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2011年9月

2011年9月30日 (金)

世界制覇・・・「なでしこジャパン」のタオル

 学術、芸術、スポーツなど個人の分野では世界における偉業があっても、団体スポーツにおける世界一は難関中の難関です。

 「なでしこジャパン」の栄冠は選手のチームワークはもとより、監督・キャプテンを中心に研究に研究と、努力に努力を重ねた結果が世界での優勝に結びつき、震災で暗い日々の日本中をどれほどか明るくし勇気づけてくれたことでしょう。

 続いてロンドンオリンピックへの予選でも見事に出場権を獲得され、この波が日本人全体への自信や発展に繋がることを祈念してやみません。

 写真のタオルは「なでしこジャパン」の栄光を記念して作られたもの。もったいなくて、タオルとして使うことはできません。ぜひ、クリック拡大してご覧ください。

 数多いスポーツの中でも、種目によっては世界中の人々に愛され普及してるものと、世界の一部の地域でのみ盛んに行なわれてるスポーツに分けられるようです。

 この点、サッカーは全世界で盛んに行われてる種目と言えるでしょう。何がそうさせてるかについて明確ではありませんが、私が思うには、走って走って走りまくる情熱的なスポーツです。試合が始まれば瞬時に防御になったり攻撃になったり、行ったり来たり、どの瞬間にゴールになるか目が離せません。

 また、選手一人ひとりの持ち味や高度なテクニックが分かります。選手の動きが止まることはなく、常に激しく動いてるからかもしれません。

 世界中の人々が観戦しても、ルールの分かりやすさは共通でしょう。

 他のスポーツに比較すると、観客の多さも世界中で格段の差。サポーターの応援をはじめとして、これほど場内全体が特殊な雰囲気に包まれるスポーツはあまりないようです。

 実は私が乗ってる車の会社で、記念すべき「なでしこジャパン」のタオルが新発売のA1車のボンネットにかけてあり、初めてお目にかかりました。私が珍しそう見ていたら思いもかけず担当者が新品をプレゼントしてくださいました。

 平素、タオルは頂くものばかりで買うことは皆無です。しかし、これほど感銘し価値あるタオルも少ないでしょう。

 ところで、次女は高校時代、陸上競技で短距離やハードルを得意としていましたが、今ではウェディングプランナーの仕事に明け暮れてます。それでも、努めてスポーツする時間を作ってるようで冬はポードです。

 先日は水上から利根川でのラフティングを体験し、スリルと水しぶきでかなり楽しい時間を過ごしたようです。中学から高校で体験したスポーツの喜びが忘れられず、今でも身体を動かす時間を確保してるようです。

 きっと、「なでしこジャパン」の偉業に肖り、仕事で高い目標を持ち、女性として「やればできる」「不可能はない」の精神を学んでいるでしょう。若くして母を亡くした辛さを乗り越え、仕事に人生に自身の掲げた目標に向かって邁進してほしい。このタオルそれを期して彼女にプレゼントすることになってます。

 一方、私も「なでしこジャパン」に肖り、ピアノ演奏に、英単語のボキャブラリー拡大に、そして、今まで以上にレース鳩で勝利をめざし、日々努力する気持ちが高まって来ました。早速、今日も帰還向上をめざし、レース鳩にとって快適で安住な選手鳩鳩舎に改善します。

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2011年9月26日 (月)

スチール号の来春の交配鳩導入決まる

 写真のカップルはオランダ・クラウト鳩舎作翔816K優勝ボルドーマーチン号直仔♂とオランダ・サムデヨング鳩舎作出鳩♀です。  3月に撮ったので2011年の配合です。体型や表情などは対称的な表現を示し、このような配合がいいと感じます。しかし、2012年の交配は変わります。

 Persimmon Marsh Loft緑の鳩舎は蚊の侵入ゼロをめざしてます。青い窓は適当に細かな網です。この網はサッシの網とは異なり、羽毛で詰まることはありません。蚊は入らず換気はスムースな優れものです。

 私の考えでは、鳩舎内の空気の流れは東西南北のみでなく、高気圧や低気圧と同様、上下にも動いていると考えられ、ご覧の通り選手鳩鳩舎には床にも換気用のスノコがあります。人が上がってもビクともしません。

 このような換気は他鳩舎では見当りませんが、空気の流れはいいと思います。選手鳩鳩舎内は比較的暗いです。下から光と空気が入る感じです。

 こんなことから、私は鳩レースでは【両親の血統】が第一、【餌の量とバランス、投薬、舎外の質、訓練など平素の管理】が第二、【鳩舎の構造が良いこと】が第三に大切なことと思ってます。   第三については飼育者が鳩の気持ちになれるかどうかでしょう。

 鳩舎とは鳩にとって健康的な空間で、安心安全なところ、肉体も精神もゆっくり休まるところと推測し、鳩舎構造については研究余地が充分あると思ってます。

Photo  ところで、これが当舎代表鳩オランダ・プロンク鳩舎作翔1000K5796羽中優勝「スチール号」です。2000年生まれですが、まだ暫く種として作出できるでしょう。導入以来、無性卵はゼロです。 今後も生涯にわたり、いろいろのタイプのメスと配合させ、血統の甦りをめざします。飼育者としては毎年配合メスを変えるつもりです。

 そこで、今回、北海道のデカ橋鳩舎の導入方法を見習い、種の導入時期を早めました。強豪とは目先のレースに一喜一憂するのでなく、常に1年2年先の作出と競翔を考えてるのでしょう。

 しかも、トヤの最中を狙うのが本質のようです。【健康な鳩はトヤの最中でもトヤ中であることが分からない】ほど内臓の健康度が高いと考えられます。トヤが仕上がった時期では、どの鳩も良く見えてしまうのでレース鳩にとって肝心な内臓の健康度が不明といえそうです。

 いわば【9月における一般にトヤの状態が最悪のときでも、健康を示すレース鳩が良い】という見方です。

 ところで、スチール号の来春用配合となるメス鳩は9月末に入舎予定です。系統はオランダ・ブロウウェル鳩舎作翔「ネナ号」直仔です。「ネナ号」はバルセロナ1278K・7491羽中89位、ペルピニャン1129K・6300羽中56位の成績です。

 一方、これは02年度・東日本グランドナショナル総合3位「稚内ブルー号」直仔♀です。トヤがきれいに仕上がりそうで来春の作出が楽しみです。クラウン賞3回授賞茨城県・高塚鳩舎作で、来春はスチール号直仔♂と交配予定です。

 これは種鳩鳩舎の水浴場です。床から1mの高さに設置してあり、重たい水の運搬をしないので、飼育者は腰を痛めません。蛇口を捻れば井戸水が出ます。栓を開ければ下水へ流れ込みます。

 これから10月~12月までの3ヶ月間は、種鳩の管理が肝心で、それには脂肪分が少ないバランスのとれた餌、埃のない餌、化石など含む塩土、レンガなど多様の鉱物飼料、ニラ、定期的な水浴を心掛け、いつでも作出にスタンバイの状態に仕上げたいものです。

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2011年9月22日 (木)

歯磨きは所詮手探り、磨き残しをなくそう

 最近の医学研究は、歯が悪かったり、歯を多く失うと重い病気に罹る傾向があると考えるようです。それは特に高齢者においては肺炎、脳卒中など、生命に関わる重病になる傾向があるようです。

 私たちが口内や歯を清潔にする習慣は健康への第一歩で、それは「うがい」に始まるでしょう。不思議なことに、外国ではうがいの習慣があまりないと聞きます。先日、テレビにロシアの女性が出演し、「ロシアではうがいの習慣がありません。」と話してましたが、そういえば若き日、インド滞在中、インド人が「うがい」してたところを見た記憶がありません。

 もしかして、うがいは日本人だけの優れた衛生習慣かもしれません。

 しかし、ヨードを使っての「うがい」は殺菌作用が強すぎて、正常な微生物まで痛めたりする可能性があり、特別な時を除いて、常用しないほうが賢明のようです。この点からも通常は「水うがい」が効果があると考えられます。

 一方、歯ブラシを使ってのケアは三度の食後が望ましく、この場合、歯のみならず舌や歯ぐきもブラッシングしたいものです。余談ですが、歯ぐきをブラッシングすると頭がすっきりするので不思議です。これはお勧めです。次回に試してみてください。おそらく頭部の血流が良くなるからでしょう。

 ところで、30年間ほど、私は歯が痛くなったことがありません。それは、近くのかかりつけの歯科で4ヶ月ごとに検診を受け、歯石を取ってもらってるからと考えます。痛くなってからの治療は辛いものです。検診ならば痛いことはなく、一般治療に比較して料金も格安と感じます。

 今回は3週間かけて4回検診してもらい、本日すべて終わりました。次回は来年の正月に来るように言われました。

 今日はとても嬉しかったです。それは先生曰く「年齢にしてはとても良い歯をしてる」とのこと。褒められると、これからも「うがいとブラッシング頑張るぞ」と思うのは子供も大人も同じです。

 ところで、「生涯にわたり私たちは自分の歯を直接見ることはできません。」歯磨きはあくまで手探りです。このため、よく考えないと磨き残しがいつも同じ個所になります。

 特に丁寧にブラッシングすべきところは歯の後ろ側です。私は歯磨き時間の7割が後ろ側で、3割を前側にしてます。理由は歯科医が重点に歯石を除去する箇所は歯の裏側だからです。私たちの磨き方は鏡を見ながらで、ややもすると前面が中心になりやすいです。特に4本の奥歯、及び歯の裏側こそ重点にブラッシングしたいものです。

 また、歯間については歯石をほじくり出す要領で歯ブラシを回転させます。回転が正しく行えていれば、ブラシの毛がバネとなりギーギーと、はじく音がします。音を聞いて判断しましょう。

 ところで、前述の通り、歯と全身の健康との相関について、特に重い歯周病に罹ると、糖尿病や動脈疾患に罹る確率が高いという研究があります。

 こんなことからも、私たちはブラシで歯石を取ることを習慣化し、喉の細菌を除去する「うがい」を励行したいものです。これは自分で行なえることです。口内を常に衛生的に保つことは、適度な運動やバランスのとれた食事とともに、健康への第一歩です。

 なお、乳製品は栄養価が高くても歯に付いたままだと【とても歯に悪いので】牛乳など飲んだ後は必ず口をすすぎましょう。

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2011年9月19日 (月)

中乃嶽神社の石段が登れれば高齢者ではない

521  ここは群馬県富岡市にある貫前神社の石段です。ここで富岡東高校陸上部の練習風景が地元紙に大きく掲載されたことがあり、今でもその光景が脳裡にあります。

 今回、私は初めてこの石段を登ってみました。75段ある石段はよく整備されており、一段一段が安全で足腰を鍛えるには最適です。大晦日から元旦にかけ、初詣での賑わいは県内でも有数といわれます。

 これは石段の上から見た光景で、愛車Audi TT Quattroが小さく見え、石段の高さが想像できるでしょう。近年は迂回道路により神社近くまで車で行けるので、平素この階段を上る人は少ないです。しかし、足腰を鍛えるには理想的な環境と確信しました。

 この他、群馬県内の名所旧跡には長い石段が多くあります。  例えば、山の上の碑、また、少林山(しょうりんざん)達磨寺です。ここは予約により朝5時から座禅の修行ができます。

 藤岡市には石段ではありませんが、木で出来た二千階段が有名です。こちらは樹木の中を延々と登り頂上は見晴らし最高です。

 群馬県内における階段の長さ比べでは、上越国境に聳える平標山(1984m)山頂への木造階段が標高差300メートル強あり群を抜きます。

 昨日は貫前神社を経由してから、上毛三山の一つ妙義山の西方に位置する中乃嶽神社に行きました。この地点は海抜700メートル付近と推測され、ご覧の通り、百日紅が満開です。古い岩石で構成される妙義山はいつ見ても人間を寄せ付けない風貌を示し、数億年前からの厳しい自然を露呈してます。

 轟岩(とどろきいわ)のすぐ下に神社があり、ここに到達するには石段が150段(写真下)ほどあります。幅は1メール50㎝ほどの狭いもの。しかも傾斜角度は約30度と急なもの。高低差は50~60mほどで、これだけの傾斜を下から見上げると「登れるかな」と尻込みします。

527  周囲は太い杉の木立に覆われ、杉の根が石段を持ち上げてる所も見受けられ、石段は所々曲がってます。登る人も少なく静寂そのもの。手すりがあり、これがないと下まで転がり落ちる危険性が潜みます。

 私は手すりに頼らず、大腿筋とhamstring(太腿筋の裏側の筋肉)、ふくらはぎの動きを意識して一気に登りましたが、これほど心肺機能が鍛練できる階段は少ないでしょう。

 見方によれば、足腰の強さや心肺機能が正常か確かめられ、「中乃嶽神社の石段は健全な肉体であるかどうか」の試金石といえるでしょう。 

 タイトルが示す如く、この石段を登れるなら、まだ高齢者とは言えないでしょう。筋肉とは平素、鍛える習慣を持たなければ、加齢と共に衰えます。

 昨今は歩くことが健康に良いと言われます。これは正しいです。しかし、【階段を上る筋肉と平地を歩く筋肉は別です。】時々は長い階段を登り、足腰を鍛錬すれば老いは遠ざかるでしょう。

 群馬県高崎市には観音山丘陵があり、その中心は白衣観音です。ここへ徒歩で登るには高低差150mほどの石段があります。やはり樹木に覆われた石段で延々と続きます。時々は自転車で麓まで行き、長い石段で足腰を鍛えます。

 年齢を理由に足腰の鍛練を避けたら、一度きりの人生がもったいない。

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2011年9月15日 (木)

果てしない茨の道・・・build up my vocabulary

517  鉄床雲は英語でanvil cloud、あるいはincusと言い、典型的な姿を家の近くで撮影しました。 

 積乱雲はcumulonimbusで発音は「キューミュロウーニンバス」といい、「ニ」にアクセントがあります。どうしたことか、私はこの単語が覚え難く、いくら記憶しても忘れてしまいました。

 しかし、ラッキーなことに今年の夏は例年になく毎日のように積乱雲が出現し、その度に空を見ながらcumulonimbusを発音してみました。

462  おっ、また出たcumulonimbus has appeared.という風にです。この繰り返しでcumulonimbusが私に近づい来たようで、今では使えるようになりました。

 アメリカなどでは簡単にthunderheadという方が一般的のようで、これは覚えやすいです。夕立で雷がしているとき遠方からその雲を見ると、上は入道雲になってるので、まさに雷の頭thunderheadとは覚えやすい名称です。

 人間の記憶とは不思議なもので小さい時の記憶は忘れません。亡き母は小学校で教わった百人一首をすべて言えました。それは85才の頃です。当時小学生だった私の娘たちは自身も習ってるので驚いて、祖母を尊敬の眼差しだったです。

 記憶とは簡単に頭に入るものと、脳がなかなか受け付けないものがあります。私の場合、新たな英単語に出合ったとき「如何に自分と関係づけるか」が記憶の分かれ道のようです。

 英語の勉強法は千差万別で、どなたも、自分にあった学習法があるでしょう。私の場合、資格を取得することが目的ではありません。私の目的は「生活の中で言いたいことが口からすぐ出ること」と「見えたものはすべて英語で言いたい」ことです。

 ところで、今まで、多くの外国の方をホームステイとしで受け入れました。苦い体験として、パーティーなどで言いたいことがあっても口から出ないのです。困った日々が続きました。「これを英語では何と言うか?」で困った経験です。

 その時、思いついたことは、結局「生活としての英単語をあまり知らない」ことでした。そして、この苦い体験を通して、ある瞬間「一種の閃き」が脳裏をかすめ、私の勉強の方向が定まりました。記憶力が減退しつつある現在でも、それ以来、私の感じた方法で英語に接してます。

 下の単語ノートは左が日本語、右が英語表現です。英文を読んで出合った単語や熟語は右に書き、左がその日本語です。

 この方法で200ページの青い大学ノート13冊ですが、最近は一般的に行われてる左が英語、右を日本語にしています。それもすでに5冊ほどになり合計で35000語ほどです。しかし、覚えても覚えても、頭にに入らないというのが本当のところです。

 このため、どうしたら記憶力が高まるかは私の重大な関心ごとになってます。

 記憶の一方法には「脳をいかに柔軟にするか」もいいと思ってます。駄洒落OKです。

 例えば、当て字を使い、10月は悪塔婆とか、アメリカワニに会ったら、あら芸多(aligater)。有難うに似てます。今夜、流れ星meteor(見~ティア)とか、日時計は3台ある(sundial)とか、蝉のことを英語で知らなければ死刑だ(cicada)とか、骨粗鬆症は近未来に手の骨がポロポロになり、スカスカになって、明日手をポロ・スィスosteoporosisという風に手段は構わないです。脳に定着すればそれで万々歳です。

 記憶には、連想を大きく膨らませ、何度も声を出し、正しい位置のアクセント、子音の摩擦音、母音では、私たち日本人に難しい舌の位置を意識し、「身体と五感を総動員」させます。

 こんなことで記憶につながる最良の方法は音読と悟ってます。 それは同時に耳で聴いてるからです。しかも、単語は文章の中で覚えると格段に記憶しやすいと感じてます。

 時間帯では朝は脳が休んだ後なので今まで蓄積したことの復習に効果があるようです。このとき、意味と発音は折に触れ確認が大事で、継続していると思い出しやすくなります。

 Oh, cumulonimbus you see!英単語は声に出して身につけたい。

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2011年9月12日 (月)

悲劇的序曲からシンフォニー「春」へ挑む中央中等教育学校管弦楽部

Dscf0086  この建物は高崎市が誇る音楽の殿堂・「群馬音楽センター」です。かつて私もここでアルジェリア組曲の「フランス軍隊行進曲」を指揮したことがある思い出のホールです。

 演奏が行われた9月11日は東日本大震災から半年経過した日、しかも、ニューヨークの摩天楼を襲ったテロから10年目となる日です。天災とテロの違いはあるものの、3.11から半年、9.11から10年目と重なるのは無論偶然に過ぎない。

 この日を選んだかの如く中央中等オーケストラ第10回定期演奏会がここ群馬音楽センターで開かれました。 私は比較的前の席に座りました。それは演奏する生徒さんの真剣な表情や難曲に挑む精神が目に見えて伝わるからです。

 クラシック音楽は目先の楽しさにとどまらず、それを超越する旋律及び音色の美しさ、そして溶け合うハーモニーや、生き生きするテンポにリズム、とりわけ充実する精神の深さを追求する芸術なので、生徒さんの難曲に取り組む姿と、気高い精神を感じ取りたい気持ちがあります。

 大震災からの復旧、苦難から復興へ、そして春へと、プログラムが組み立ってることが分かります。

 演奏前に、犠牲となられた方々に対し、会場全体で黙祷をしたのは驚きであるとともに、中央中等教育学校の人間愛を主眼とする教育方針の深遠さに胸が熱くなりました。

 まず、外国人の先生指揮による「悲劇的序曲」で幕を開け、私の心は3.11や9.11に結びついてしまいました。1stバイオリンに導かれた二短調の響きは、これでもかと悲壮感が漂い、平素耳にするブラームスとどこか異なるのは、この曲に満ち溢れる憂鬱感の所以なのでしょう。

  続いてサンサーンスのアルジェリア組曲は、初めに地中海の大海原を感じさせます。ティンパニーに続くビオラの主題は会場によく響き渡り、それはリレーの如く次々とパートにバトンタッチしていきました。

 続いて弦のピチカートにとても異国情緒が感じられ、それはイスラム的な雰囲気を彷彿させるもの。加えてムーア人の風習までも予感させるフルートの音色は光り輝き、かなりの実力と察しました。弦による強烈な北アフリカ的リズムもこの曲の雰囲気を見事に醸し出しています。

 夕べの幻想では、ビオラの主旋律がどことなく異国的に響き、タンバリンのリズムに乗ったフルートはまたしても音色が魅力的、曲は緊迫感を増すアッチェルランド。土着の民族舞曲風に激しく終わりました。

http://www.youtube.com/embed/oYeIvGPJF7Y 

 私にとっても、フランス軍隊行進曲は懐かしい名曲。世界に誇るフランス・レププリケーヌ交響吹奏楽団にとってお得意のこのマーチは、オーケストラで聴いてもワクワクするものですね。欲を言えば中間部におけるトロンボーンの迫力がもっと出たら、この曲のダイナミックな楽しさが一味違ったかもしれない印象を持ちました。

 トランペット吹きの休日では、3人の音色と音量のバランスが良く、特に印象に残ったのはチェロを中心とする低音域のオブリガートが3本のトランペットの華麗さとは対称的な対旋律を奏で、滑らかに、しかも唸るようでとても惹かれました。音楽とはこのように主旋律と対旋律が絡み合うとワクワクしますね。校長先生による指揮とは、この演奏会を学校全体で成功させようとする証が伝わりました。

 シンコペーテッドについては、音色に魅力あるパーカッションが指揮に合わせると言うより、「自らテンポを先導する感じ」になれば、聴衆は、よりワクワクしたものになると感じましたが、全体的に楽しいの一言に尽きました。

 ところで、「春」と名のつく名曲はベートーベンのバイオリンソナタ「春」や、ヴィヴルディーの四季より「春」、瀧廉太郎の合唱組曲・四季から「春」などですが、この日のメインはシューマンのシンフォ二―第1番「春」です。春を題材とする音楽の中でも、とりわけ大曲に取り組まれ敬意を表します。

 この曲を通してコントラバスの響きは常に重厚なものとなり、それに乗ってバイオリンの高い演奏能力が一際目立ちました。同時にクラリネット、フルート、オーボエのハーモニーはよく溶け合い、音色が洗練されて優雅に聴こえました。

 一方、ホルンの二重奏はずいぶん練習した証でしょう。誠に調和し表情豊かに聴こえました。時々素敵な音色が響くバズーンは高音域も低音域も正しい音程が会場に伝わりました。

 夏休み返上で、とりわけ厳しい節電と猛暑の中での練習に耐え、この日を迎えられたことに頭が下がります。本当に頑張りました。

 素晴らしい顧問のご指導のもと、県内では稀に見る本格的な音楽演奏を求め、これからも充実した学生生活を送ってください。

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2011年9月 8日 (木)

ユニークな景観を成す高山温泉に憩う

508  この山は群馬県中央部に位置す小野子山(1208m)です。ご覧の通り、中腹に牧場が広がり、何とものどかな一帯です。写真を撮った位置は中山峠で、私の後方は子持山(1296m)が聳えます。

 子持山の麓に群馬天文台があり、この一帯の夜間は大変暗く星の観察に最適です。この二つの山の間を新潟方面から風が通り抜け、初秋の空気は快適です。

 近くには日本のポンペイ黒井峯遺跡があり、以前にレース鳩の訓練を行った場所があります。また、この一帯は鳩友アルカディアさんが自然散策されるところです。

 実はこの真下はトンネルで、それは上越新幹線が通ってます。ですから、ここは高崎駅と上毛高原駅の中間地点です。

 上の写真の奥に展望抜群の十二ヶ岳(1200m)があり、頂上では魔の谷川岳連峰が手の届くように迫ります。秋から初冬らかけて空気も澄み絶好の登山シーズンです。十二ヶ岳山頂は眺望がよくお薦めです。10月に友人Samuel Toddさんと登ります。

511  ところで、この日の目的地は高山温泉です。群馬県高山村を通過するロマンチック街道近くにあり、お城のようで洒落た建物です。一度、訪れてはいかがでしょう。中は広い温泉とプールがあり、両方楽しめます。露天風呂からは三つの峰が見えます。

509  左から小野子山、中岳、十二ヶ岳です。この界隈は建物も少なく、緑が溢れ広々してます。ここ一帯はおよそ北緯36度30分、 東経139度地点で日本の真ん中といわれます。

 今回も関越自動車道経由で前橋インターから渋川伊香保インターまで走りました。私の心は温泉もありますが、愛車Audi TT Quattroのエンジンを調整してやることもあります。そして、エンジン内の煤を取り去ることで、普段はオートマであっても、このときはマニュアルに変え、6速から5速へシフトダウンし100Kのスピードで5分間ほど走行します。

510  これによりエンジン内に溜まった煤は剥がれ落ちるという方法です。これは本国ドイツのAudi社へ研修に行かれた方から教わりました。

 ですから、時々は高速を走らせなくてはなりません。本来はヨーロッパで150Kほどで走るよう設計されてるといわれ、日常50~60Kの、ゆっくりばかりではエンジンやタイヤに設計された負荷が不足します。

 10月には秋田県のS鳩舎を訪問予定で、関越で新潟県中条まで走り、その後は日本海沿いを北上します。Audi TT Quattroも早く行きたくて待ちかねてるようです。

 なお、前述のロマンチック街道は長野県から群馬県の山岳地帯を通過し、栃木県までつながる道です。沿道に数々の名所がある街道で、いつの日か縦断してみたいです。

 高山温泉では昼食として、おいしいサラダうどんを食べましたが、「旅は道連れ世は情け」、次回は一人ではないようにしたいものです。本日9月8日は夕刻より高島屋屋上ビアガーデンで鳩友アルカディアさんと旧交を温めます。

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2011年9月 5日 (月)

2年に一度の大腸内視鏡検査を実施

 7月の誕生日前に胃の内視鏡検査を受けましたが、このとき胃の他に食道や十二指腸も検査してもらいました。ラッキーにも病変はなくてホッとしましたが、二年に一度と決めてる大腸の検査を心配してました。本日は大腸の内視鏡検査を受けました。

 というのは時々右側の外に近いところが痛むことがあるからです。刺激物を飲むとすぐに反応することがあり、奥ではないことから大腸でないと素人でも感じてました。大腸まで届くには数時間かかると考えるからです。

 ところで、大腸検査は前日から検査用の食事を食べます。大体は味のするお粥状のものと味噌汁などスープ類です。

 頑張るのは検査当日の朝です。家で2リットルの大腸洗浄剤を1時間半かけて飲みます。多少、ポカリスエット的な味で、それほどまずいものではありません。何回かに分けて飲みます。今回、朝5時半から飲み始め、7時ころには飲み終わりました。あとはトイレに行くだけです。

 10時からの検査は女医さんと看護婦さんが担当でした。検査途中、なぜか管が奥に入り込まず、いつもと勝手が異なりました。予想外で1時間半かかりました。いつもは40分ほどだったので今回は長かったです。悪いところがあって管が入り難いのかと考えましたが、そうではありませんでした。

 ポリープの小さいのがあったので、それを摘まみとり、研究機関で判定してもらいます。がんは早期発見なので、小さいうちに取り除くことこそ「二次予防」です。。

 検査後、録画されてるディスプレイを見ながら説明されました。全体的には問題がないとのことで、ホッとしました。

 ところで、内視鏡はアメリカから入って来たものと思ってましたが、日本で始まったようです。改めて日本人とは物作りの技術が優れていることを再認識しました。

 ところで、今後もガンにならぬよう正しい食生活、受動喫煙対策、肥満防止を「ガンの一次予防」と考えました。

 食事について、私は、一般的に日本食がいいと考えます。特に食生活の欧米化に伴い動物性脂肪を含む食品が普及しても、これはポリープができる可能性が高くなり、大腸にはよくないと思ってます。塩分同様、脂肪は活動に大切なものであっても、植物性脂肪を少々がいいでしょう。

 一方、最近よく言われる「受動喫煙」はどうしても避け難いものです。しかし、いろいろ工夫し避ける知恵を持ちましょう。まずは、そのような環境にいることを減らすことです。

 喫煙で発生する強力な発がん物質である「ニトロサミン」などは、本人がフィルターを通して吸う「主流煙」に比べ、タバコの先端から立ち上がる「副流煙」に何十倍も含まれてるといわれ、そのような環境では、タバコを吸わない人が案外危険です。

 特にお酒の席や、レストランでは「副流煙」をどうしても吸い込みます。これを防ぐには、たとえ禁煙席でも、喫煙席から遠く離れてる場所が被害が内輪でしょう。一見、煙が見えなくても、有害物質は浮遊してる筈です。

 また、ガンを促進する要因としてカロリーの摂り過ぎによる肥満も考えられます。BMIは23以内を維持しましょう。

 食生活のポイントは肉類や乳製品、揚げ物が好きでも控えめにしたいものです。野菜は種類を多く、特に新鮮なものを摂ることです。

 しかし、肝心なことがあります。それは果物を摂り過ぎてはなりません。果物は身体にいいように考えられがちですが、落とし穴があります。それは糖分が多く、やはり糖尿のリスクが潜んでると考えられます。果物の場合、「おいしい=甘い」だからです。

 加えて、運動不足もガンに関係すると考えられ、ウォーキングによりカロリーを消費することはとても大切です。拙い経験では、アメリカンウォーキングは脈拍が90ほどに上がり、血流の観点から血圧にもいいと思います。

 もうすぐ、秋晴れになります。野山を散策したり、汗ばむ適度な運動はロコモ対策とともに「ガンの一次予防」と考えてます。

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2011年9月 1日 (木)

今日は防災の日・・・先人の戒めは宝

 この画像は9月1日の群馬県高崎市を流れる烏川の午前7時の様子です。遠方は上越、長野両新幹線の橋です。この付近はその昔、江戸から荷物を運んできた舟の終着点で倉賀野河岸といわれるところで、現在でも港の雰囲気が漂ってるように感じられます。下の看板をクリックし、お読みください。

 烏川は、台風12号の影響で水は濁り、水量は通常の3倍ほどです。群馬県西部・下仁田方面から流れてくる鏑川と倉賀野の東で合流し、7Kほど下流では上野村に源流を持つ神流川と合流、10Kほど下流では玉村町の東部で利根川に合流します。

 このように群馬県の河川は最終的にすべて利根川に流れ込みます。故に台風の来襲時、下流域の群馬県東部、埼玉県北部の利根川の水量は莫大です。利根川の流域面積は日本の河川の中で最も広く、国土全体の4.4%といわれます。

 戦後間もない昭和22年のカスリーン台風は関東地方に大雨を降らせ、堤防の決壊などで多数の犠牲者が出ました。県別死亡者数は群馬県592人、栃木県352人、埼玉県86人、茨城県58人、東京都8人、千葉県4人の合計1100人です。これらの方々は悲惨な戦争が終わったのも束の間、利根川の氾濫で犠牲となられました。

 自然災害とは繰返し起こることが歴史の教える所。国による早急の治水対策が国民の人命を守ります。これが1都5県による八ッ場ダム建設を強く望む所以です。

 2011年9月4日の台風12号の進路予想です。行く手に高気圧が3つあり、前に進み難い台風12号は四国に上陸し日本海へ抜けるようです。ゆっくり進む雨台風です。避難勧告が出たら、低い土地や山崩れの危険がある個所では早めの避難が肝心です。特に夜間は避難に手間がかかるので早めの行動が安全です。

 ところで、昔、怖いものは「地震、雷、火事、親父」といいましたが、確かにその通りだったです。私も父が怖かったです。常に仕事をしており、そばに行って気楽にしゃべる雰囲気はなく、遊んでもらった記憶は殆どないです。

 敢えて思い出せば4才頃の夏、上記の烏川に連れてってもらい、父が平泳ぎをして私が父の背中に乗ったことがおぼろげに思い出されます。まるで、浦島太郎が亀に乗っているようだったです。しかし、それ以外は怖かったです。家族8人を養う重責があったからでしょう。その反面、母が優しかったです。

 今回の3.11の地震と大津波は稀に見る大きなものでした。犠牲となられた方々へ、お悔やみ申し上げるとともに、被災された方々に衷心よりお見舞い申し上げます。

 今までの歴史をひも解いても、遠い石器時代や縄文時代以来、大津波はかなりの回数がやって来てます。「災害は忘れたころにやって来る」の言葉通りで、前触れなしに突如です。

 これから生まれてくる人たちへ、石碑などによって伝承しなくてはなりません。何故なら、現存する人間がすべていなくなった後だからです。

 内容は家を建てる場所についてです。安全な高台を確実に示すべきで、縄文時代の貝塚が発見されてる位置などは、遠い祖先の体験に基づくものです。大昔の人々も度重なる津波を体験した筈です。未来も同じ規模の津波が押し寄せることは間違いないでしょう。

 一方、今回、一部地域では先祖による戒めの石碑が高台の中腹に建っており、「これより下に家を建てるな」というものです。この地区では戒めを忠実に守り、家の流失はなかったと伝えられます。

 私たちは災害を体験した祖先の戒めに耳を傾け、未然に危険を防止しなくてはなりません。また、それを子孫に伝えることが今生きてる私たちの役目です。

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