本シャンソン館」に行ってきました。この日は日曜日とあって、偶然にもシャンソンをライブで鑑賞できる幸運に恵まれました。それはシャンソン界の重鎮・芦野宏さんの生の歌声に接することができたからです。このことは全く思いもよらぬこと。本物に接することができ、これからの生き方について指針となりました。

 フランスの香り漂う施設の入館料は1000円。内部はシャンソンの博物館となっており、「愛の賛歌」などの手書きの楽譜や数々のシャンソン歌手の愛用品、楽器、イブ・モンタンの舞台衣装、海外からの芦野さん宛ての手紙が多く展示してあります。越路吹雪さんの赤の普段着には彼女の温かなぬくもりが感じられました。

 これは独特の景観を成すピラミッドによる自動検索機で、瞬時にシャンソンの往年の名曲が聴けます。ルーヴル宮ガラスのピラミッドの10分の1といわれ、ボタンひとつで「雪が降る」などの名曲が映像とともに鑑賞できます

 それにもまして、この日は生のシャンソンが聴けるとのことで誠にラッキーでした。日本シャンソン界の第一人者・芦野宏さんのライブが500円増しで鑑賞できるとはもったいないほどです。

 これは愛を告げるシャンソンの素晴らしさや楽しさを広く多くの方々に知ってもらう氏のお考えなのでしょう。誠に素晴らしいステージで感銘です。 

 一般的に音楽的博物館は数少なく「日本シャンソン館」は貴重で、フランス文化の香りが至る所に滲み出ています。

 かなり以前にNHKで拝聴したあの洗練された芦野さんのお声は耳に残っていましたが、現在「日本シャンソン館」館長であり80歳を超えられても、氏の歌声は当時と全く変わらず、清々しく、柔らかく、若々しく、香り溢れていました。

 歌を歌うことは唯一人間に与えられたもの。これこそ精神の充実につながり、結果的に心肺機能の健康維持に不可欠なのでしょう。若々しい姿勢の歌い方にも感銘を受けました。

 シャンソンとは優しさなのでしょうか。芦野さんのお声は耳に優しい音色で2~3曲生演奏されました。一度身についた発声法は生涯不変なのでしょう。それにしても、未だユーモアのある歌いっぷりに会場は手拍子も出て楽しさに溢れました。

237  展示してある楽器はギターの前身といわれるウードです。その昔トルコ、イラン、アラビアなど中近東で広く使用され、ヨーロッパに伝わってリュートになったり、スペインではギターとなり、東に行って日本の琵琶になったと伝えられる歴史的な古代楽器です。この楽器が現代でもシャンソンにも使われてるとは驚きです。

 この日は「シャンソン館」の広い境内も散策し、フランス風庭園に佇むととてもリラックスします。季節になると池にはハスの花が咲くと想われます。

 この他、カフェテラスがあったり、また別棟「ラ・ファミ―ュ」にはシャンソンのCDや女性の好むフランス直輸入のグッズ、装飾品が多く販売されてます。館内の女性係員の方々が大変に洗練され、特に目が美しく、訪れる人を和やかに迎えてくださる雰囲気にとても好感が持てました。

 遠方よりお越しの方は関越自動車道渋川インター下車で市街地へ5分ほどのところです。JRでお越しの場合は上越線・渋川駅下車徒歩8分です。生のシャンソンをお聴きになる場合は土日祝日の11時からと14時からの2回公演です。

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