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2012年9月20日 (木)

次女を嫁がせた翌日、鬼押し出しへ by Audi TT

P1020763 【Click please !】

  初秋の一日、天気も良いので久しぶりに浅間山の北面に広がる「鬼押し出し」へAudi TT のナビをセットました。ここは群馬県嬬恋村鎌原。同行者は友人Samuel Toddさん。駐車場に黄色い愛車が見えます。

 有史以前から幾多の大噴火を繰り返し、現在、コニ―デ型の美しい姿になってます。若き日、5回登頂しました。写真右に見える山は数千~数万年前の大噴火と推測される前掛山で現在は外輪山です。

 浅間山は1783年5月~8月まで噴火が続き、特に8月5日の大噴火はもの凄く、「天明3年の大噴火」と呼ばれ、熱泥流により当時の鎌原村が一瞬に埋没しました。現在でもかなりの人家が埋まったままで、近年その一部が発掘され、当時の家屋や農具、そして高台の観音堂への階段には、避難途中と推測される人骨2体が発見されました。

P1020774  極めてユニークな形を成している「鬼押し出し」一帯には幾つかの遊歩道が整備され、巨大な岩石があっても、その間に歩きやすいコースが出来てます。ご覧のように岩石は噴火のままの姿です。無数にある巨大岩石は噴火後、時間をかけて徐々に冷え、200年以上前の光景をそのまま今に伝えてます。

P1020768  岩石に囲まれた遊歩道は短いコースから長いコースまであり、ご覧のスロープなので足腰の鍛錬にはいいです。

 元・同僚で友人Mr. Samuel Toddは山岳のベテランであっても、山に対して常に真剣に対処し、自然を真に楽しみ、どんな自然にも、専門の仕事にも「本気」で挑むことをモットーにしています。

P1020772  遠方に見える六角形の建物が休憩所です。この近くに駐車場があり、県外からここへのアクセスは上信越道・軽井沢インター下車が便利で、30分ほどして峰の茶屋から左のルートに向かいます。ナビの目的地は「鬼押し出し園」にセットです。

P1020780  時には、下界の塵から離れ、自然が織りなす遊歩道を散策すると、ゆったりした自然との対話につながり、己が人間であることを改めて認識させ、同時に、自然への畏敬の念、そして儚く短い一生を感じざるをえません。生きるとは一瞬一瞬の継続であると感じました。

 火口で鬼が暴れ出したという当時の人々が見た大噴火の印象に、この岩海の名は由来します。海なし県である群馬県は津波の心配はなくても、いずれ将来、大噴火の再来はあるでしょう。50Kほど離れた私の所でも、子供の頃は大きな音がする度に浅間山を見たものです。暫くするとザアザア音がして降灰がありました。今でも、私の庭の土を30㎝ほど掘ると天明3年の大噴火の浅間砂が厚く覆ってます。

P1020782 「鬼押し出しの主」と言わんばかりに、次女を嫁にやって心に空白ができた私に、その位のことで「チャレンジ精神を欠如させるな。今までより逞しく生きろ!」と睨みを利かせているように感じました。

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