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2012年10月

2012年10月29日 (月)

一日一回は漢字を書きたい・・・退化する手書き

P1020938 【赤城山の小沼の紅葉】

 拙いブログは更新回数が近々1000になります。ブログの右サイドに掲示されるのはアクセス数ですが、管理画面によると今までに書いた文章は972です。このまま続ければ2月上旬に1000に達すると思います。一応、自分に厳しくするため、月曜と木曜に必ず更新と決めてます。書きたいときに書くのでは昔の癖が出てサボるからです。

 ブログは中味が肝心でポイントは新鮮味でしょう。現実にはテーマを探すのが一苦労です。

 また、「自分の考えを表現するとき、最大の敵は誇張だ」という 亀井勝一郎の言葉を肝に銘じています。

P1020962 【マユミの実】

 ところで、パソコンは苦手であった私ですが、最初は仕事で少し使用したのが切っ掛けで、その後、娘が学校の提出物で必要に迫られ購入しました。

 それを私がいじり出し、検索したら「レース鳩の掲示板」に入ったのが病みつきになり、これがとても楽しく夢中になりました。遠方のいろんなレースマンとやり取りできたり、オフ会と称し、県外の方々と飲みながらレース鳩談義になり、ついに、私自身で「レース鳩のブログ」を立ち上げました。

 そのため、タイトルはPersimmon Marsh Loft=柿沼鳩舎にしてあります。

 前述のように、幾度も更新してるとキーボートを叩くことで漢字がすぐに表記でき、誠に便利の極みに感じました。これは本当に素晴らしい技術で毎日その恩恵に浴してます。

P1020966 【娘の結婚式でプレゼントされた蘭】

 しかし、便利なキーボードをたたくことに慣れた半面、「IT時代の落とし穴」で、私たちは漢字を書かなくなっており、延いては今まで書けた漢字が書けない状況に陥ってます。

 これではいけないと感じても、手書きのチャンスが減ってることが事実です。このため、私は英語のボキャブラリーのノートで日本語の意味を書くとき、しっかりと漢字を書くように意識してます。果たしてこのくらいで漢字力が蘇るか不安ですが、何しろ、手書きで漢字を書く機会をつくり、実践しなくては退化するばかりです。

 現在、倉賀野小学校児童の登下校の安全についてボランティア―活動として、登校時や下校時に巡回してますが、その巡回日誌は手書きです。漢字を書くのはこれが正式な機会です。

 私たちが忘れずに漢字を書き続けるには、意識して毎日機会を作ること以外にないでしょう。

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2012年10月25日 (木)

小沼の南に広がる紅葉に感銘・・・名峰・赤城山

Ca4sl7eq 暫くぶりに赤城山中をたくさん歩きました。平素、浜川トレーニングセンターで足腰を鍛えたり、クロスバイクでサイクリングロードを走ってるからでしょうか、およそ5時間の徒歩はあまり疲れませんでした。

  標高1400メートル付近のひんやりした空気を思う存分吸い込み、改めて、人間は自然の中に生かされてることを悟りました。P1020941  小沼の湖畔には周囲に遊歩道ができており、ここは群馬県の中でも開発されず自然が残ってます。周囲1200メートル程と思われる小沼は先史時代に形成したカルデラ湖と推測されます。

 広い大沼よりはるかに高い位置にある小沼は、以前に長七郎山に正月登山で来たとき全面氷結してました。真冬は人を寄せ付けない厳寒の自然が残ってます。分厚い氷上を歩いたことが思い出されます。

P1020946 現在は紅葉の最中であっても、標高が高いため、ここの盛りは過ぎてます。赤城山一帯でも、紅葉前線は次第に低い位置に下がってます。  

 下の光景は下方に広がる紅葉です。現在、最も豊かな彩りです。標高1000メートル付近です。

P1020950Click please!

 今回は「銚子のガラン」付近をめざしましたが、圧巻は「覗き岩」でした。もの凄い絶壁の天辺から、遥か下を覗ける岩があります。滑落すれば一巻の終わりどころか、人体はバラバラになるであろうと推測できます。こんな危険な所へ来たことが知れれば、あの世の両親に怒られる気がしました。

P1020952 遥か下の谷を覗いているのが今回の道案内者Samuel Toddさんです。私も覗きましたが、身体がこわばり足が竦みました。群馬県にも、このように人知れず、千尋の谷の「覗き岩」があることを知りました。

P1020947  遠望の平野は宮城村方面と想われます。このような光景を見ると、赤城山は標高1828mあり、関東平野から急に聳えるので高い山です。現在の紅葉は下に行くほど色彩豊かです。標高の高いところは写真の通り、終わりかけてます。

P1020953  電波塔がある山が地蔵岳です。以前は山頂へロープウェイがありましたが、現在は廃止されてます。それにしても、ここから見る地蔵岳は勇壮です。ちょっと頑張れば登頂できるのでお薦めです。私は数回登りました。

 帰路は小沼の東側を周遊する道を歩き、マイナスイオンを充分に浴びながら、群馬県のシンボル赤城山を満喫し、有意義に秋の一日を過ごせました。

P1020957 Samuel Toddさんには 運転から案内まですべてをお世話になりました。心より感謝いたします。 

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2012年10月22日 (月)

高度ある訓練・・・まずは大間々の高い位置から

P1020913  来春のレース用鳩47羽を群馬県みどり市・大間々町の見晴らし台から更に北へ向かい、高い標高の畑で個人訓練しました。四輪駆動はどこでも入り便利です。今までここでは猛禽が出没してません。

 事前の天気予報で快晴を知り、朝4時30分から鳩を籠に入れ、5時に家を出発しました。今の季節の5時はまだ暗く、冬の星であるシリウスが輝いてます。

 最近は如何にしたら高度ある飛翔になるか、餌を含め、サプリメントなど工夫していますが、なかなか答えがありません。それでも、高い位置からの放鳩では、平地から見ると高さはすでに200~300m前後となり、その高さを維持して目的地の倉賀野へ飛ぶことを想定してます。ここに限らず、猛禽出没の可能性が少ない標高の高い放鳩地を開拓して訓練したいと思います。

 訓練の成果か、最近の舎外はだいぶ良くなり、40分ほど遠征してます。鳩舎から出せば途端に姿はありません。

 県内には大間々の山より高い位置があります。例えば榛名山頂、赤城山頂などです。しかし、標高1000mを越えるとレース鳩の通常飛翔より高過ぎ、その後は下降するのみになります。また、本格的な山ではどうしても猛禽の襲撃が起こり、何としてもそれは避けたいです。訓練地の環境では、近くに高い山、高い森、高い送電塔がないことが必須です。

P1020923  クリックしますと、放鳩後の集団が見えます。大間々の街並みが200~300m下に見え、高さを保ったまま西南25Kの当舎に直線的に行って欲しいものです。この位置は富士の頭が見えます。

 ところで、昨秋の今頃に短距離系の♂2羽と、短距離系の♀2羽を導入し、これらのペアー直仔が10羽ほどこの集団にいます。

 私は長距離志向が強く、今までの導入はすべて長距離系でした。しかし、実際のレースでは短距離から中距離にレース回数が多いので、結果がついてきませんでした。その点、この10羽が加わり、今までとは異なる結果を期待してます。

 これらの短距離系は、いずれも香山鳩舎作翔によるもので、ワンダーダービー号(300K優勝)直仔、ワンダーサクセス号(国際サクセス優勝)直仔、フェルストラーテ作(直仔300K優勝)兄弟、セレクト・プレジデント号(東海連盟最優秀鳩)直仔、及びワンダープリンセス号(300K優勝)直仔です。

P1020916  一方、管理面では、水浴を多めにしてます。それは飼い主が億劫に感じない構造、特に腰を傷めない高さにしてあり、蛇口を捻れば水が溜まり、栓を抜けば下水に流れるからです。週に2回でも、午前中なら1羽飛び込めば真似して飛びこむ習性があります。

P1020006  この写真は種鳩用ですが、選手鳩鳩舎も同じです。浴槽が周囲より低いので飛びこみやすいです。訓練直後は入りたがります。

 後2回、高度ある個人訓練をして、その後は集団訓練に乗ります。

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2012年10月18日 (木)

改めて感銘した「榛名富士」山頂からの眺望

P1020903 【画像はすべてクリックされ、自然が織り成す光景をご堪能下さい。】

 太陽光線の成せる業か、恰も水墨画を想わせる西群馬から遠く長野県方面の午後の光景です。

P1020899  シャッターチャンスに恵まれました。ここは群馬県中央部に聳える榛名山の中央火口丘である榛名富士山頂(1309m)からの眺めです。この山の形は円錐状で典型的なコニーデ火山です。

3517  数年ぶりにロープウェイで登り、ゴンドラから見える光景にワクワクしました。山頂まで3分余りですが、景色は予想を越え変化します。

P1020904_2  この湖が5世紀ごろと推定される噴火によるカルデラ湖で、名称は榛名湖です。噴火後の窪地に水が溜まり、外輪山により堰き止められ、満々と水を溜めてます。周囲およそ4Kほどで、私は若き日、マラソンで1周したことがあります。これからはマイナスイオンを浴びながらサイクリングで周遊をめざします。

P1020897  遠く左に県庁が見える前橋市、右に高い市庁舎の高崎市が西日に輝いてます。このような雄大な眺望に心から感銘します。あの中で日々、経済に一喜一憂し、人との関わりで、芸術で、レース鳩飼育で、一人暮らしで、喜怒哀楽を繰り返しています。日々の自分の姿を大乗的に捉えられる気がします。

 関東平野からいきなり立ち上がる榛名山は、住まいから車で1時間余り。私たちにとって、このような自然に佇むことは時には大切でしょう。自然との対話となり、自らの生き方をゆっくり振り返られ、これからにヒントを与えられます。それは小さな人間にならず、ゆったりとした心の平安と悟りました。

P1020901  外輪山の一つ相馬山です。近年、友人Samuel Toddさんと登頂し、今までに3回登りました。遠く南に本物の富士、北に榛名富士が見え、山頂からの景色は抜群でお薦めの峰です。

 ところで、外輪山がたくさんある榛名山です。40年ほど前に登頂した烏帽子岳に始まり、近年は最高峰・掃部ヶ岳(1449m)、天目山、氷室山、二ッ岳、また、水沢山に登りました。

 実は私の家の窓から、これらの山々が望め、朝、眺めて天気の良い日には車に愛車クロスバイクを積んで、このカルデラ湖を周遊し、太古の大噴火を想像したいと思います。 

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2012年10月14日 (日)

Spyderは私に似合うか、第7回ぐんま輸入車フェア

P1020893  毎年、楽しみな「ぐんま輸入車フェア」に行きました。お目当てはアウディー・スパイダーとポルシェ・ケイマンでしたが、ボクスターはあっても、ケイマンはありませんでした。

 以前に高前支店に展示してあったポルシェ・ケイマンには、目の覚める洗練された色彩がスタイルにマッチし、ため息とともに驚愕そのものでした。もしかしたら今回、フェアに展示してあるかなと思ったのです。

 代わりに、その時の写真を掲載します。ボディーを覆う草色と黒の窓枠・そして白線入りのタイア、黒のホイールがフォルムに見事に調和し、精悍さの中にも優雅さが漲ってます。

631 Click please!

 ところで、地上を這う蜘蛛をイメージしたのかその名も「スパイダー」は、値段2000万を越え、届きませんが、一人暮らしの私には助手席に乗る方がいないので、このような車は、仮に一人で乗っては寂しさが一層際立つでしょう。

 スピードは300キロを超えるとのこと。新幹線を追い越せそうですが、現実に日本ではどこを走るのでしょう。一般道ではノロノロ運転に見えるでしょう。日本の道路では走りを見せるより、フォルムを見せる車かもしれません。

 タイヤサイズは前輪が235-35-19で、後輪は何と295-30-19というもの。

P1020881  後部座席とトランクの部分は5200ccの巨大なエンジンを積載してるだけ、具体的な内容については下の写真をクリックしてご覧ください。

P1020879  私の愛車は、アウディーTTクワトロ黄色です。スパイダーに黄色があったら、どうしましょう。

 一方、ベンツのSmartが、なぜか私の視線を惹きつけました。概して、スタイリングに重きをおく私ですが、このボディーカラーはスタイリングにマッチしてます。ご覧の通り、ヒップアップ気味の魅力あるスタイルで動きに機敏性が想像でき、日々乗るには便利です。街中を走るSmartは一際、存在感があるでしょう。

P1020892   アウディーの営業マンの方にはどうですか、TTからSpyderに乗り換えませんか、といわれましたが、リーマンショックの尾を引いてる現在、手が出る人はいるのでしょうか。一般的に経済とは不景気であっても、一部の人には景気がいいと聞きます。あるところにはあるのでしょう。

 現実に戻って、TT黄色を特注し半年も待って納車なった愛車は、2年以上経過しても、走行距離27000キロです。これから遠出して、調子を上げたいところです。

P1030901   今後も、車間距離をメインとして安全運転に気を配り、インターネットで出会えた鳩友宅など、日本各地を回って見聞と友情を深めたい。 

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2012年10月11日 (木)

高度ある舎外・・遠征する舎外をめざして個人訓練

P1020841  先日、朝5時に起き、今春生まれた若鳩50羽鳩を3つの籠に詰め、距離約15Kの前橋東高校東の田んぼから訓練しました。この時間、現地では誰の姿もなく、鳩と私だけの静寂な時間です。15分ほど休ませて、太陽が高くなり輝き始めた6時に放しました。

 この付近には、森や鉄塔がなく、10年来、毎年行なってる訓練地ですが、猛禽が出現したことはありません。訓練では猛禽が出ない場所や比較的出没しない早朝が有利でしょう。

 今回は前橋七中の東で行なった第一回訓練(7K)に次いで2回目です。籠を開けるや否や全鳩が飛び出しました。1回目は数羽が籠から出ず、遅れて飛び出し、やっと集団に追いつきましたが、籠から出ることも繰返しにより覚えます。

 春レースには、だいぶ日数がありますが、12月になれば、あるいは11月下旬から連合会やクラブによっては集団訓練を始めるので、それまでに、みっちり個人訓練して、帰巣能力を刺激させておきます。時々は2羽単位で放し独立心を養います。

 現在、高度を上げる舎外を課題にしてます。当然のことながら、鳩が小さく見えるほど高度があればレースでは断然有利と思われます。

 試行錯誤により、最近はミネビタンとピーナツの粉を混ぜて器に入れておくと、味が良いのか、ついばんでます。また、これらを餌に塗すことも実験してます。エネルギー源やミネラルがいろいろ体内に入ると思います。

Photo Click please!

 当舎の近くには稚内1000キロを関東一円で2年連続総合優勝されたY鳩舎や新進気鋭のO鳩舎があり、両舎ともかなり熱が入ってます。お陰で当舎の鳩は、その凄い舎外に便乗気味でとても助かります。

 高度ある舎外は飛び方に唸りが加わり、鳩が塊で飛ばず、スピードを伴って見応えある横一線に並びます。このような舎外は理想の姿でしょう。飼育者としては見て、とてもすがすがしい気持ちになります。しかし、そのうち、当舎の鳩群はパラパラと下降してきますが、鳩舎上空に差し掛かると仕方ないでしょう。それも分離の訓練です。

 遠征してるときは見えませんが、ある程度の高度があると確信してます。それは訓練の成果であるか、涼しくなった気候のせいか、補助食品のせいか、最近では舎外で40分ほど姿が見えなくなり、遠征は確実に進んでます。

 私は舎外で鳩舎から飛び出すときのみ黒旗を掲げ、姿が見えなくなったら旗を下ろします。遠征後、あるいはレース帰還時に鳩舎上空に来たときスムースに入舎するためです。

 この次の個人訓練地は大間々の高台25Kです。躍進著しい著名なhamanako鳩舎の訓練法に刺激を受け、次第に高地での放鳩に移行する予定です。猛禽対策としても高度ある飛翔は有利と考えます。

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2012年10月 8日 (月)

天窓から神が地上を覗くような「秋の四辺形」

P1020850【国立天文台より転記・・・上が北、左が東】

 秋から冬にかけて空気が澄み、星座や惑星、流星、月、また、秋の四辺形、日の出前に冬の大三角、冬のダイヤモンドなどが見られる季節です。

 10月中旬の午後9時頃には頭上に「秋の四辺形」がやって来ます。2等星なので、それほど明るくなくても秋の星座には、特に明るい星がないので見つかるでしょう。

 秋の四辺形そのものは星座=constellationではありませんが、発見できると嬉しいものです。この四辺形は別名「ベガススの四辺形」といわれ、ベガスス座の一部です。

 ギリシャ神話ではこの四辺形を「天から神が地上を覗く窓」と伝えられ、中にある小さな星が神の目と考えたようです。

 この四辺形を包み込むように東から「うお座」が接近しているので一緒に確認しましょう。「うお座」はインドの形に似ています。

 しかし、「うお座」の人は「えぇ~私の誕生日は約半年前です。」と反論しそうです。「うお座」の人は生まれた時に太陽が「うお座」の近くにあったのです。このため、実際には、誕生日に自分の星座は昼間なので見えないです。半年経過すれば、太陽と正反対の位置になるので、夜間、自分の星座が見えることになります。半年経たなくても、4ヶ月ほど経過すれば、あるいは4ヶ月前ならば、自分の星座が見えます。この場合、時間が限られます。

 このことは「うお座」に限らず、自分の星座は誕生日の夜には見えません。半年後なら、ほぼ一晩中見えます。誕生日の星座は誕生日の日中に出ています。

 ところで、地球は公転し、その途中に春分や秋分、そして夏至、冬至を通過しますが、実際には、地球から見て太陽が大宇宙のある一点に差しかかった瞬間です。

 実は、私たちは今の時季に「春分点を」見ているのです。といっても、そこには何の目印もありませんが、春分点の位置は、秋の四辺形の「左(東)の二つの星」を南に約2倍したところで、「うお座」の少し南です。そこに天の赤道があり、太陽の中心が南半球から北半球へ行くために、天の赤道と交差するところです。冬の代表格「オリオン座」の腰に相当する三つ星の近辺も赤道です。秋に春分点を確認できるのは、前述の半年ずれた誕生日の星座と同様です。

 夏に見た七夕の彦星・織姫星の夏の大三角は次第に西に移動し、何だか寂しい気持ちですが、秋の夜長は頭上の「四辺形」と共に「うお座」を楽しみましょう。    

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2012年10月 4日 (木)

日本人の達人に教わる英語・・・AOTEA ENGLISH SCHOOLの魅力・・・

Ca18hikt 【Aotea English Schoolのパーティーでニュージーランド国歌をソプラノサックスで演奏する小生】 

 かつての同僚であり、このブログにも度々名前が登場するSamuel Toddさんは以前に文部科学省派遣によりニュージーランドのHamilton Girls' High Schoolで日本語教師を務め、ホームルーム担任も体験された稀に見る経歴の持ち主です。

 教え子との旧交を温めに、時折、第二の故郷ニュージランドへ行かれます。外国の学校でホームルーム担任を体験した日本人教師はそうはいません。

 このSamuel Toddさん主宰による英語学校が近年、開講した「Aotea English School」です。私は、アメリカやニュージランドなど英語圏からお客さんが訪れたときや、外国人も参加するクリスマスパーティーに招待を受けることがあります。拙い英語でもネイティヴの方との会話は実に楽しいものです。

 このような機会を得ると、改めてもっとボキャブラリーを増やしたいと思うものです。しかし、人間の心は弱いもの、私の場合、気持ちが挫折したり、かすかに希望を持ったりの繰り返しです。

 ところで、この「Aotea English School」では、「英語をゼロから勉強したい」「英語から遠ざかっていた」「楽しみながら英語を勉強したい」という方にはピッタリの所でお薦めです。コーヒー・紅茶を飲みながら気楽に学べ、リタイアの方も大歓迎とのことです。

 「Aotea English School」のCONCEPT(概念)は下記の通りです。

★ENJOY ENGLISH・・・映画の英語や、英語の歌を学び、ともかく英語を楽しむことに主眼が置かれてます。

★SMALL CLASS・・・5名程度の少人数制です。

★LISTENING AND SPEAKING・・・語学学習は読む、書く、聴く、話すの4領域がありますが、ここでは聴くこと、及び話すことに中心がおかれます。 

 ☆楽しむことを力点においても、その国の文化背景を学んで、英語を理解させます。

 ☆最新の機器により、音声、映像教材を通じて外国にいるような環境の中で少人数の仲間とともに学びます。

 ☆英語を最初から話せる人はいないので、「習うより慣れろ」がAoteaの学習法です。

 開講日は金19:30~21:00(初級) 木・土13:00~14:30 及び15:00~16:30 そして19:30~ 21:00です。木・土は初級・中級です。90分制で月4回が原則です。

 場所・・・前橋市箱田町(新前橋駅から徒歩10分・駐車場完備)

 講師・・・富所三郎先生(Samuel Todd)・・・元県立高校英語教師

 留学・・・米国バーモント州School for International Training

 海外勤務・・・文部科学省派遣により、ニュージーランドのクライストチャーチにあるHamilton Girls' High Schoolに日本語教師、及びHR担任として赴任

 ★会費や、詳細はコメントでE-mailアドレスを付けてお尋ねください。web上には表記されません。

123 一方、Samuel Toddさんは登山に詳しく、多くの山々に同行していただきました。2年ほど前に県北部に位置する上州三峰山は深く印象に残ってます。この山はいわゆるテーブルマウンテンで高地を一日中歩きました。山頂から眺めた魔の谷川岳や、山中にある世にも珍しい鏡面の湖には本当に驚きました。この写真は上下逆さではないかと思うほどですが、逆さではありません。このような水面を初めて見ました。全く波のない湖面は奇跡と言えます。

 今後も、彼から英語や登山、そしてサイクリングを教わり、充実した生活をめざします。

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2012年10月 1日 (月)

サンマの刺身は今が旬・・・高崎駅前「どんどん」

Dscf0004  気候が涼しくなり、私の住む倉賀野町から高崎駅前「どんどん」まで4Kほどを時々歩いて行きます。1時間前後かかっても美味しい生ビールを頭に描くと、歩く速度が必然的に速くなります。目的なしの散歩と異なり、歩き終えれば褒美があるウォーキングはスピードが違ってきます。帰路は電車です。

 私は、友人で何事も本気を信条とするSamuel Toddの影響を受け、毎日のようにクロスバイク(写真上)であちこち行きます。中でも、群馬の森内のサイクリングロードや、井野川沿いの長いサイクリングロードへ行くのはとても楽しみです。

 行政が相当の予算を使って作ったこれらのサイクリングロードを使わない筈はありません。本当に走りやすくできてます。折角、市民の健康を考えて作ったサイクリングロードを、もっと多くの人が利用したいものです。

Photo_3  サイクリングロードを走って10Kほど遠方まで行くと、平素、見慣れている高崎市が角度を変えて見ることから、全く別の町に見えるものです。例えば、井野川を跨ぐ橋の多さに驚きです。また、シベリアやカムチャッカからと想われる「渡り鳥」が翼を休めており、平和なsanctuaryが見られます。

 車社会にあっても、私たちは1K以内なら徒歩で、2K位以内なら自転車で移動するよう極力自分の心に鞭打ちたいものです。

4591  写真は根室市の鳩友「北海丸さん」から以前に送られてきた流氷の光景です。群馬高崎からはずいぶん遠方にあっても、レース鳩という共通の趣味を介して、日々、互いに連絡を取り合うことができ、今更ながら、フェイスブックや掲示板、そしてブログなど夢のようなインターネットの力に驚いてます。

 彼の話では、現在、連日サンマの陸揚げと集荷作業で大忙しで量的に大変な作業とのことです。腰を傷めるのではないかと危惧されてます。

 しかし、このお陰で、遥か離れ内陸にいる私たちがサンマの刺身を食することができるとは、誠に感謝にたえません。人間は一人では何もできず、猟師や作業に携わる方々、そして運送の皆さんのお陰で遠方にいながらにして新鮮なサンマが食べられます。

 夕食に週1回は行ってる高崎駅前「どんどん」では、これから暫くの間「サンマの刺身」が食べられ、気持ちまで生き生きしてきます。

 ところで、最近の研究では、サンマには「EPA」という栄養素が含まれ、これは中高年に多い心筋梗塞や脳梗塞を予防する力を持ってるといわれます。「EPA」は摂取すると血液の中で増え【血液の粘り気を減じたり、中性脂肪を下げたり】という働きがあり、「EPA」の濃度が上がると大切な血管が改善されるといわれます。

 また、「EPA」は体内で合成できないので、食品から摂る必要があり、幸いにも、日本は新鮮な魚が手に入る国です。これだけでも、日本に生まれて良かったとつくづく思います。

 食の欧米化が進んでも、優れた「EPA」を摂取して血管を丈夫にし、QOL=quality of life を向上させたいものです。最近はあらゆる分野において、日本人の研究や科学技術に驚く日々です。

 これからも、適度に負荷をかける運動を心掛け、旬の食材を摂取し、共に健康を究めましょう。 

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