簾のような枝垂れレンギョー・・・車まで黄色
来客が潜って入れるように庭の入口はアーチ状にして、あたかも簾のような雰囲気で、今が盛りと咲いてるのは枝垂れレンギョーです。
レンギョウは一般に目にしても、枝垂れは珍しいと思います。亡き父が昔どこからか仕入れてきたものが没後30年経過しても古木を感じさせないのは、根元から年々新たな子供が芽生え成長して花がつくからです。このため、毎年、若い樹木でいます。
訪問者はこの下を潜って玄関に行くようになってます。開花期間は短く、1年のうちでも4月上旬の数日間です。
遠方に見える緑の建物が鳩舎です。もうすぐ北海道登別温泉から、ここ群馬・高崎まで700キロレースに挑戦します。内緒ですが、今回初めてWidowhood方式で参加します。現地で朝放され、津軽海峡を横断し、夕刻にはこちらに到着できるよう今朝も赤城山の麓からWidowhood方式で訓練しました。毎日、レース鳩の世話と植物の手入れで1日が暮れますが、その甲斐あって夕食の一杯は人知れず格別な味となります。
ところで、動物飼育も、植物育成も、より良いと思ってしたことが、得てして裏目に出るものです。植物ではより成長させ、立派になるよう肥料を施しても、案外強過ぎて枯れてしまった樹木があります。
樹木の栄養は基本的に充分な水のみでいいようです。肥料を施すときは少量で、かならず根元から離して与えることが鉄則です。お礼肥と寒肥えの年2回がいいと思います。植物との関係も、人間関係と同じで、なるべくサラっとです。しつこいのはいけません。
性格が地味な私は内心、黄色で派出を望んでいるのでしょうか。
庭にはまだ黄色がありました。昨年秋に一か所に集めた水仙です。 築山に年々増える感じです。何もしなくても毎年芽が出て咲き、面倒見の悪い私にはとても都合のよい植物です。
可憐に咲いても、すでに半世紀にわたり 咲き続ける生命力から私たち人間が学ぶことはあるものです。
「厳冬の時季には地中で辛抱し、必ず来る春を信じ、チャンス到来時には思う存分、周囲を楽しませます。」
おっと、家の中に入ったら、また黄色いものがありました。ソプラノサックスです。秋に行われる娘の結婚式に1曲吹こう。金メッキの名に恥じぬよう音色を磨きたい。
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