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2011年11月 7日 (月)

インドでは犬のことを「食った」という・・・     ・・・お座りをヒンディー語で特訓中の愛犬コロ

Dscf0149  私は青春時代にインドのカルカッタ(現コルカタ)に滞在してたので当時、生活環境はヒンディー語に囲まれてました。それはサーブァント(家事をする人)が数人いたからです。毎日、彼らとヒンディー語で生活していると行動を伴って繰返し覚えるからでしょう。今でも、使っていた言葉の殆どを忘れてません。

 当時、ヒンディー語でたくさん使ったのが「ガラム」「パ二ー」「パイサ」「タンダー」「カーナ」「ラルキー」などです。意味は順に暑い、水、お金、寒い、食べ物、女性 です。日本人にしてみると、面白いのが椅子のことを「苦しい」と言い、臍は「無い」です。犬のことは「クッタ」といい、人を食ったような話で驚きました。また、石鹸は「シャボン」で瓦は「カワラ」でした。分からないときは「イエ・キア・ハイ」(これは何ですか)と訊ねます。「ハムラ・クッタカ・ナーム・コロ・ハイ」の意味は、私の犬の名前はコロです。

 ところで、コロには可哀そうなことがあります。それは私があまり外部に散歩に連れ出さないことです。理由は裏庭で放し飼いだからです。スペースの長さは15mほどあり、細長く広いので運動には事欠きません。 ですから、猛スピードで数往復します。時々はジャンプが目にも留まらぬ速さです。デジカメのシャッターを押してもご覧の通りで、カメラがキャッチできません。

 それでも、よくカメラの中に収まりました。犬走りを走るので土のところを跨ぐように幅2mほどをジャンプします。こんなことから、たとえ、私が外部に連れ出しても、この速さに飼い主は対応できません。

 縄文時代から猟犬として日本で、ずっと人間とともに暮らしてきた純粋種なのでしょう。動作は機敏この上ありません。また、私にはとても人懐っこいです。来客があると教え、客に対しては神妙な顔をしても私がいると吠えません。時々顔を見せる娘のMarie Persimmon Marshとは仲がいいです。

 ところで、コロには今まで中国語で「チンツオ」と言ってお座りを教えたので、今ではすっかりこれが定着し日本語でお座りと言ってもキョトンとして座りません。このことから言葉とは一つの信号なのでしょう。その他、お手(ウォーショー=握手)や、待て(タン=等)も中国語でマスターしました。

 この三つは完全に覚えたので、今度はヒンディー語でお座りを教えるつもりです。それは「ボスン」です。多分覚えてくれるでしょう。私がボスンと言っては尻を叩いて、繰返し座らせれば身につくでしょう。

 平素、私が生活する近くの縁側までは自由です。ここでチンツオなどを教えました。中国語とヒンディー語でお座りができるとしたら、日本中の犬の中でコロが1匹でしょう。

   たくさんいるレース鳩も舎外運動を終え鳩舎周囲を飛んでいたら、「ハウス」を連呼すると鳩舎に舞い戻り、餌が食べられる習慣を覚えました。こんなことから動物が人間の言葉を判断する学習は身体行動や餌と結びつけると覚えるようです。

 愛犬コロやレース鳩に負けず、これからも私は英語のボキャブラリー挑戦を続けたい。

  

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