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2012年4月

2012年4月30日 (月)

コデマリの蕾は五角形の世界

P1020169  デジカメでコデマリの蕾を撮りました。クリックすると神秘の世界が広がります。

 今日で四月も終わり一年で最も良い季節である五月になります。地球は公転軌道上を毎秒29kmというもの凄い速さで、一月一日以来すでに約3億km移動したことになり、これは1周の約120度周遊したことになります。

 その間、例えば、先般は金星・三日月・木星が並んで見えましたが、三つの天体は互いに想像を絶する距離に浮いてても、私たちの宇宙船「地球号」から見ると同方向にあり誠に神秘でした。

 来たる5月21日、東京では173年ぶりの金環食です。観察方法を工夫し、網膜を損傷しないよう決して裸眼で見てはなりません。太陽の位置は殆ど真東です。

 金環食の日は金星が6月6日に起こる内合【今回は日面通過】の直前で、見かけ上、金星が太陽の左隣に近づきます。空が多少薄暗くなるので果たして金星が見えるかどうかも楽しみの一つです。なお、金環食の日は旧暦の4月1日です。日食が起こる日は旧暦の1日か、その前後です。

P1020157  ところで、多くの植物は開花も終わり、すでに新芽が出始めても、夏に咲く「ねむの木」や「サルスベリ」はなかなか芽が出ず、枯れたのかとハラハラしました。しかし、ゴールデンウィークになると、やはり枝から芽が出てホッとします。夏に開花する植物の新芽が出る時季は他の植物より遅いことが分かります。

 子供の時から庭にあるコデマリを細かく観察したところ、蕾がすべて五角形であることを知り、その後、花弁が五枚になることが分かりました。

P1020167  蕾が五角形とは何とも不思議ですが、ツツジやシャクナゲの花弁も五角形が多いようです。いろいろ植物を観察し花弁は何枚か調べるのも面白そうです。枚数には何か理由があるのでしょう。

 一方、当地では一般の桜が終わり、庭には今を盛りと八重桜が咲き誇ってます。花弁は白とピンクの二色で、これも不思議です。

P1020153  亡父が50年前に植えたもので、植えた主人はこの世に存在しなくとも、それ以来ずっと咲き続け、父の魂が生きてるかの如くです。

 最近、私がつくづく感じることの一つに、庭の植物の成長には、やはり多くの水を与えることです。八重桜の近くに近年、サルスベリを植えたので水やりしたら八重桜にも波及効用があり、樹勢が良くなりました。

P1020152  5月6日にはお客様が数多く見え、お料理を持寄って花見をします。そのとき開花する予定は西洋シャクナゲ大輪です。その日のために、現在は水を与えてます。築山に植えてあるので水はけが良く、果たして、例年のように見事に咲くかワクワクしてます。

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2012年4月26日 (木)

トキの野生復帰には天敵の駆除も不可欠

Photo 【最後の日本産トキ「キン」の剥製・・・Wikipediaより】

 特別天然記念物トキの卵が自然界で孵化したニュースに多くの方が感激されたことでしょう。将来の野生復帰に向け今回の孵化は大きな一歩と言えます。野生復帰は日本の悲願であり、長年にわたる関係者のご努力に敬意を表します。

 トキは江戸時代まで全国至る所に生息していたと伝えられ、明治~大正~昭和と次第に減り、佐渡島で捕獲された5羽のうち生き残っていた「キン」(写真)の死によって、日本産トキは平成15年に絶滅したことになります。

 今回、実に36年ぶりに自然界で孵化したことは将来の本格的な野生トキ復帰に大きな望みが生まれ、50年以上にわたり、レース鳩を飼育してる私はトキの自然復帰に非常に関心を持ってます。

 ところで、レース鳩の繁殖は「すべて人間の手によって雛が誕生します。」これがなければレース鳩も絶滅するでしょう。レース鳩が日本中で誕生する数は年間・数10万羽と推測され、現在、私の鳩舎内も幼稚園のように賑やかです。

 レース鳩とトキは異なっても、トキの繁殖は今後しばらくの期間、人の手助けが不可欠と考えられます。それは雛を狙うカラスや、成鳥に対する猛禽の襲撃が想像以上に激しいからです。

 タカ、ハヤブサ類は生きた肉を常食とする誠にどう猛な鳥類=birds of prey です。数の上ではそれにも増して、カラスはいろいろの雛を襲います。当然、トキの雛も狙われます。レース鳩の雛は鳩舎内で育雛されるのでその間は襲撃されることはなくても、自然界を飛翔するようになるとレース鳩の殆どは最終的に猛禽類の餌食になってると考えられます。

 D0307_l 【写真はJAXAより】

 トキは佐渡島で人工孵化=artificial incubationされ、多い時には100羽ほど飼育されてるといわれます。しかし、自然界は広大であり、近親による弊害をも考え合わせると、多くを放鳥しないと自然界での繁殖は難しいと思われます。

 年間100羽程度を放すことができれば野性化成功の確率はずっと高まるでしょう。中には本州へ渡るトキもあるといわれ、数多くを放鳥しないと自然界に存在するカラスや猛禽類の数に太刀打ちできないと考えらます。

 このように自然界では、雛はカラスに襲われ、親鳥は猛禽類に狙われることを考慮すると、残された方法は条例を改正し、佐渡島だけも猛禽類やカラス、テンなど天敵の駆除が不可欠と考えられます。生態系=ecosystemは数のバランスが崩れるとある種が絶滅する掟です。

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2012年4月23日 (月)

サクソフォーンオーケストラのフィガロの結婚序曲に驚く

P1020142  クラシックサクソフォーンの大きな魅力は優雅な音色です。ベルギーのアドルフサックスによって発明され1846年フランスで特許の申請がなされ、同年公示されたと伝えらます。

 サクソフォーンは生まれた時代が遅いため、必然的にクラシック音楽の中ではどうしてもマイナーな存在であっても、20世紀に素晴らしい作品が生まれたり、優れた演奏家の出現によって洗練されたサクソフォーンの音色に接っする機会が多くなりました。

  P1020148 【Adolphe Sax1814~1894】

 私は高校1年からサクソフォーンを始め、今でもご覧のソプラノを吹きます。高校2年から大学にかけて、運良く、日本クラシックサクソフォーン界のパイオニア故・阪口新先生のレッスンを受けるチャンスに恵まれ、今でも先生の優雅な音色は胸の奥に響いています。

 また、高校時代に時折、群馬大学オーケストラの演奏会に出演することがありました。プログラムにサクソフォーンが必要なときです。曲はハチャトーリアンの「剣の舞」及びラベルのボレロでした。大学生の中に入り、ソロを受け持つのはハラハラドキドキでしたが、オーケストラの中で演奏したことは、とても良い音楽経験になりました。

 私がサックスを学ぶ中で難しかったのは音程です。マウスピースや本体にある穴が大きく音程がどうにでもなるのです。このため、音程や音色が一定にならず、毎回のように阪口先生に指導されたことが思い出されます。余程注意しないと音程が不安定に陥りやすかったです。

 しかし、これはサクソフォーンの特性で、逆に正しい音程や優雅な音色への無限性が潜むことも確かで、近年では日本でもクラシックサックスの名演奏家がたくさん生まれ、次第に隆盛を極めてます。

【Tim Schultz Saxophone Orchestra】 

http://www.youtube.com/embed/tWbOLEukUqs

 概して、サクソフォーンのアンサンブルではややもするとテナーやバリトンが大きくなりやすく、音量バランスに注意しなくてはなりません。

 一方、究極には洗練された音色こそサックスアンサンブルの生命です。上の「フィガロの結婚序曲」は誠に優雅な香り漂う演奏で、このようなオーケストラでは音域の広がりからソプラニーノサックスの存在が光ります。

 こんな演奏を聴くとSaxophone Orchestraの虜になりそうで、私も若ければ演奏してみたいものです。今後はサックス・オーケストラ演奏会に聴きに行きたい気持ちが高まってます。

【Mi-Bemol Saxophone Ensemble】

 http://www.youtube.com/embed/yjwVbre6JUo 

 演奏は実に素晴らしく、Saxophone Orchestraの可能性は今後、無限に広がる思いです。さあ、私も気を入れて練習しよう。 

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2012年4月19日 (木)

「アプトの道」開通により日の目を見た「殉難碑」

P1020084  碓氷峠にある群馬県側の遊歩道「アプトの道」 が延長され、春の一日を標高が高い「旧・熊の平駅」から出発し「めがね橋」まで往復歩いてみました。

 延長された区間は「めがね橋」(下の写真)から旧「熊の平駅」 間の約2Kです。

P1020136  この区間はトンネルが5ヶ所あり、殆どは50mから100mほどの短いものですが、めがね橋のすぐ西の第6トンネルは推定500mほど長さがあり、内部は戦前戦後の神秘的な雰囲気が漂い、散策としては長いですが、トンネル内は電灯があり心配いりません。

P1020099  トンネルを出るとすぐに沢を跨ぐカルパート=culvertと呼ばれる小さな橋があり、やはりレンガで出来てます。

P1020105  アプトの遊歩道は一定の勾配ですが、列車にしては急勾配ゆえ、歯車を使わなければ登れないことが認識できます。

 散策には丁度よい勾配で足腰の鍛錬に理想的で、しかも、山岳の景色付きです。この日は所々に桜がありましたが、4月中旬というのに標高が高いので蕾でした。四季折々の光景が楽しめることは間違いなく、秋の紅葉はひときわ魅力ある散策となるでしょう。

 若い頃、列車で軽井沢へ行く途中、「熊の平駅」に停車したことがありますが、下車したことはありません。今回、初めて「旧・熊の平駅」構内を散策し、駅周辺に当時の国鉄職員やその家族が暮らしていたことが分かりました。

 それは昭和25年6月9日、突如襲った山崩れにより一瞬にして、この方々50名の尊い命が奪われたことを後世に伝える殉難の碑の存在を知ったからです。山奥でアプト式鉄道を守った多くの職員とその家族が不運にも犠牲となりました。

 暫し、母子像を参拝しました。この碑は長い期間、一般の人々の目に入ることはなかったと想われ、遊歩道の完成によってやっと日の目を見ることになったと思います。今後は人々の注視を浴びることになり本当に良かったです。多くの人に訪れてもらいたいです。

P1020096  「アプトの道」遊歩道開通は殉難の存在を広く世間に伝えるでしょう。

P1020095 【クリックし拡大してお読みください。】 

P1020094  長い間、山奥に人知れず建つ母子像に涙です。小さかった多くのお子さんたちも生存していれば70才前後でしょう。

 今回、自然散策が目的で「アプトの道」遊歩道を散策しましたが、思いもよらぬ先達の不運の歴史を知りことになりました。日夜、一般乗客のため山奥で碓氷峠の鉄道を守った国鉄職員とその家族に衷心より哀悼の意を捧げます。

 P1020091  「旧・熊の平駅」構内に建立してるアプト開通の碑です。

P1020121  「めがね橋」の上で紹介されてる建設当時の貴重な写真です。線路の中央にアプトの歯が見えます。

 今回の散策ではレンガで出来てるトンネルの構造も観察できました。たまたま通りかかった他のグループを誘導されてた案内の方の説明によると、レンガの積み方には二種類あり、イギリス式とフランス式の両方が採用されてることが分かりました。強度を増すための工夫と想われます。

 それにしても、トンネル内を歩くことはとても良い体験で皆様にお薦めです。

 アクセスは車が便利で、下からJR信越線・横川駅に比較的近い「峠の湯駐車場」、「めがね橋駐車場」、そして標高の高い熊の平駅駐車場の利用が便利です。

P1020106 【カーブし、クリックすると臨場感が出ます。】

 道は歩きやすく地元・安中市によって整備されてます。私は標高の高い方から下へ歩き始め途中の「めがね橋」まで、往復約3Kを歩きました。トンネルから抜け出ると解放感があり、非常に変化に富んでます。近くには国道の旧道が走っており、何かと安全です。上から道路を見ると蛇行してます。

P1020126  この遊歩道を整備して下さった方々、そして、山崩れで家族ともども殉難された方々のことを思い帰路につきました。

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2012年4月16日 (月)

逆算して抱卵で挑むモザイク号・・・東日本稚内GN

469pxsatellite_view_of_japan_1999  5月10日はメインイベントである北海道稚内から群馬県高崎市の当舎まで1039Kを飛翔する東日本稚内グランドナショナルレースに満二歳【10年生】の「モザイク号」♂が挑みます。「モザイク号」の延べ飛翔距離は3000K以上。

 現在は持寄りに向け体調回復から次第に調整へと進んでます。700K翌朝帰りの疲れは抜けつつ、体内に残る見えない雑菌はほぼ消滅しつつあると推測してます。

 先般行われた700Kレースへの往路は下のトラックで運搬され、群馬県~仙台港~フェリー~室蘭~北海道・北吉原まで、3泊の長旅をコンテナの中で過ごし、レース鳩たちにとってはストレスがあったと想われます。

 現地・北吉原では北海道の皆さんが厳寒の中、早朝にも関わらず放鳩に立合って下さり感謝にたえません。未だお目にかかったことがないのに私たちの地区ナショナルレース放鳩に、ご尽力いただき本当に有難いことです。いつか、群馬の銘酒をお注ぎたい心境です。

Photo【デカ橋さんの掲示板より、北海道の皆さん】

 お陰様で、午前6時20分の放鳩後は旋回することもなく、一団で南下したとのこと。広大な内浦湾~津軽海峡~本州に入り青森県~群馬県へと自力でゴールを目指しましたが、「モザイク号」は距離717Kを翌朝到着。見た目に疲労はあまりなさそうでした。

P1020078_2 【鳩舎内からモザイク号がこちらを見ています。】

 ところで、若き日、ミュニイェ系で稚内を3回帰しましたが、その頃は特別な調整をしなかったです。

 しかし、今年は抱卵で挑みます。GNの持寄は5月6日(日)。あと20日間が飼育者にとって勝負です。抱卵での参加は日数が肝心で、今回、抱卵10日目で持寄る予定にしてます。果たして計算通りに行くでしょうか。持寄りまで静かな環境作りに専念します。

 一般的に交配してから2卵の抱卵が始まるのは7日~10日後と考え、今回5月6日が抱卵10日目になるには、逆算して4月18日に交配する必要があります。

 モザイク号は自身の巣房を持ち、交配♀を迎える準備は、すでにスタンバイの状態です。相手は以前に交配した♀です。

P1020067  交配予定日である4月18日の午前中、巣房の右側の巣皿があるところへ♀を入れ、少しの間、互いが見える興奮状態にしてから中の仕切りを開けます。後は自然の法則に任せ、2卵産み終えるのは4月26日前後と想われます。

 そして、モザイク号が午前9時から午後3時まで抱卵するとして、舎外運動は午前6時と午後3時過ぎの2回。天候次第ですが、5月1日、3日、5日の3回を早朝15Kほどの近距離訓練を単羽放鳩で予定してます。 【カッキー燃えてます。】

 餌は質の良いトウモロコシ、メイプル、ほんの少しの菜種が中心で、馬力があって軽く仕上げたいものです。3日に一度位、飲料水にビタミンを少量入れます。

 モザイク号♂の系統は父=はと鳩舎作翔ホープGN号。その名の通りGNを実現できるでしょうか。ホープGN号の母「GNⅢ号」は、たぶん弟鳩舎作翔で稚内GNを3回記録です。

 母=「スチール号×ジャンヌオルレアン号直仔」。「モザイク号」が稚内GNでスピードある飛翔を実現するため、飼育者は持寄り日まで頑張ります。

【追伸、モザイク号の配合♀は4月28日に第1卵を産んだので、持寄り時点では抱卵8日目となります。レース日は抱卵12日目です。】

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2012年4月12日 (木)

1日24時間に似てる音楽の調性24個

Dscf0471  鍵盤の「ド」から「シ」までを、白鍵と黒鍵を順に数えると12の音があります。実はこの12の鍵盤のどこからでも長調【ドレミファソラシド】を始められ、これは明るく元気な音楽を奏でます。

 同様に、鍵盤のどこからでも短調【ラシドレミファソラ】を始めることができ、こちらは概して暗く寂しい音楽を奏でます。

 このため、私たちが聴いたり歌ったりする大半の音楽は、長調、短調それぞれ12個のどれかに含まれてます。その都度、このことを知らなくても音楽が楽しめるのは、音楽を作ってくれた作曲家がすでに選んでいるからです。

 長調の場合、ドから始まる音階をハ長調、その隣の黒鍵から始まるのを変ニ長調、続いてレから始まるのをニ長調、ミが半音下がった黒鍵から始まるのを変ホ長調と順に、シから始まるロ長調まで名前がついてます。調名ではラテン語である「ドレミファソラシド」の代わりに日本語の「ハニホヘトイロ」を使います。

 短調の場合では、同様にドから始まるのをハ短調、続いて嬰ハ短調、続いてニ短調という風にし、最後のシから始まるのはロ短調となります。

 ベートーベンの運命はドの音から始まる短調なので「ハ短調」、年末恒例の第九は「ニ短調」です。 

 バッハ作曲・壮大なオルガン曲「トッカ―タとフーガニ短調」はレから始まる短調で「ニ短調」です。

http://www.youtube.com/embed/wzzNjSJCyrw

 このように有名な楽曲では調性が曲名に含まれるものもあり、 歌謡曲、民謡、歌曲、シンフォニーなど音楽のジャンルに関わらず、音楽は24の調性のどれかに入っている事実があり、私たちはこの調性のお陰で音楽を楽しんでます。

 時には好きな音楽を聴いたり歌ったりして、これは長調(メジャー)かな、短調(マイナー)かなと当てるのも楽しいです。但し、へ長調やト短調というように調名を言い当てるには絶対音感=absolute pitchが必要です。

 このように明るい長調が12個、暗い短調が12個あることがとても不思議で、これ以上は存在しません。

 ところで、地球の半分は常に明るく活動的なところが平均12時間の昼であり、裏側の半分の暗く寂しいところが平均12時間の夜です。

600pxnasaapollo8dec24earthrise  これは地球誕生以来、約40億年間続き、太陽光線が真っすぐに進むことから起こる現象で、ラッキーにも地球は自転してるので昼夜は交互になり合計24時間です。

 一方、音階は振動数=frequencyにおいて「ドレミファソラシド」がすべて等間隔になく、「ミファ」及び「シド」の間が他の半分であり、これは24ある音階すべてがこの原則に基づいてます。

 この音階の起源はピタゴラスの定理=Pythagorean theoremで有名な数学者ピタゴラス(紀元前6世紀頃)が現在の音階を考案したと伝えられます。数学と音楽は意外と密接です。これは音の高さが振動数によるからです。ピタゴラスの時代を起源とし、現代も世界中で使われてる音階が長調・短調に分かれ、名称の付け方は各国同じです。

 私たち現代人が「音楽により安らぎを得てるのはピタゴラスの業績による」と言っても過言ではなさそうです。 

Dscf0111 例えば、管楽器の一つ一つの穴は半音の違いがあり、ギターのフレットもすべて半音の違いです。

P1020052   これにより前述の、「ミファ」及び「シド」のときのみ隣の穴やフレットを、後は一つおきを奏でれば、どこからでも「ドレミファソラシド」の音階ができます。

 音楽は長調・短調という二面性を持ち、合計12+12=24個で、それ以上はあり得ないし、私たちの1日も昼夜の二面性を持ち、合計24時間です。両者の共通点はとても不思議に思えます。

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2012年4月 9日 (月)

若い時から心掛けたい糖尿・動脈硬化予防

P1010944 【自然の息吹が感じられる甘楽町楽山園内・梅の茶屋】

 今年の9月には100歳以上の高齢者が5万人に達すると予想されます。日本は世界一高齢な国であっても【元気な心と、元気な体をいかに維持するか】、健康長寿は万人の願いです。

 圧倒的に女性が多い100歳以上で、認知症でなく、寝たきりでなく、目や耳が不自由でない人は男性が8%、女性が2%といわれます。

 高齢になっても心が健康であるためには、基本として、日々、物事をきちんとする生活習慣、及び社会参加がポイントのようです。

P1010968  身体の健康面では、動脈硬化を抑えることが重点で、それには血圧安定が基本中の基本と考えます。食事は若いうちから薄味になれ、食卓から糖分と塩分、動物性脂肪を減らすことではないでしょうか。

 私は10年前まで高血圧(160-100程度)に苦しみましたが、よい医師の指導で現在かなり改善(120台ー70台)してます。

 健康維持には栄養摂取とともに運動を欠かすことはできません。平素72程度の脈拍に時には刺激を与え、脈拍を速め、血流促進につなげたいものです。

 糖尿対策では、習慣化しやすい甘いものの摂取を控え、飴などやたらになめないことです。BMIの基準で体重があり過ぎる場合は、生活習慣を変えることは精神的に辛いことですが、諦めず徐々に目標値に近づけましょう。

 私は以前に筋力トレーニングは若い人がするものだと錯覚してましたが、最近の考えでは、筋力を落とさないことが高齢者にとって肝心と悟るようになりました。1日30分でもよいから意識して負荷をかける運動して、例えば、少し速めに歩いたりして体内脂肪率を下げ、骨密度を高めたいものです。

 一方、性格も長生きに無関係ではないようです。これには、いろいろのことに興味を持つことが肝要です。日々、外出して社会との交流を維持したいものです。

 これらは脳を刺激し、今までと異なるものの見方につながり度量や柔軟性も広がるでしょう。概して、年を重ねると頑なになりやすく、新たなことに対し精神的に抵抗があります。一つの解決方法として、元気に生きてる人の真似をするのもいいと思います。一人で家に閉じこもっていてはなりません。

P1010967  ところで、今の季節は色とりどり花が咲き、目に良い刺激があります。梅の花や沈丁花から発散される独特の香り、野鳥のさえずりなどは脳を刺激します。

 私たちの五感は、目からの刺激、耳からの刺激、匂いの刺激、舌の刺激、そして手足で触ることへの刺激です。

 これらの刺激はすべて脳に直結してるので、いろいろ刺激を感ずることはanti-senile dementia=【認知症予防】につながり、意識して取り組みたいことです。

 私にとって断然、脳への快い刺激とは古今の名曲を鑑賞することです。   http://www.youtube.com/embed/N4JBduI1O1c

 また10才より飼育し続けているレース鳩の研究と世話は楽しいです。来たる5月10日愛鳥週間が始まる日には北海道北端の地・稚内~関東一円のグランドナショナルレースに2才の♂1羽が参加します。距離は1039キロあり、より良い成績で帰還することを願い、逆算して番いにし抱卵状態で、いっそう帰巣本能を高めます。飼い主の私は毎日の世話に真剣です。

 こんなことから、ブログのアドレスはhatomusicにしてあります。

 しかし、前述の社会交流という点で、私には最も基本的な社会である家族がいません。高齢化社会を生き抜くには今の環境が欠点で、今年こそ一人暮らしから脱皮し、100歳には程遠いけれど、素晴らしく生きてる大先輩の後に続き、いつまでも好きなことのできる人生を過ごしたい。できれば新婚旅行は北海道へ行きたい。 

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2012年4月 5日 (木)

楽しみな8月14日未明の金星食

M000201b 【下弦の月=waning moon月の入りで弦が下になることに由来】

 国立天文台発表によると、今年の天体現象は見逃せないことが目白押しです。3月26日の夕刻は金星~三日月~木星が縦に並びました。

 すでに知れ渡っている東京スカイツリ―のオープンは5月22日ですが、その前日の21日の朝は九州南部から福島県以南の太平洋側で金環食=annular eclipseが見られると予言されてます。特に東京では173年ぶりといわれ、生涯に一度のチャンスです。

 東京の人は2日続けて空を見上げることになり、金環食とスカイツリーを組み合わせてシャッターチャンスを狙う人もいるでしょう。

 しかし、裸眼で見ることは非常に危険です。網膜を損傷しないよう正しい方法で観測しなくてはなりません。

 金環食は珍しい天体現象であっても、実は宇宙空間では休みなく起こってることです。それは皆既日食=total eclipseも同じです。月の後方には太陽からの光の影が円錐状に常に存在してます。金環食は月の後方にできる円錐状の本影の焦点から地球がほんの少し遠くに差しかかる現象です。

 これは月食でも言えることで太陽光線によって起こる地球の後方にできる影は常に円錐状に宇宙空間に存在し、たまたま月がその中に入ることが珍しいということで、正にOnce in a blue moon.(ごく稀なこと)と言えるでしょう。

 ところで、今年は金環食に続いて6月6日に【金星日面通過】が起こるといわれ、太陽の前面を金星が(北半球で見た場合)左から右へ通過するとのことです。これは金星が地球に最も接近する内合でもあります。

 このときの金星と地球の距離はAUで0.3と考えられ、拙い計算ではおよそ4500万キロです。また、金星が左から右へ移動する現象により、金星の公転軌道が(北極星側から見た場合)反時計回りであることが確認できます。これも裸眼での観察は厳禁です。次回は105年後の2117年とのことです。

 ところが、幸せなことに【8月14日未明の金星食】の始まりは目で観察できます。「金星の前を月が横切ります。」言い換えれば「月の後ろに金星が隠れます。」このとき金星は月の左から隠れ、しばらくして右から出てきます。月齢27の下弦の月です。北半球では左が輝いて三日月に似てます。南半球では右側が輝きます。 なお、この頃の金星は西方最大離角=greatest elongation west=47°といわれます。

 このため、面白い現象で金星食が起こってる後半では、金星は月の輝いてる部分から離れた筈でも、すぐには顔を出しません。暫くしてから金星が見えることになります。詳しい時刻はまだ不明ですが、金星が再度顔を出す時刻は、もしかして日本では明るくて観察し難いか、あるいは無理かもしれません。それは日の出後と推測されるからです。運が良ければ観察できるでしょう。

 その時刻は、西アジアから中近東にかけては日の出前なので国旗の如くになると想われます。日本での金星食の時刻は場所によって異なっても、午前2時50分頃からでしょう。

252pxflag_of_pakistan_svg_3 【パキスタン国旗】

 金星食が終わって再び金星が月の右側に現れると、こんな光景でしょう。

252pxflag_of_turkey_svg 【トルコ国旗】

 日本の多くの地域では、金星が月に隠れ始める瞬間が見えそうですが、低緯度の宮古島など南西諸島では午前3時前から金星が下弦の月の下をかすめることになりそうで、これは、あたかも金星が月にぶら下がってる光景に見えるかもしれません。ロマンチックですね。facebookを通じて宮古島の友人に観察報告を訊いてみたいです。

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2012年4月 2日 (月)

簾のような枝垂れレンギョー・・・車まで黄色

P1010966  【写真はクリックしてご覧ください。】

 来客が潜って入れるように庭の入口はアーチ状にして、あたかも簾のような雰囲気で、今が盛りと咲いてるのは枝垂れレンギョーです。

 レンギョウは一般に目にしても、枝垂れは珍しいと思います。亡き父が昔どこからか仕入れてきたものが没後30年経過しても古木を感じさせないのは、根元から年々新たな子供が芽生え成長して花がつくからです。このため、毎年、若い樹木でいます。

P1010995  訪問者はこの下を潜って玄関に行くようになってます。開花期間は短く、1年のうちでも4月上旬の数日間です。

 遠方に見える緑の建物が鳩舎です。もうすぐ北海道登別温泉から、ここ群馬・高崎まで700キロレースに挑戦します。内緒ですが、今回初めてWidowhood方式で参加します。現地で朝放され、津軽海峡を横断し、夕刻にはこちらに到着できるよう今朝も赤城山の麓からWidowhood方式で訓練しました。毎日、レース鳩の世話と植物の手入れで1日が暮れますが、その甲斐あって夕食の一杯は人知れず格別な味となります。

 ところで、動物飼育も、植物育成も、より良いと思ってしたことが、得てして裏目に出るものです。植物ではより成長させ、立派になるよう肥料を施しても、案外強過ぎて枯れてしまった樹木があります。

 樹木の栄養は基本的に充分な水のみでいいようです。肥料を施すときは少量で、かならず根元から離して与えることが鉄則です。お礼肥と寒肥えの年2回がいいと思います。植物との関係も、人間関係と同じで、なるべくサラっとです。しつこいのはいけません。

P1010964_2  実は車のボディーカラ―も黄色なので黄色だらけです。

 性格が地味な私は内心、黄色で派出を望んでいるのでしょうか。

P1000168  庭にはまだ黄色がありました。昨年秋に一か所に集めた水仙です。 築山に年々増える感じです。何もしなくても毎年芽が出て咲き、面倒見の悪い私にはとても都合のよい植物です。

P1010978 可憐に咲いても、すでに半世紀にわたり 咲き続ける生命力から私たち人間が学ぶことはあるものです。

 「厳冬の時季には地中で辛抱し、必ず来る春を信じ、チャンス到来時には思う存分、周囲を楽しませます。」

 おっと、家の中に入ったら、また黄色いものがありました。ソプラノサックスです。秋に行われる娘の結婚式に1曲吹こう。金メッキの名に恥じぬよう音色を磨きたい。

Dscf0112   

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