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2012年7月26日 (木)

驚き!42歳195日目にマラソンを走るディタ選手

P1020567_3  【テレビ画像よりBig Ben】

 前回の北京オリンピック女子マラソンで、金メダルを獲得したルーマニアのディタ=Constatina Dita選手は、このときの彼女は38才でした。この年齢は男女のマラソンランナーを通じ、金メダリスト最年長です。

 ティダ選手の誕生日は1970年1月23日といわれ、何と、誕生から42年195日目になる2012年8月5日にロンドンオリンピック女子マラソンに出場します。マラソンの距離は42.195Kなので、何と言う奇跡でしょう。

 ディタ選手はロンドンオリンピック女子マラソンに出場するために、この世に生まれてきたかのようです。

 狙うは2大会連続の金メダル。

 10日程前、標高2500mの高地における25キロ走で平地での記録より高記録を出したと伝えられ、ロンドンに向けて絶好調にある選手といえるでしょう。

 ロンドンオリンピック・女子マラソンには同じくルーマニアのシモン=Lidia Simon選手【38】が出場します。

 シモン選手はシドニーオリンピックで、Qちゃんが金メダルを取った時、8秒差の銀メダリスト。彼女は今回でオリンピック女子マラソン史上最多の5度目の出場となり、これも超人的なこと。

 ディタ選手とシモン選手の共通点は、ルーマニアの選手であると同時に、世界トップクラスを堅持してる【ママさんマラソンランナー】であることです。これだけでも偉大という他はありません。引退せず黙々と練習を続ける精神力を学びます。

 彼女たちが母親でありながら世界第一級アスリートである点を、私たちはしっかり認識し、チャレンジ精神において、自らを根本的に振り返るチャンスでもあります。

 一般的に、人は障害にぶつかると弱音を吐きがちです。それどころか、より高い目標へアプローチする強固な意思、限界へ挑戦への不断の努力、科学的な練習を取り入れる進取な心、何より、42才の高齢でオリンピックマラソン連続出場は偉業の一言に尽きます。

 この生き方が近代オリンピックの父「クーペルタン伯爵のことば」そのものに合致するのでしょう。

 【The most important thing in the Olympic game is not win but take part, just as the most important thing in life is not the triumph but the struggle.】 

                      Pierre de Coubertin

 私は最後のbut the struggleを日々の生活信条としたい。

 日本選手を応援しながら、ティダ選手の42歳195日目に目が離せません。

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