花見に間に合うか・・・西洋シャクナゲ大輪
群馬県・館林市の花山公園はツツジの名所です。15年ほど前、ここで購入した西洋シャクナゲを乗用車117クーペのトランクに積んで我が家まで50Kmほど運んだのですから、当時の私は燃える男でした。このシャクナゲに心底から惚れたのでしょう。
植木を購入する際の鉄則は、開花した花弁の色を確認することです。 蕾のまま購入しては、正札によりおよその色を知って期待していても、実際、開花すると予想と異なり、がっかりすることがあります。その点、枝ぶりは常に確認できます。
この西洋シャクナゲ大輪は色を確認して購入したので、毎年、この時季にピンクの大輪が咲きます。最近、急に蕾が大きくなり中のピンクが見えてきました。
下の写真は昨年の開花です。
購入当時に比べ、全体的にずいぶん大きくなり、枝の周囲はおよそ5mです。良くこんなに育ったものですが、まだ大きくなる気配です。植えてある場所は玄関前の築山なので大きくなっても大丈夫です。築山の高さはおよそ50㎝で水はけ抜群です。
矛盾するかの如くですが、水はけが良いところで水を必要とすると考えてます。このためシャクナゲは築山が相応しいとともに、水を与えやすいことが大切と思ってます。
私は肥料を殆ど与えませんが、与える場合は根元から1m以上離し、ほんのかすかに、じわじわ影響が出る程度です。
水については、両親から譲り受けた井戸により自家製ポンプで汲み上げ、蛇口を捻れば与えられます。水を十分に与えると植物は生き生きしてきます。根元をクレーターのようにして水を溜め、効果的に根に浸みる工夫をしてます。
気をつけることは、5月下旬の強烈な直射日光に新芽が焼けたり萎んでしまうので、一時的に太陽光を遮るものを覆う必要があります。
ところで、夏から秋にかけ来春の蕾が大きくなり、あまりにもたくさんなので、近年では12月に、もったいなくても蕾を70~100個も摘みます。一つ一つの花が大きいので開花しても摘んだことが分かりません。毎年、平均して開花するには、この作業が欠かせません。しかし、小さなシャクナゲでは必要ありません。
http://www.youtube.com/embed/oz-Brag2iZI
ところで、6日は現役時代のお客様やその友人たちを招いて西洋シャクナゲ観賞会です。BYOB方式=Bring Your Own Booze又はCateringでお料理や飲み物を持寄ります。予想では咲き始める頃ですが、満開には至らないかもしれません。でも、かなり咲いてくれるでしょう。満開でない場合は拙いピアノ演奏で代用させてもらうつもりです。【カッキーやるねえ。】
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