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2012年2月13日 (月)

山岳の国ブータン

Photo  ヒマラヤ山脈の東部に位置するブータンは九州ほどの面積といわれ、国旗が示すように人々は自国を「龍の国」と呼び、首都は標高2320mのティンプー(写真)、8月の平均最高気温は25℃、人口70万人ほどの国です。

 最近、国王夫妻が来日し震災の被災地を訪れ慰問されました。新婚旅行を兼ねての日本訪問とのことで、いろいろ印象深かったことでしょう。私たち日本人にとっても、なぜか親しみを感じるご夫妻でした。

 それは衣装や顔つきが日本人に似てます。ブータンは日本の原風景を想わせるといわれます。

 私はブータンへ行ったことはありませんが、比較的近くのインドのカルカッタに20代の前半に2年間滞在してました。ブータンの隣国ネパールへはヒマラヤを見に旅したことがあります。日本の新聞がブータンからカルカッタに届くこともありました。

 ところで、最近、フェイスブックを始めた私は自己紹介に「ブータンに行って本当の幸せを考えたい」と書きました。

 幸せは万人の望むところ。ブータンでは、国内総生産=GDPは必ずしも人々の幸福感や、満足感の尺度にはならず、GDPだけでは真の豊かさは測れない考えから、それとは別に幸福度を指標で示す国民総幸福量=GNHを数値化し、指標値の少ない分野には国家予算を積極的に投入し改善を図るといわれます。

Dzong3 【虎の巣といわれる僧院】

 ところで、日本ではあまり知られてないことにブータンは1980年代より、小学1年生からイマージョン教育が行われ、母国語であるゾンカ語の授業は国語と社会科のみで【他の教科は英語で授業が行われてる】と伝えられます。

 ブータンでは「ゾンカ語」が母語であっても、古来より、ネパール語、ヒンディー語、英語による多言語の国家で、生来、母語でない言語に対し自然体で臨む環境にあるのでしょう。ここが日本人の生活環境と大きな違いです。

 インド滞在中に感じたことは全く同様で、例えば、インドルピーの紙幣は表が英語で表記され、裏面は各州の文字で書かれていることからも、インド人は子供の頃から英語に浸ってることになります。生活に英語を使わなくてはならない場面が日々たくさんあり、これが英語力をどんどん伸ばす所以でしょう。

 翻って、日本では平素【英語を使わなくては生活できない】ということはありません。英語は学生時代に科目として存在し、私は赤点をとらぬよう試験勉強したものです。

 先日、私の姉が「英語をもっと勉強しておけばよかった」としみじみ言ってましたが、結局、英語を知らなくても生活に困らなかったことが根幹にあります。しかし、グローバル化とともに、日本では英語の必要性を切に感じ始めてる人は相当数、増えてます。

 それには、すべての学校でなくても、本格的なイマージョン教育を実践し、志望する児童生徒が入学できるシステムが早急に望まれます。日本におけるイマージョン教育は未だ数えるほどでしょう。

 グローバル化の時代にあって、世界に羽ばたく日本人が英語でのディベートにおいて、新興国の人々に後れを取ってはなりません。

 その点、母国語と母国の伝統文化を大切にするGNHの理念とともに、小学1年生から全員が徹底したイマージョン教育を受けてるブータンの人々は文字通り、龍のように世界に太刀打ちできる英語力を身につけるでしょう。 

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