私の歩く目的はただ一つ・・・血流を速めること
家から倉賀野町の烏川沿いに広がる「緑地公園」まで歩いて往復すると約4Kです。ここへのコースは車の通らない道を選びます。
注意点として早朝や寒い時は厳禁です。血管内壁はかなりデリケートといわれ、急激な温度変化やストレスにすぐ反応し、それは血圧上昇につながるようです。温かい時に歩きましょう。
往復して家までの到着時刻を測ると、速ければ45分で、普通は55分から60分です。実際は知人・友人と会って話すことがあります。しかし、到着時刻が目的ではないので想定外のことがあっても柔軟な気持ちで対処します。要は血流の速度を増すことです。
時々はコースを換えて大鶴巻古墳へ行って登ったりします。登り始めると途端に呼吸が荒くなり、心臓に負担がかかることが分かります。
高さ20m程でも頂上からの景色は良く、上越・長野新幹線の通過が見えます。ここは5~6世紀の倉賀野の豪族の墓と思われます。倉賀野には現在3つの大きな古墳が残っており、当時、山のない倉賀野で古墳を作るに必要な土は、現在の仲町と下町間に不自然に広がる低地と推測できます。
勾配のある道と平坦の道とでは歩くのに異なる筋肉が活躍し、登りに必要な筋肉は大腿部中心となり、血流も速くなると悟ります。
一方、運動を継続するには、コース変化も気分的に大切でしょう。近くなら自転車で行ってから歩いたり、車で行ってからでもいいです。
玉村町付近や、新町付近には歩き易い道が走っており、近くは利根川や烏川が流れ、静寂さと空気がいいです。
ところで、タイトルのように私が歩く目的はただ一つです。それは生涯見ることのできない動脈・静脈内の【血液のスピードを速めること】です。
平素の脈拍は72程度でも、1時間連続して歩くと110前後になります。
歩き方も工夫します。散歩では脈拍がこの速さに到達しません。やはり、アメリカンウォーキングが最適と考えられ、心臓も疲れません。心臓に負荷がかかり過ぎては本末転倒です。この歩き方は私に合ってます。心臓が苦しくなる寸前まで速度を上げます。
アメリカンウォーキングは踵から着地し、腕は直角に曲げ遠方を見ながら姿勢よく歩きます。もし、腕を下げ手を振ると遠心力と重力により手先・指先に血液が溜まる傾向になります。その点、肘を曲げたアメリカンウォーキングはこれを解消し、歩くスピードは格段の差になります。
スピードが増すのは肘が振り子のように一定になり、速い前後運動になります。このとき脈拍が前述の値に達してると考えら、私は血管の内壁と血流を意識します。
動脈硬化を及ぼすコレストロールは、血管の内壁にこびり付き、結果として血管内が狭くなり、血流が悪くなると考えます。歩くスピードは血流のスピードに比例すると考え、スピードある血流が血管内のコレステロールを洗い流す意識が肝心です。
この意識を持つと、日々歩くことが持続できると思ってます。直角に曲げた肘を前後に振る歩き方は上半身の血流も良くなることが実感できます。
また、最近、叫ばれてる足の血管の病気では、足が冷えたり、痺れたりし、【これは足の筋肉に酸素が十分に運ばれてない状態】で、血管が狭くなってるのではないかと考えます。
特に、足の静脈は重力に逆らって、血液を高い位置にある心臓へ戻す任務があり、このためには、ふくらはぎを中心として足の筋肉の助けが必要になります。
ずっと同じ姿勢で起こるエコノミー症候群では静脈の中に、血の塊である血栓ができるといわれ、長い時間、椅子に座ったりしないことが肝心でしょう。ドロドロした血液の解消には、まず手足を動かすこと、及び水分補給が肝心です。
結論的に、歩くことにより足の筋肉に負荷を与え、血流のスピードを上げ、脈拍を上げ、平素、一分間に18回ほどである呼吸を40ほどにします。歩いた後、脈拍と呼吸数を必ずチェックしましょう。先に30秒間、脈拍を測り、その後、30秒間、呼吸数を数え、それぞれ2倍します。
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