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2011年10月13日 (木)

倉賀野の七不思議・・・旧17号下に大きなトンネル

 昔から倉賀野町は洪水に見舞われたことがなかったようです。 両親も生前に洪水について話したことはなかったです。正六地区で竜巻があり、家が壊れたり犠牲者が出たことは話してました。

 洪水がない理由は台風の接近でも、近くを流れる烏川が倉賀野町の海抜より15~20mほど低いからです。

 一方、北西の近隣の町には大きな川がなく、近年、水の行き場がなく心配されるようになりました。それは、私が子供の頃、倉賀野町の北西部地域は見渡す限り田んぼでしたが、近年、宅地化され、豪雨の場合、洪水の危険性が指摘されるようになりました。 もし、周囲の地区が洪水になれば倉賀野町も影響を受けるでしょう。

 そこで、近年、倉賀野町の旧17号の下に直径3mほどのコンクリート製によるトンネルが完成し、近隣地区の雨水を流し込み、洪水を未然に防止できる施設が完成したのです。

Photo 【写真は倉賀野町・上町で、この下にトンネルがあっても、平素、多くの人は知らないで通り過ぎます。】

 完成直前にトンネル内を見学する募集があり、近所の方が参加され、内部を端から端まで歩いて往復されました。

 その印象を伺ったところ、かなり大きく長いトンネルとのことです。一見したところ、途中に雨水を入れる個所は見当らなかったとのことです。やはり、近隣地区の雨水を倉賀野町を通して烏川へ流すのでしょう。ご覧の通り、トンネル内は電気がつき、もちろん、このとき水は流れてません。

 前述の通り、このトンネルは下水道でなく、雨の日以外は水が流れない筈です。

 これが倉賀野町と阿久津町を結ぶ烏川の共栄橋で、源流は倉渕町の角落山付近の「烏の口」という地点と言われます。いつか探検してみたいものです。この橋のところにトンネルからの放流口があります。

 地図をクリックアップしてください。青線がトンネルが埋没してるところです。しかし、これは第1工区の図で、現在は正六地区まで及んでいます。左の松並木方面へ続いてます。

 放流口付近に設置されてる説明文です。

 未来の倉賀野町の子々孫々が絶対に洪水の犠牲に遭わぬよう、現代の人間が建設したところに大きな意味を感じます。

 衛生に重点を置いた水道や下水道は未来への大きな贈り物で、同時に洪水を未然に防止するトンネルは未来永劫に安全を約束する施設です。

 ところで、倉賀野町は昭和38年の高崎市と合併後、町長や町議が存在しなくなったことが遠因でしょう。昔のように倉賀野町全体としての大きな祭りが行なわれず、元気な倉賀野町とは言えなくなりました。しかし、いつの日か、リーダーが生まれ、昔のような数台の山車による「しゃぎりっこ」と言われる笛太鼓・鐘による壮大な山車合戦の祭りはいくらでも復活できるでしょう。

 今は静かな倉賀野町も、町民の最も大切な生命と財産を地下のトンネルに託してます。平素、目に見えなくとも未来に輝く倉賀野町への価値ある遺産です。

 今回、タイ・バンコク市内で大洪水が起こり多大の犠牲が報じられ、日本では東日本大震災やそれに伴う原発問題、台風15号による土砂災害で多大の方々が、未だ、不便な生活を余儀なくされてます。1日も早く元の生活に戻れますよう祈ってます。

 このような災害を通じて、多くの人は【普通の暮らしができることが最も価値あること】と悟るようになったようです。

 放水口の東には倉賀野緑地公園が広がります。ここは景色がよく、空気もよく、何と言っても整備された緑が広がってます。私にとって家から往復一時間かけてのウォーキングコースです。調子がよければ50分で、遅ければ1時間以上かかります。必ず、昔の友人に会います。

 このように倉賀野町は大変に住みよく、安全安心の基盤ができました。雨水トンネルは未来のために価値あるものと感謝してます。

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コメント

この記事大変興味あり、河川ニュース に勝手に転載させて頂きましたが、ご迷惑でしたら削除しますので、コメントください。
すいませんでした。

http://blogs.yahoo.co.jp/toku_hillvalley/6695407.html

投稿: 河川コンサルタント 谷岡 | 2011年10月14日 (金) 06時26分

河川コンサルタント谷岡様
 拙いブログにアクセスいただき有難うございます。谷岡様のような専門の方にご覧頂いて光栄です。
 私はカテゴリーを広くして記事を書いていますので、内容はどうしても浅くなります。しかし、公開するからには事実を確かめて、自分の意見や感想を書くように努めてます。
 記事は公開してるものですから、転載はかまいません。記事はすでに850ほど書きました。
 今後もご覧いただければ幸甚です。

投稿: カッキー | 2011年10月14日 (金) 07時09分

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