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2012年3月 5日 (月)

残しておきたい「啓蟄」の表現・・・季節とも合致

Dscf0259_2  今日は二十四節気でいう啓蟄です。「啓」は動作や行動することで、「蟄」は虫の冬ごもりを意味することから、この時季になると地中に隠れていた虫がそろそろ地上に顔をのぞかせたり、野菜についた虫が蝶になったり、桃の蕾が膨らんだり、野山では小鳥の鳴き声が聞こえてくる頃です。

 翻って、人間にとっても比較的じっとしていた冬の生活から脱皮し、さあ、働くぞと意気込みを始める日でしょう。

 吉丸一昌作詞、中田章作曲「早春賦」は啓蟄にぴったりの音楽です。私は3番がとても好きです。

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  二十四節気は本来、天文学的なことであり、啓蟄はその年によって多少異なってもほぼ3月6日ですが、今年は閏年のため3月5日です。国立天文台の計算によると啓蟄の天文学的な瞬間は13時21分とのことで、太陽黄経は昨年の春分から345°移動し、 冬至から5/24年、時間が経過したことになります。

 二十四節気は古く中国で始まったと伝えられ、当時は太陽太陰暦(旧暦)であったことから、季節のずれが毎年起こった筈です。旧暦は月に合わせた暦であるため、農作業の時季に狂いが生じ、その問題を解決するために二十四節気が考えられたのでしょう。

 明治初期まで日本も同様でしたから、特に江戸時代では庶民にとって二十四節気は非常に大切な暦であったと推測できます。

 先日ブログに書きましたように、日本気象協会によると今秋には新たな二十四節気の名称が生まれるようです。決定すれば、平成25年のカレンダーに新たな名称が書き込まれる公算が強いです。果たして、カレンダーの製作に間に合うでしょうか。早めの対応が望まれます。

 ところで、二十四節気とは1年を24等分するので、季節はおよそ15日ずつ移り変わるという見方です。

 その名称と今年の日本での月日は、春分(3/20)、清明(4/4)、穀雨(4/20)、立夏(5/5)、小満(5/21)、芒種(6/5)、夏至(6/21)、小暑(7/7)、大暑(7/22)、立秋(8/7)、処暑(8/23)、白露(9/7)、秋分(9/22)、寒露(10/8)、霜降(10/23)、立冬(11/7)、小雪(11/22)、大雪(12/7)、冬至(12/21)、小寒(1/6)、大寒(1/21)、立春(2/4)、雨水(2/19)、啓蟄(3/5)です。

 上記の中から現在の日本に合わない名称を変更するとのことですが、すでに定着してる春分、夏至、秋分、冬至は天文学的にも変更できないでしょう。

 立春、立夏、立秋、立冬の名称もすでに定着し変更できないでしょうが、それぞれもう少し遅い時期にずらしてはどうでしょう。立春は寒過ぎるし、立秋はく暑さの真っ盛りです。これらを1ヶ月遅らせると平均した日本の季節に合致するでしょう。

 一般的に馴染みの少ないのが穀雨、小満、芒種、白露、寒露、などですから、これらは日本の季節感に合う名称が望まれます。

 一方、本日の「啓蟄」はとても味わい深い表現です。日本の季節にも合致し、私は残してほしい名称と感じてます。

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