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2012年2月

2012年2月27日 (月)

寒さに震える日本列島・・・ラニーニャ現象か

 立春が過ぎ、雨水が過ぎ、もうすぐ啓蟄という時季にしては、私の住む群馬県高崎市も昨年の12月以来、寒過ぎます。

 冬将軍にはそろそろ撤退してほしいところですが、寒波の到来は今日も続いてます。

 北海道はもとより日本海側での降雪量は例年の2倍以上といわれ、特に東北地方の被災地の方々の暮らしは耐え難い状況であると察し、お見舞い申し上げます。

3873_8  私の子供の頃に比較すると、近年は夏と冬が長過ぎ、一方、春と秋が短いように感じます。年間を通して庭木の世話をしていて気がつくことですが、例えば、5月の晴天の日は昔はとても良い気候と記憶しています。しかし、近年この時季は日差しが強烈で、直射日光に西洋シャクナゲの新芽は萎れてしまいます。5月ですでに真夏の日差しです。

 室内の暖かなところ育てている君子蘭は、昨年に比較し、今年は開花が1ヶ月ほど遅れて、やっと蕾が出てきたところです。昨年は2月中旬に満開でした。

 ところで、この寒さの原因は一体、何であるか考えてみました。 これは日本だけの問題でなく、地球規模の気候変動によるものではないでしょうか。それはタイの洪水や和歌山県の水害、また、アフリカの干ばつも別問題ではなさそうです。

 以下は気象に関して素人である私の考えです。

 最近、耳にするようになった南米大陸の太平洋側の赤道付近における海水面の上昇をエルニーニョ現象といい、逆に、同じ場所に起こる海水面の低温をラニーニャ現象といいい、どちらも日付変更線の東側一帯の海域で、近年、この二つの現象が世界の気候変動に影響を及ぼしてるといわれます。

 この海域は日本から遥か遠方で日本の気象には影響を与えないのではないかと考えがちですが、どちらの現象もインドネシア近海での海水面の温度を上下する影響を及ぼし、海水面温度においては、エルニーニョ、ラニーニャともにインドネシア近海とシーソーゲームのような関係にあるらしいです。 つまり、エルニーニョが起こった年はインドネシア近海の海水面温度が低くなり、逆にラニーニャ現象の時は、インドネシア近海の海水面温度が高くなる関係にあるようです。

 一方、日本上空5000メートル付近には西から東に向かって絶え間なく吹いてる偏西風=westerliesがあります。

 ラニーニャ現象が起こるとインドネシア近海では海水面の温度上昇が起こり、それによって大気の対流活動が活発になり、これが偏西風の進路に影響を与え、偏西風は南よりに蛇行させられ、それが北極からの寒気団を南下させる状態となり、延いては日本列島に冬将軍が居座る状態になるようです。

 およそ地球の反対側で起こった海水面の低温に起因し、それが日本に寒波をもたらしていることになれば気象もグローバルに作用し合ってることになります。

日照時間は確実に伸びてます。「冬来りなば春遠からじ」を信じて寒さを乗り切りましょう。

 我が人生の厳しい冬も永遠に続くわけではないでしょう。果たして希望の未来は後ろに控えているでしょうか。

2012年2月23日 (木)

New Zealandの友人とfacebookで25年ぶりに再会

Map_of_newzealand  勤務していた高崎商業高校にALT=Assistant Language Teacherとしてニュージーランドから派遣されたのはBarry Spence先生です。

 来日した4月はご家族ともども我が家で生活され、日本の風習に早く慣れてもらうために食事を共にし、我が家から学校へ通勤されました。

 こんなことから私には英語の勉強に理想的な環境となり、逆に、彼にとっては日本語の発音に慣れる環境であったと思われます。本国では日本語を教えるとのことです。

 彼の日本語のボキャブラリー習得は常に小さなノートを後ろのポケットに入れておき、どこへ行くにも携帯し、新たな言葉に出合うと左に日本語、右に英語でメモしてました。私は実に向学心のある方と感じたものです。

 それ以来、彼の方法を真似して私の英語ボキャブラリーも延々と続いていますが、ゴールには生涯かかっても到達しない茨の道です。

 しかし、彼と出会ったお陰で、母国語以外でも自分を表現するという生き方は人間として大きな収穫であることを教わり、今でも私の大きな喜びになってます。

342  当時、私は両親の時代から、私の時代になった記念樹として枝垂れ花桃を植えることにし、大きいので業者に植えてもらいました。植えてるその時間は丁度、彼らが日本に向かってる途中で、たぶん赤道上空の成層圏=stratosphreを飛行してる頃でした。タイミング良く我が家に着いたとき開花し、彼らを出迎えるのに間に合いました。その花桃も25年経過しご覧の通り大きくなりました。

 このことを食事をしながら話したので、stratosphreという言葉が私の脳に定着し、それ以来、言葉とは使って覚えることが大切であると感じるようになりました。

 実は誠に驚いたことに、最近、フェイスブックをはじめた娘たちは、ニュージーランド在住の彼の娘さんセラーと友人になりました。セラーは当時、高崎塚沢小学校に在籍し、私の娘たちも小学生だったことから、毎日よく遊んだものです。そして25年が経過して、お互い大人になり、文明の利器フェイスブックにより再会を果たしたのです。

 娘たちに先を越された私も、遅まきながらフェイスブックを始め、 ます゜セラーちゃんと友達になりました。彼女は大変喜んでくれました。そしてセラーの友人を探したら、彼女の父であるBarry Spenceの名前が出てきたのです。

 すかさず私は彼に友人関係希望のメッセージを送りました。そして、ついに昨日、彼から承認のメッセージが届き、私たちはフェイスブックを通して25年ぶりに再会できました。このことは、今後ずっと瞬時に交流の機会が生まれるという願ってもないことになったのです。彼は枝垂れ桃の画像を見て、来日当時を懐かしんでることと想われます。

 高崎商業における彼の新任式では、私は吹奏楽部を指揮し、ニュージーランド国歌を演奏して歓迎する計画を立てました。しかし、当時、ニュージーランド国歌の楽譜は市販されてません。困ってることを部員に伝えると、部長たちが県立図書館でニュージーランド国歌のCDを見つけ出し、借りてきてくれました。部員たちにも国際交流の基本は国歌演奏であることが伝わったのでしょうか。私はそれを聴き、すぐ吹奏楽用に編曲し、幸運にも新任式に間に合わせることができたのです。

 新任式では彼が体育館へ入るや否や、ニュージーランド国歌を演奏し歓迎の意を示しました。このことは、おそらく彼には予想できなかったことで、新任式という緊張の中にあっても、心境は興奮と驚きであったのではないでしょうか。音楽は言葉を超越して、民族と他の民族の心を結びつけるものであることを互いに感じたと思います。

347  ところで、お酒に強いBarry Spenceはご家族とともに私の部屋で、ご覧のインド象や拙い私の絵を見ながら交流したものです。  この写真もきっと懐かしいことと思われます。

 前述の、考えられないほど不思議なフェイスブックは、日本人はもとより、世界の人と個人対個人で瞬時に交流が出来る優れものです。

 一方、拙いブログにアクセス頂いてる方々の1割は外国人です。家に居ながらにして、国際交流できる夢のような時代に差しかかってることを実感しつつあります。このブログは瞬時に英語版になるよう設定してあることが役に立ちそうです。

2012年2月20日 (月)

今秋、新たな「二十四節気」の名称が生まれる

2830_2     暦のあり方に関心を持つ私は、先日も「閏年」設定の素晴らしさについて書きました。先人は実に詳細に考え、後世の現代人のため、それどころではありません、今後、千年以上を見据えた未来の人類のために、400年に97回閏年を挿入する暦を考案しました。

 私たちは日々当たり前のように暦を中心に生活してることから、閏年を設定した先人の恩恵に浴してることを忘れてはなりません。もし、閏年の設定法が他の方法であれば、私たちの誕生日も違った日になっていた筈です。

 ところで、今年は天体現象として、東京では5月21日朝、173年ぶりという金環食が起こると計算されてます。それは九州南部から福島県の太平洋側ではダイアモンドリングのように観測できるとのことで、他の地域でも大きく欠けるでしょう。殆どの人にとって生涯一度の稀有な天体ショウです。大変な楽しみですが、網膜を傷めないよう注意を怠ってはなりません。なお、日食が起こるのは旧暦の1日です。

 一方、今年は大きな楽しみがもう一つあります。日本気象協会の発表によると、古代中国で始まり日本へ伝承され、千年以上も使われてきたと考えられる二十四節気の名称を変更する予定とのことです。二十四節気の名称には日本の気候や農業に合致しないものがあるからでしょう。

 中国の位置は、南は北緯22度付近から北は北緯53度付近まで広がり、球面三角法による距離は南北4000K程度あると思われます。当時、この広大な中国のどの地点を中心にした二十四節気か、起源の時代も不明です。このため、現代の日本の季節感や農作業の目安と異なることがあります。

 例えば、日本では寒さの真っ盛りに立春であったり、真夏の最中に立秋であったり、清明や芒種、小満などはちょっと難解です。また、霜降は10月23日頃となってても、東京での初霜は平均12月14日頃とのことです。

 しかし、春分、夏至、秋分、冬至は私たちの生活に定着し、天文学からくる名称なので変更できないでしょう。しかし、他の名称は確かに現代の日本に合致したり、しなかったりするものがあると思われます。

 この中で、立春は節分と対になるもので時季的に定着しており、この辺りは暦として難しいところです。専門委員会は言語学者、文化人、気象関係者などで組織され、一般からの意見も募るとのことです。

 ご存じの通り、二十四節気とは太陽黄経360度を24で割ったもので15度ずつ刻まれたものあっても、実際には1年が365日5時間48分46秒であることや、地球の公転軌道が楕円であることや、閏年もあり、必ず15日おきとは限らず、毎年同じ日でもありませんし、天文学的な瞬間は毎年異なります。

 今秋には新たな二十四節気の名称が生まれる予定で、私は今からワクワクしてます。

2012年2月16日 (木)

雛の骨格作りに多量のビタミン・ミネラルを与える

407283_124974877625587_1000033922_2 【ボルドーマーチン号N6133羽中総合優勝】直仔 

 昨春は飼育者の私が体調不良となり作出は僅かに20羽程度でした。今春は種として14ペアーをスタンバイさせています。ところが、今春は群馬県も例年に比べて気温が低く、私は未だ種を交配してません。2月下旬の予定です。

 それでも、立春を過ぎると気温に関係なく、日照時間は大分伸びてます。動植物は日照時間が次代への生命に強く影響するのでしょう。♂は交配日を待ちかねている気配です。

 一般的に、寒い時期に育った雛より、いわゆる4月5月のニ番仔が比較的良い成績を残すのは、育った時期の日照時間が長いためと、気温が高いことにより育ちが良いのでしょう。秋になると主翼の換羽は後に生まれた2番仔の仕上がりが早いです。約40日も早く誕生してるのに、換羽の早さでは一番仔が遅い現象があります。

 一方、レース鳩はあまり大きく育てない方が好成績を示すように感じてます。こんなことから、大きな体格に仕上げないで、小さくて骨格が優れ、主翼の剛健な雛を作りたいと考えます。

 巣房は19部屋ありますが、14ペアの交配のみで、5部屋が空室となります。先日、巣房の中を整備し、隣の巣房と巣皿の位置を左右逆に付け、間違って侵入したら気がつくようにしました。もちろん、上下の巣房も巣皿の位置を左右換えました。

Dscf6498  写真は2年前ものですが、ご覧の通り、巣皿は巣房の床から15センチほど高く設置し、巣皿は木の枠にはまってるだけで、巣皿の底は常に空気に触れてます。これで巣皿内の湿気がかなり防げます。雛は孵化後20日ほど経過したら下におろすので次の卵を傷めません。

 なお、4月下旬頃より、巣皿の底に吸血虫が発生します。この時期になったらよく掃除をするか、あるいはメッシュの巣皿が理想的です。

 ある程度、雛が成長してからメッシュにします。気温が高くなってくる時期は湿気予防と吸血虫に対し快適と思われます。折角、親から吸収した栄養素を吸血虫に横取りされてはたまったものではありません。将来の飛翔に影響します。

 ところで、タイトルの如く、鉱物飼料の優れものを常時用意することにしました。今春からベルギー製の鉱物飼料が中心です。鉱物入れは糞が入らぬよう工夫が大切で、場合によってはまぶします。特に各種ビタミン及び、カルシューム・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・コバルト・亜鉛・洞・鉄を与えると、成長するにつれて雛の腰が手にすっぽり入ります。

 【平素は鉱物飼料をそれほど食べなくとも、育雛時は新鮮な鉱物飼料をかなり食べます。雛の骨格や主翼作りにミネラルやカルシュームが不可欠なのでしょう。】

 鉱物飼料や塩土、野菜については、餌と同様、より吟味して骨格作りにプラスになるものを与えたいです。

 前述のように、雛の健康面での鉄則は「巣房の床が乾いていることで、特に巣皿内は湿気がないこと」です。湿っていると病原菌の温床となり、害はあっても益はありません。巣皿の底や巣房内の床掃除をこまめにということです。巣房の床は後ろを2センチほど開け、糞が下に落ちる構造が、空気の流通もあって快適です。

 育雛中の種鳩の餌について、鳩は好き嫌いがあるので、最初に混合飼料を与え、しばらくしてから、麻の実、サフラワーなど栄養価の高い雛用の小粒飼料を時間差で与えます。レース鳩飼育の基本は【目方が軽く、体力ある鳩体を作ること】ではないでしょうか。

2012年2月13日 (月)

山岳の国ブータン

Photo  ヒマラヤ山脈の東部に位置するブータンは九州ほどの面積といわれ、国旗が示すように人々は自国を「龍の国」と呼び、首都は標高2320mのティンプー(写真)、8月の平均最高気温は25℃、人口70万人ほどの国です。

 最近、国王夫妻が来日し震災の被災地を訪れ慰問されました。新婚旅行を兼ねての日本訪問とのことで、いろいろ印象深かったことでしょう。私たち日本人にとっても、なぜか親しみを感じるご夫妻でした。

 それは衣装や顔つきが日本人に似てます。ブータンは日本の原風景を想わせるといわれます。

 私はブータンへ行ったことはありませんが、比較的近くのインドのカルカッタに20代の前半に2年間滞在してました。ブータンの隣国ネパールへはヒマラヤを見に旅したことがあります。日本の新聞がブータンからカルカッタに届くこともありました。

 ところで、最近、フェイスブックを始めた私は自己紹介に「ブータンに行って本当の幸せを考えたい」と書きました。

 幸せは万人の望むところ。ブータンでは、国内総生産=GDPは必ずしも人々の幸福感や、満足感の尺度にはならず、GDPだけでは真の豊かさは測れない考えから、それとは別に幸福度を指標で示す国民総幸福量=GNHを数値化し、指標値の少ない分野には国家予算を積極的に投入し改善を図るといわれます。

Dzong3 【虎の巣といわれる僧院】

 ところで、日本ではあまり知られてないことにブータンは1980年代より、小学1年生からイマージョン教育が行われ、母国語であるゾンカ語の授業は国語と社会科のみで【他の教科は英語で授業が行われてる】と伝えられます。

 ブータンでは「ゾンカ語」が母語であっても、古来より、ネパール語、ヒンディー語、英語による多言語の国家で、生来、母語でない言語に対し自然体で臨む環境にあるのでしょう。ここが日本人の生活環境と大きな違いです。

 インド滞在中に感じたことは全く同様で、例えば、インドルピーの紙幣は表が英語で表記され、裏面は各州の文字で書かれていることからも、インド人は子供の頃から英語に浸ってることになります。生活に英語を使わなくてはならない場面が日々たくさんあり、これが英語力をどんどん伸ばす所以でしょう。

 翻って、日本では平素【英語を使わなくては生活できない】ということはありません。英語は学生時代に科目として存在し、私は赤点をとらぬよう試験勉強したものです。

 先日、私の姉が「英語をもっと勉強しておけばよかった」としみじみ言ってましたが、結局、英語を知らなくても生活に困らなかったことが根幹にあります。しかし、グローバル化とともに、日本では英語の必要性を切に感じ始めてる人は相当数、増えてます。

 それには、すべての学校でなくても、本格的なイマージョン教育を実践し、志望する児童生徒が入学できるシステムが早急に望まれます。日本におけるイマージョン教育は未だ数えるほどでしょう。

 グローバル化の時代にあって、世界に羽ばたく日本人が英語でのディベートにおいて、新興国の人々に後れを取ってはなりません。

 その点、母国語と母国の伝統文化を大切にするGNHの理念とともに、小学1年生から全員が徹底したイマージョン教育を受けてるブータンの人々は文字通り、龍のように世界に太刀打ちできる英語力を身につけるでしょう。 

2012年2月 9日 (木)

400年に97回ある閏年・・・先人の知恵

 今年は4年に1回、2月が29日ある閏年=leap yearに当たります。閏年には、アメリカ大統領選挙とオリンピックがあります。

 閏年を設ける理由は、世界で採用されてる太陽暦を未来永劫、【季節に一致させるため】です。

 恒星を観測することにより、地球が公転して元の位置に到達する時間は365日と5時間48分46秒であることが分かってます。これは十進法では1年が365.242199日となります。

 このため、仮に閏年を設けないで毎年1年を365日のままにすると、毎年5時間48分46秒分(0.242199日分)地球は元の位置へ届かないことになります。

 これでは10年で2.42199日ずれ、100年後には24.2199日分も元の位置に届きません。約700年後には季節が暦と全く逆になります。

3616_2  この不便さをなくすため、1582年ローマ教皇グレゴリウス13世は学者を集めて、閏年の設定法を研究させ、それが現在、各国で採用されてる閏年になったと伝えられます。

 それは【400年に97回、閏年を設ける】というものです。具体的には下記の方法により実施します。

【西暦年が4で割り切れる年を閏年とする。】・・・2012年などで、これにより400年に100回の閏年になります。

ただし、【西暦年が100で割り切れる年は平年とする。】2100年など、これで400年に96回の閏年になります。

ただし、【西暦年が400で割り切れる年は閏年とする。】2000年など、これで閏年は400年に97回になります。

 この方法で閏年を設置すると400年経過しても、暦と季節に狂いが生じないことが下の計算で分かります。

まず正確な400年の日数は365.242199日×400年=   【※146096.8796日】です。

次に400年のうち97年は閏年であることから、400年-97年=303年が平年となります。

ですから、平年の合計日数は303年×365日=110595日です。

次に閏年の合計日数は97年×366日=35502日です。

両方をプラスすると平年合計110595日+閏年合計35502日=【※146097日】になります。

 正確な400年の日数【146096.8796日】に対して、グレゴリウス13世の閏年設置方法による400年の日数は【146097日】となり日数が殆ど同じになります。

 未来永劫の人類のため、400年単位で循環する暦を考案した 先人の知恵に驚きの他はありません。 

2012年2月 6日 (月)

リーマンショック以来、最高値のダウ・ナスダック

3537  日経平均株価9000円の大台に今一歩のところで足踏み状態は、依然として続くドル安・円高、及びギリシャに端を発し、未だくすぶり続ける欧州経済の低迷に起因し、日本の外需企業は1ドル=76円台の円高要因に打撃を受け、まだまだ日経平均は上値を抑えられてます。

 日本経済は円高とデフレが足かせとなり、期待の日経平均株価10000円はしばらく先のように思われます。

 一方、米国では1月の雇用統計において、市場予想では15万人程度であったが、米国労働省発表によると、その予想を大きく上回り、前月比で24万人となり、これも一因となって昨今の米国株価を押し上げてると考えられます。

【西洋シャクナゲの蕾】

 ところで、2008年9月下旬から連日、地底へ突き落されたようなリーマンショック。それ以来、半年間は来る日も来る日も大暴落。

 ついに、忘れもしない2009年3月10日における米国株価市場はダウ6547ドル、ナスダック1269を記録しました。株価とは短期間に急落し続けることを身を持って体験しました。

 あの日から、やがて3年目が来ます。日本時間の朝6時に終値となる米国株価は、数値の上では、回復の兆しが見られます。

 具体的には、現在のダウ平均株価は12862ドル、ナスダックは2905です。これは魔のリーマンショック後の底値と比較すれば、ダウは1.9倍、ナスダックは2.2倍の高値になってます。

 しかし、このように米国株価が上昇しつつも、依然として住宅市場は悪化と伝えられ、近未来こちらの改善が進めば、これも米国株価の上昇へ期待できるでしょう。

 そして、今後も雇用統計が今回のような水準で維持されれば、米国企業の輸出増大に繋がり、雇用の一層の増大や賃金の上昇につながる一因と考えます。

 雇用の改善や賃金が上昇することが、外国為替市場において ドル高への要因の一つと考えられ、それに伴い私たちが待ち望む円安傾向へ進むと考えます。

 雇用の増大とともに住宅関連企業が伸びて、米国景気に本格的な回復が見られるには、もう少し時間がかかりそうです。

 世界経済は日本の深夜に推移し、深夜から早朝にかけてインターネットに目を通すと、一般論として、米国株価は同時にブラジルなど南米諸国の株価を連動させ、翌朝9時に始まる日経平均株価の前場に大きく影響を与えます。

 日本の後場は上海などアジア株価に影響を受け、その後、インド株が独自に動き出します。インド株価の後場が、その後に始まるヨーロッパ各国にかなりの影響を与えます。そして、もし、ヨーロッパの株価が高値になる場合、数時間後の米国株価はプラスに反映するように見受けられます。

 2012年の日本経済について、現在の円高が一段落して円安傾向になれば、必然的に輸出関連企業の業績に改善が見られるでしょう。

 しかし、それは一にもニにも米国市場の経済回復如何にかかってると考えるのは私だけではないと思います。 

2012年2月 2日 (木)

今春14ペアーを交配・・・Persimmon Marsh Loft

3657_2  昨春は立春明けに、飼育者である私が体調を崩し、一人暮らしであることから弱気になり、予定していた19ペアーの交配を直前になって断念しました。

 その結果、現在の春季レースでは200Kに10羽程度の参加です。その中に運良く500K経験鳩が5羽いるのが、せめてもの心強さです。

 果たして北海道~群馬間のレースに参加できるでしょうか。

 タイトルのように今春は、交配として14ペアーをスタンバイさせています。種が不足してるので半分ほどが新たな血統となりました。

 従来は、導入した鳩の殆どが長距離系でしたが、珍しく短距離系を2ペアー導入しました。こんなことから、短距離系には短距離系を交配、長距離系には長距離系を交配する改革をします。また、レースとして最も楽しみな500K~700Kの交配もめざします。

 写真の鳩は長距離系として昨秋に導入しました。以前に紹介しましたが、オランダGCブロウェル作翔「ネナ号」の直仔♀で香山氏作です。ニコ・フォルケンス作翔スーパーイヤリング号の孫にも当たります。

 ネナ号はフェルテルマン系。翔歴は05年バルセロナN1287Kを7491羽中89位、06年ペルピニャンN1129Kを6300羽中56位です。

 新規導入した「ネナ号」直仔との交配は「スチール号」です。スチール号はニコ・フォルケンス系×カイパー系なので、同系交配と言えます。

 スチール号(写真)については幾度か紹介しましたが、オランダ北部・プロンク鳩舎作翔により、モントパーン1022Kを翌朝午前3時34分に到着、分速1484メートルで、5796羽中総合優勝しました。

 放鳩地であるフランス・モントバーンは北緯44度、日本では北海道北部の位置に相当します。7月8日北北東へ向かって飛び、帰還地であるオランダ・プロンク鳩舎は北緯53度でサハリン北部と同緯度です。ずいぶん北から北に向かって飛んでることになります。

 高緯度のオランダ北部のこの時期は白夜に近いと考えられ、日本では起こらない早朝帰還の可能性はあるでしょう。

 私はすべてを掌握してませんが、現在の日本鳩界にはヨーロッパの1000K上位入賞鳩は存在しても、総合優勝鳩は少ないかもしれません。

【ボルドーマーチン号直仔】

 この♂にはデ・ヨング89号(ペルピニャンIN25471羽中総合5位)の孫で、スチール号の孫でもある♀と交配予定てす。

 交配後については、特別なことはしませんが、温かな午前中は出来る限り水浴を心掛け、人間同様、大腸の健康に重点を置き、レッドストーンを通常より多めに与えるつもりです。

 餌は小粒で栄養価の高いもの。ヨーロッパの鳩舎で与えてる小石を含んだものなど鉱物飼料の種類を多く与えてみます。レース鳩は歯がないので、咀嚼のために必要と思います。「ピクトリアル」誌の記事の中で鉱物飼料関係に目を通してみます。

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