小沼の南に広がる紅葉に感銘・・・名峰・赤城山
暫くぶりに赤城山中をたくさん歩きました。平素、浜川トレーニングセンターで足腰を鍛えたり、クロスバイクでサイクリングロードを走ってるからでしょうか、およそ5時間の徒歩はあまり疲れませんでした。
標高1400メートル付近のひんやりした空気を思う存分吸い込み、改めて、人間は自然の中に生かされてることを悟りました。 小沼の湖畔には周囲に遊歩道ができており、ここは群馬県の中でも開発されず自然が残ってます。周囲1200メートル程と思われる小沼は先史時代に形成したカルデラ湖と推測されます。
広い大沼よりはるかに高い位置にある小沼は、以前に長七郎山に正月登山で来たとき全面氷結してました。真冬は人を寄せ付けない厳寒の自然が残ってます。分厚い氷上を歩いたことが思い出されます。
現在は紅葉の最中であっても、標高が高いため、ここの盛りは過ぎてます。赤城山一帯でも、紅葉前線は次第に低い位置に下がってます。
下の光景は下方に広がる紅葉です。現在、最も豊かな彩りです。標高1000メートル付近です。
今回は「銚子のガラン」付近をめざしましたが、圧巻は「覗き岩」でした。もの凄い絶壁の天辺から、遥か下を覗ける岩があります。滑落すれば一巻の終わりどころか、人体はバラバラになるであろうと推測できます。こんな危険な所へ来たことが知れれば、あの世の両親に怒られる気がしました。
遥か下の谷を覗いているのが今回の道案内者Samuel Toddさんです。私も覗きましたが、身体がこわばり足が竦みました。群馬県にも、このように人知れず、千尋の谷の「覗き岩」があることを知りました。
遠望の平野は宮城村方面と想われます。このような光景を見ると、赤城山は標高1828mあり、関東平野から急に聳えるので高い山です。現在の紅葉は下に行くほど色彩豊かです。標高の高いところは写真の通り、終わりかけてます。
電波塔がある山が地蔵岳です。以前は山頂へロープウェイがありましたが、現在は廃止されてます。それにしても、ここから見る地蔵岳は勇壮です。ちょっと頑張れば登頂できるのでお薦めです。私は数回登りました。
帰路は小沼の東側を周遊する道を歩き、マイナスイオンを充分に浴びながら、群馬県のシンボル赤城山を満喫し、有意義に秋の一日を過ごせました。
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コメント
大変ご無沙汰しております。
平成22年度派遣教員送別会で米国国歌を先生からプレゼントしていただきました。
「群馬県国際理解教育研究会」をWEB検索したところ先生のページを見つけ、赤城の小沼や榛名富士からの風景を懐かしく思いながら拝見させていただきました。
あれから早くも2年半が過ぎ、残すところ5ヶ月ほどで帰国いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
投稿: 原田明徳 | 2012年10月27日 (土) 04時14分
原田明徳先生へ
アメリカより懐かしいコメント有難うございます。どうぞ、健康に留意され、残された5ヶ月程を充実させてください。
ブログの更新はやがて1000回になります。一人暮らしの身ですが、これからも続けるつもりでいます。
それにしても、アメリカで拙いブログをご覧いただけるとは不思議です。アクセス誠に有難うございました。
投稿: カッキー | 2012年10月27日 (土) 06時14分