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2012年12月

2012年12月31日 (月)

去りゆく2012年の収穫・・・稚内から鳩が帰還

P1030285  もうすぐ2012年が暮れようとしてます。1年間、拙いブログにアクセスして戴き心より感謝しております。

 結局、この一年も一人暮らしの日々でありました。366日×3回=1098回の食事はそのほとんどを一人で済ませ、家族と会話のできない食事でしたが、週1回は高崎駅前「どんどん」で軽く一杯(?)飲みながら大好物のナンコツ串焼きや、豚串キムチ、焼きおにぎり、エシャレットなどで平素の栄養の偏りを是正し、健康生活が保てました。

 朝食は毎回「ガスト」で日本食。昼はパンやうどんなど軽食、夕食が最も寂しいです。スーパーに毎日お使いに行きました。特に前述の「どんどん」のお陰もあり、概して、栄養バランスは良いと思います。

 運動面では春~夏~秋にかけては、サイクリングで遠出を心掛けました。週に一回は浜川トレーニングセンターで筋トレに没頭し、たくさん汗をかきました。日々意識して行なう新陳代謝が必要と悟ります。

657_2  高齢になりつつあっても、足腰のみならず上半身の筋肉や、特に背筋が真っすぐになるよう筋トレマシーンを選んでます。猫背気味になると肺や胃、腸を圧迫し、それが続くと内臓に良くないと考えました。筋トレすることにより正しい姿勢を意識できました。

 歯の健康にも努め、痛くなくても1年に3~4回検診に通い、1回の検診に3~4日ほど通院します。検診は病気でないので費用は高くありません。

P1030286  趣味の一つは、ご覧の鳩舎でレース鳩を飼育してます。今年はタイトルの如く、日本の最北端・稚内から「モザイク号」を帰還させることができ、私としては大きな収穫の1年でした。

 モザイク号♂は当舎から1羽で参加し帰りました。現在は体調も整い2才9ヶ月です。今後は1000キロの基礎種鳩として子孫に長距離を託します。

P1030202 「モザイク号」の系統は当舎代表鳩「スチール号」の孫であると同時に「GNⅢ号」の孫です。来春は15ペア程度の交配を試みますが、限られた数の♀鳩なので熟慮し、1月にはペアを考え、立春後に交配します。

Photo  ところで、皆さんは初日の出を見に行かれますか。私は初日の出より大切な瞬間があると考えます。それは1月1日午前0時の天体です。

 幾度かブログに書きましたが、1月1日の意義について【なぜ、この日を1月1日とし、1年の初めとしたか】です。多くの本では1月1日は天文学的に意味はないと書かれてます。しかし、私は【人類の先達がこの日から1年を始めると考えた理由】が必ずあると思いを巡らしていました。そして、一つの事実に出合いました。

 それは、【1月1日午前0時に「シリウス」が南中する事実】に気づきました。シリウスは全天で太陽に次ぐ光度の恒星です。

 陸上競技場の400mのスタートラインとゴールは同じです。それに似て、右側にシリウスが、左側に太陽がテープを持って審判している状況です。その間に私たちの地球が1年ぶりに通過します。私はこの瞬間が1年の終わりで、同時に、1年の始まりであり、1月1日は天文学的に非常に大きな意味があると考えてます。

Photo_2 【国立天文台より転記】Click please!

 このことを認識するには、今夜、除夜の鐘が鳴るとき真南を見てください。シリウスが輝いてます。太陽は真北にあります。1月1日は私たちの地球がこの二つの天体の間を通過する瞬間と考えてます。   

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2012年12月27日 (木)

初冬の時季、牛伏山山頂から見える絶景

P1030277 【上州武尊山をバックにした高崎市街地】Click please!

 暫くぶりに牛伏ドリームセンターの日帰り温泉に行くついでに、先に、近くに聳える牛伏山山頂(491m)へAudi TT Quattroを走らせました。ここは初日の出で有名な山で、初日の出は徒歩で登ることになっています。

 改めて写真を見ると、群馬県・高崎市は関東平野の最も奥まったところに位置していることが分かります。雪を被った武尊山【2156m】山頂に数年前に登りましたが、遠くから客観的に眺めるとなかなか立派な山であることが再認識できます。

P1030264 【活火山・浅間山2568mと富岡市街地】

 浅間山の左手前に鋸のようにユニークな山が見えますが、石門くぐりで有名な妙義山(1104m)です。上毛三山の一つです。

 このように、牛伏山山頂からの絶景は今の年末から正月にかけての季節がお薦めで、一方、4月になれば桜やツツジの名所でもあります。

P1030270  遥か遠くに栃木県の男体山(2484m)が頭を見せてます。牛伏山から直線距離で90Kほどです。1月12日はこの近くからレース鳩の訓練を予定してます。天気が良ければ高崎市まで1時間20分ほどで帰還します。

P1030266  これは群馬県の中央に位置する榛名山(1449m)です。実はこの遥か後方に上越国境の谷川連峰があります。今は雪に覆われてます。

 牛伏山の南にある御荷鉾山山頂からは、この榛名山の遥か上に谷川連峰の連なりが見えます。見慣れたこの榛名山が谷川連峰の前では小さく見えるので、平素の景色とは異なり本当に驚かされます。

P1030267  雪を被った遠望が谷川連峰の一部です。手前の山が左から榛名山系・水沢山、小野子山、子持山です。クリックして見ると上越新幹線の高架橋が分かります。左が長野方面、右が東京方面です。また、右の方に新潟へ行く上越新幹線との分岐点も見えます。

P1030275  正面が有名な赤城山(1828m)です。頂上からは富士山や、スカイツリーも見えます。前述の通り、ここ一帯は関東平野の最も奥に位置し、前橋市、高崎市、そして伊勢崎市などがあります。日本は列島なので測り方が難しくても、地図では、この界隈が日本の真ん中に見えます。

P1030284 牛伏山山頂まで車で行き、城の近くに駐車して、西へ向かって歩くとやや登りで足腰が鍛えられ、絶景を眺めながら自然散策ができます。自然を満喫してから帰路は近くの「牛伏ドリームセンター」がお薦めです。露天風呂で一風呂浴びると足腰がほぐれます。 

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2012年12月24日 (月)

瓜二つの親仔・・・モザイク号とモザイク二世号

P1030232  昔はミュ二ィエ系で日本の最北地・稚内から2羽を帰しましたが、今春は暫くぶりに写真の「モザイク号」♂が1羽の参加で、憧れの東日本稚内グランドナショナルレースを記録できました。

 山越え、海峡を越え、猛禽を回避し「よく1000Kを帰って来た」と鳩を手に持ち、半世紀以上レース鳩を飼育している小生に初めて涙が出ました。

 実は、この鳩の父方の祖母が、はと鳩舎において生涯を閉じたとの連絡に、「モザイク号」を1000K系種として活躍させる気持ちが一層強くなってます。

 ご存じの方もおられるでしょうが、モザイク号の祖母は林祐和鳩舎作翔により稚内GNを3年連続翔破した「GNⅢ号」です。銘血を引く「モザイク号」を基礎にして、私は改めて1000K系復活に懸けてみる気持ちになってます。

 稚内から帰還して疲労が抜けた6月に、試しに「サハリン号」孫と交配したところ、とてもよく似たモザイクが生まれ、現在では父より鋭い目をしてます。

 父が2才で1000K帰還直後の仔は貴重と考え、この仔鳩を種として託すことにしました。いかがですか、よく似てるでしょう。

 しかし、性格面では仔の方に精悍さが感じられます。一見似てるので鳩舎の中で間違うことがあります。

P1030243  こちらが「モザイク二世号」♂です。父はおっとりした性格でも、仔の方が警戒心が強く、猛禽に対する回避能力があるように感じます。

 特に、稚内から津軽海峡まで500K南下しながら飛翔するにはバックが雪山なので、羽色は、どちらかというと白系統の方が猛禽には見難く、有利であると北海道のデカ橋さんに教わりました。 「モザイク二世号」は立ち姿から判断してスピードは親に勝るかもしれません。

 暮れから正月にかけて、飼育者は来春の交配を考える時期です。「モザイク二世号」にも長距離タイプの♀を付けたいです。今のところ、オランダのサム・デ・ヨングが候補です。

 下の♀鳩は香山鳩舎作スチール号の孫で、母方はファンデンウェーゲンの「デ・ヨング89号」や香山鳩舎のGN2位・SGN151号がいます。メスらしい表情と機敏な姿勢を成してます。

P1030240  ところで、先般、紹介しました「ランボー号」の孫BCは♀でなく、♂であることが判明したので、スチール号との交配はなくなりました。レース鳩は仔鳩から成鳩へ至る過程でかなり変化するものです。今まで♀鳩鳩舎にいましたが、次第に勇壮となり堂々と自己主張し、主翼も長くなって長距離タイプの特徴を呈してきました。

P1030185 この鳩は、ピジョンクレージー鳩舎から9月に導入したものです。先祖にバルセロナの俊鳩がひしめき合ってます。

 例えば、ランボー号が祖父と曾祖父の二重近親であり、曾祖母はミス・バルセロナ号の二重近親。曾祖父母たちはバルセロナチャンピオンがずらりと顔を出します。このため、長距離の種としては願ってもない血を引いてます。しかし、それを再現できるかは飼育者である私の責任ということです。

P1030244 レース鳩の健康管理では、年間を通じてサルモネラ対策が欠かせないとの考えから、日常的に餌に生菌剤を塗してます。この他、塗すとよいものを考えて吸収させてます。種にも与えてます。糞はとてもいい状態です。また、レッドストーンは整腸作用があると考えられます。

 人間もそうですが、「如何に大腸の健康を維持するか」が、すべての臓器にプラスに作用するのではないかと考えてます。 

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2012年12月20日 (木)

繁殖力に驚く!・・・1本の君子蘭が17本に

Dscf0259_2  これは我家の君子蘭の元祖です。3年ほど前に隣のT家からプレゼントされ、温かいところで大切に育て、暫くして咲きました。今後も、これくらい豪華に咲かせたいものです。君子蘭が咲くのは一時季であっても年間の世話が欠かせません。

 【一回の勝負であっても努力は一年中。】これは、いろんな場面で私たちが目標を達成しようとする場合の基本といえそうです。

 夏季は屋外に出しますが、君子蘭は寒さに弱いので秋から春にかけては室内に入れます。乾燥するようでしたら水をやります。花が咲くまでは太陽光が当たるところに置き、咲きだしたら直射日光を避けた方が色合がいいように感じます。

 ところで、不思議ですが、植物の増え方は種類によって様々です。君子蘭は根元に子供が生えます。そのままにしておけば、子が成長し、植木鉢いっぱいになり、その様はまるで押しくら饅頭です。植木鉢の中で競争して咲きますが、そのままでは、どうしても栄養分が不足し、色合いが薄くなりがちです。

P1060385  このため、根分けをします。素手では分離できず、私はどちらにも根が平等に付くように配慮して鋸で切って分け、それぞれ植木鉢に植えます。植木鉢に入れる土は水はけのよい市販のものを使います。

 下の写真は孫もあり、見ただけでは親・子・孫の区別が分からなくなりました。現在は温室のように太陽光が入るな車庫で賑やかに過ごしてます。近いうちに家の廊下に入れて春を待ちます。

P1030119  小春日和の午前中は外に出し水をたっぷり与えます。一本の君子蘭が、このように増えました。これらが上の写真のように一斉に咲いたら、華やかで一人で見てるだけではもったいないです。

 蕾から開花時期のみ室内に飾り、外を通る人に見えるように廊下に並べます。開花時期は2月~4月です。状態が良いとこれ以外の時季にも咲きます。

P1030221  こちらは「金のなる木」です。この植物の増え方も不思議です。ちょっと枝を切って差し木にすれば成長します。この木も隣のT家で枝を貰い、植木鉢に差したら大きくなりました。以前に水分不足で枯れそうになったことがあり、危機一髪でした。常に、温かい場所で時々水やりが必要です。

 政権が変わり、経済の活性化を「金のなる木」に託そう。

P1030220  こちらは二年前に、寒さ対策を怠り、12月上旬にもかかわらず外に出したままのコンシンネでした。一度、完全に葉が萎れ、もうダメかと覚悟しました。その後、家の中に入れました。しかし、いつになっても葉が出ません。

 5月になって外に直に植え、枝をすべて切りました。季節は次第に梅雨となり、気温も上昇したある日、根元から10個ほど芽が出ていることが分かりました。「おお、生き返ったか」と思わず声を出しました。しっかりした芽を5個残しました。それが成長し、ご覧のように1メートル以上の高さになってます。

 「諦めやすい性格の私」にしては、珍しく希望を持ち続けたことが幸いしました。今では玄関でお客様を迎えるに相応しい風貌です。

 こんな植物から「何事も諦めないで続けること」を教わります。

P1030217  家の庭は落葉し草も枯れ、毎日、葉を集めては埋めてます。それが腐葉土となり花木の栄養です。7本の梅はすでに蕾が膨らみ、春はすぐそこまで来てます。明日は冬至。植物は不安定な人間の心とは違い、四季を正しく循環しています。

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2012年12月17日 (月)

自民党圧勝で期待される円安・株高

P1020941 【群馬県・赤城山小沼】

 議席数に差が出るのが小選挙区制の特徴であlり、我が群馬県でも選挙区5議席すべてを自民党が独占しました。

 これは全国的に共通する追い風、向い風による現象で、今回の衆院選では自民党が圧倒的勝利を収めました。近々、招集される特別国会で安倍政権が発足する予定です。

 なぜこんなに圧勝したかについては、自民党の選挙戦が功を奏したことがあっても、同時に、有権者は民主党に対する失望感や、第3極では心配との気持ちで、消去法のように自民党を選んだ有権者も多かったのではないでしょうか。

 ところで、安倍政権に期待したいことはいろいろあっても、最優先課題として、長期にわたったデフレ是正、低迷し続けた経済の立て直し、特に国内産業が大打撃を受けてる円高の是正です。

 野田首相が解散宣言した直後から、前倒しのように円安傾向が始まり、選挙直後の為替レートは1ドル84円台を示し、本日の日経平均は前日比で150円ほど値上りし、一時的に9900円前後となりました。1万円が目前です。

 為替レートについては、一時的に米ドル84円のみならず、ユーロが110円台、豪ドルが88円台、レアルが40円台と最近にはない円安傾向を示してます。この調子で、新年は一層円安・株高に向かい、希望の持てる年であることを期待してやみません。

P1020223 【榛名山】

 しかし、自民党は圧勝しても、来夏に参院選があり、これに失敗したら何もなりません。前述の通り、いろんな情勢で結果的に圧勝したことも否めないので、「勝って兜の緒を締めよ」の状況と言えます。

 我が群馬4区では引退した福田康夫元首相の長男・達夫氏が初当選し、祖父の福田赳夫元首相から数えると福田家は3代連続して政界入りです。

 私の印象では今回当選した達夫氏が祖父の福田赳夫氏に風貌が似てるように感じます。日本で初めて祖父・父とで親子2代の総理大臣になりましたが、今回、達夫氏の当選によって、祖父・父に続いて3代目も総理大臣になる可能性はあり、内心、地元はそれを未来に期待してるでしょう。

P1020962 【マユミ】

 本題に戻って、安倍内閣の金融政策に対する期待は大きく、国内産業発展のため、来年3月~4月には1ドル90円台に、日経平均11000円くらいを望んでやみません。

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2012年12月13日 (木)

お陰さまで記事数985件、アクセス数50万件に!

P1030208  2007年にブログを始めて以来、皆さまからのアクセスが50万件に達しました。お礼申し上げます。初めはブログとは何かも分からず、ホームページのことかと思っていましたが、ブログとはいわば個人の公開日記のようです。今までに書いた記事数は985件です。

 それ以来、自ら体験したことを通して考えたこと、また、生活環境を取り巻く事象について印象を書きましたが、浅学非才の身はなかなか上手く文章表現できません。

P1030206  趣味のレース鳩飼育については、特にレース日における遠方からの帰還を今か今かと待ちわびる心境など、一般の方々が体験されないであろうことについて、このような世界もあるということをお伝えできて嬉しく思います。

 また、職業が長年、音楽教育だったことから、高校生におけるオーケストラや吹奏楽、合唱などの音楽会を拝聴して感想を書きましたが、生徒の皆さんから多くの反響を頂き、それがまた励みとなって、この分野については、ある程度、掘り下げて書けたように思います。

 一方、日々一人暮らしであることから、栄養を考えた食事や、効果ある運動、血圧安定への試み、また、ピアノ演奏や英語のボキャブラリー、そして家族のあり方まで、健康面と精神面、社会面で創意工夫し、共通の問題点をお持ちの方々に考慮しつつ、真剣に考えて書きました。書くことは考えることにつながるようです。

Chart  ところで、偶然ですが、アクセス50万件に達したと同時に、長期にわたり続いた1ドル77円前後の為替レートが本日未明に83円台に突入しました。本当に暫くぶりの円安傾向です。

 驚いたことに、先般の党首討論において野田首相が安倍自民党総裁に【明後日に衆議院を解散します。】と述べた直後から、生き物のように為替レートが円安傾向へぐんぐん変化しました。

 この発言を待ちかねたように経済界は素早く反応し、この瞬間は、まるで民主党政権から自民党政権に変わった如くの印象で、ずっと低迷を続けていた日本経済に忘れかけていた一筋の明かりが灯った歴史的瞬間を感じました。

 これでは、これから国政選挙が行われるというのに経済は早くも前倒しのようです。すでに自民党の圧勝を祝すかの如く、この現象は、長い間、我慢に我慢をしてた経済界の爆発のように感じられ、結果的に、多くの若者の給料にプラスに跳ね返ってくることを望んでやみません。

 円安になれば、国内産業では、特に物作りの中小企業を中心として、輸出関連企業の収支はプラス傾向に向かうと考えられます。また、多くの投資家にとって待ちに待ったことです。

 この現象は世界経済に影響を与え、1ユーロも109円と同時に円安に動き始め、ますます、世界株価と為替レート、そして世界の金利状況の把握に目が離せません。

P1030209  しかしながら、健康で、ほんの少し経済が安定しても【人間にとって必要不可欠なこと、それは家族との語らい】です。写真のテーブルでお茶を飲みながら、心おきなく話ができる未来を望んでやみません。

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2012年12月10日 (月)

足腰を鍛えるには適度に登り下りある自然散策

P1030159  職業が異なっても、興味関心が異なっても、万人に共通する望みは【いつまでも若々しい健康体の維持】です。近年はそれにプラスして【脳の活性化】が大切と考えられてます。

 年々、高齢化が進む状況下にあって日々を元気に生き抜くには、身体の健康と共に、年齢とともに硬くなりがちな【脳に柔軟性】を持たせ、動かない生活などマイナス要因を取り除く必要があります。

P1030157_2  私の住む群馬県高崎市のシンボルは観音山にある観音様です。時々は足腰を鍛えに、この一帯を周遊します。標高200mほどの観音山丘陵は自然が豊かで、四季折々に風情があり、春は有名な桜の名所、夏は緑、秋は紅葉で、年間を通して野鳥の宝庫です。冬はほとんど雪が降りません。

 しかし、遊歩道の散策といっても歩き方が肝心と思っています。できるだけ肘を90度に曲げるアメリカンウォーキングです。この歩き方は肘が後ろまで行き、スピードが速まり、血流が良くなると考えられます。姿勢の改善も期待できます。

 ここ一帯は遊歩道が整備され、それは適当にup and downがあり、足腰に負荷をかけるには平地より断然優れてます。温かい日の散策は健康に効果があるでしょう。寒い日や早朝は血圧を考慮すると避けた方が無難です。散策は気温が暖まった時間に行うべきでしょう。

P1030165  人の心とは環境に支配されやすく、このような木道では如何にも足が前へ前へと進みます。天気のいい日にてくてく歩き、一汗かきたいものです。平地より上り坂や下り坂があり、膝や足首、そして大腿部の鍛錬には効果があると考えられます。

P1030162  つり橋を渡れば揺れるので、童心に帰り、遠足気分になります。遊歩道につり橋がある所はあまりないでしょう。ここでの深呼吸はとても気持ちいいです。名称は「ひびき橋」です。

P1030122  観音様は高い丘陵地から変わりゆく高崎市を眺めて76年、高さ41.8mの胎内は9階よりなり、20体の仏像があります。入場料により胎内に入れます。高崎市の守護神として慈愛をもって市街地を見守ってます。次の写真は胎内の肩の位置からの眺めです。

P1030143  大きなビルが高崎市役所で、手前が烏川です。

P1030136  正面の山が赤城山です。遠くに見える高い建物が前橋市にある群馬県庁です。

 健康維持は運動だけでは成り立ちません。1日のリズムをつくる朝食が脳の働きにプラスすると考えます。日々身体を動かし、夢中になるものがあればanti-locomoやanti-dementiaにつながると考えます。

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2012年12月 6日 (木)

スチール号にはランボー号孫・・・来春の交配

P1030185_3 【04バルセロナIN総合優勝ランボー号孫・・・ピジョンクレージー鳩舎作・Persimmon Marsh Loft種鳩】

 いよいよ来春の交配を考える時季になりました。同時に個人訓練や合同訓練、そしてレースも始まることから、レースマンにとって、これからは多忙であっても充実したシーズンがやってきます。

 レース鳩の飼育では「作出」と「競翔」の二つの作業があるので、両面に均等に力を注ぐ必要があります。作出の目的は近未来のレーサーを作ることであっても、時には種を作ることも必要です。

 一般的に交配時期は日照時間が長くなる節分を目安にし、孵化が3月上旬です。このため種鳩の健康管理について12月及び1月は気が抜けません。特に12月には毛体虫の駆除や、サルモネラなど体内の殺菌、その他一連の投薬を終了し、1月は交配直前であることから、夜間、寒過ぎないよう留意し、種鳩の体調をベストに仕上げたいものです。

 健康度について、私は外観からの立ち姿や、糞の硬さで判断します。緩いときは腸内を殺菌し改善させます。また、羽根の艶、そして体調を示す機敏な動作、凝視する目の安定度などです。

 餌については、交配直前では栄養価の高いものを与えても、1月いっぱいは繊維類を中心とし、特に♀は太りすぎないよう時には手に持って確認が必要と思います。特に下腹部に脂が付き過ぎると作出にマイナスとなります。1番仔で失敗は許されません。

Dscf0642 【Persimmon Marsh Loft代表種鳩スチール号♂】

 スチール号は12才であっても、1000K記録しただけのことがあるのか、糞の状態から判断して、内臓が丈夫なのでしょう。現在でも若々しいです。来春は上記の若いランボー号孫を交配予定です。

 一般論として長距離系の交配について、できれば♂は記録鳩であることが望ましく、♀は記録鳩でなくても、長距離血統の裏付けがあればいいと考えられます。

 その点、ランボー号孫は先祖にランボー号をはじめ、ミス・バルセロナ号、へ―レン号などバルセロナチャンピオンがおり、それらのひ孫に当たり、当舎としては珍しく長距離系の交配条件に合致してます。

P1030202 【モザイク号・今春稚内GN記録・・・連盟5位】

 稚内を記録した鳩は貴重です。当舎では暫くぶりで、モザイク号の延べ飛翔距離は4000キロ。これ以上は猛禽による怪我の心配があり、種として第二の人(鳩)生を歩ませ、子孫に稚内を委ねます。特に、モザイク号の父方の祖母は林祐和氏作翔「GNⅢ号」で稚内を3回記録しており、血統的に長距離タイプといえるでしょう。

650_2 【ネナ号直仔・・・香山鳩舎作】

 モザイク号との交配鳩♀は以前に導入したブロウェル作翔「ネナ号♀」直仔を予定してます。父方はオルハン・ミラ号、スーパーイヤリング号など長距離系です。

 来春は、長距離系と短距離系をはっきり区別して交配し、短距離系は短距離系同士の交配をめざし中距離まで狙います。短距離系2ペアーは今春と同じ配合で行きます。

 ところで、選手鳩と異なり、常に鳩舎内にいる種の健康増進は、日光浴ができる構造にしたり、止り木の位置を高くしたり、水浴は週2回をめざしたいです。鉱物飼料は一種類でなく、鳩が選べるように種類を多くするといいと考えてます。   

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2012年12月 3日 (月)

孤食の日々・・・もう大丈夫です

P1030114 【すでに蕾が大きい玄関先のアセビ】

 8年前の12月に妻が亡くなり、二人の娘も独立してるため私の三度の食事はいわゆる孤食の連続です。その回数、何と一万回。

 一般的に妻が先に亡くなると残された夫は3年以内が危ないといわれてますが、私の場合、その期間を既に過ぎ、もう大丈夫です。

 反対に妻が残された場合は、人にもよりますが、比較的、元気にその後が暮らせる傾向のようで、これは不思議なことです。しかし、内心は寂しさに耐えられない方がいると想われます。私の場合も一人での生活はずっと寂しいです。特に、食事のときに感じます。

 食事を作るのは頼る人がいないので、試行錯誤で次第に栄養や食事の量について、また、朝食、昼食、夕食のバランスについて考え、実践できるようになりました。今ではマンネリ化から脱皮し、変化ある食事も取り入れ困ることはなくなりました。

P1030115 【玄関前のマユミ】

 夫婦とはいくら仲良くても、永遠の別れが宿命として起こります。必ずどちらかが取り残される現実があります。思ってもない人生、私の場合は妻が早過ぎました。

 一人での生活を少しでも解消するため、週一回、高崎駅前の炙りや「どんどん」へ行くようになりました。マスターや常連の方々との語らいは楽しく、家族のようで孤独を忘れさせてくれます。しかし、帰宅すると真っ暗な家で、この先どうなるのだろうと、ついマイナス思考に陥ります。

 しかし、幸せなことにレース鳩を飼育していることから、餌や毎日の舎外運動など、これらの生命に責任を感じる日々です。また、同じ連盟・連合会のレース鳩仲間との交流があり、インターネットを介して北海道のデカ橋さんから九州の皇龍葵号さんまで、同じ趣味で燃えてる全国のレースマンの方々との交流がとても楽しみになっており、お陰で、これらの方々が孤独感を忘れさせてくださり、感謝この上もありません。

 こんなことを考えると、長い人生では思いもかけない荒波があっても【友人の力とはとても偉大】で頑張れることを知りました。

P1030108 【隣の庭のミカン】

 ところで、一人になって健康面で感じることですが、何と言っても【きちんとした朝食が一日の生活のリズムを作る】と確信できます。朝食については量を多めがいいと思います。このとき、スープの具として野菜や海草を十分に摂取します。

 しっかりした朝食は【生活のリズムが正しく動き始め】調子が良くなります。夕食は品数を多くすることです。量は少なくです。決して夕食の満腹はいけません。昼食は腹ごしらえ程度です。

 高齢者の一人暮らしは、ややもすると食生活が行き詰まりがちです。しかし、食事は本能的にどうあるべきかを考えるものです。

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