芯から温まる「やすらぎの湯」・・・お湯はこげ茶色
暫くぶりにAudi TT Quattroを走らせ、高前バイパスから最近開通した斜め左に折れる高渋線に入り、完成して間もない走行しやすい道路を一路「イオンモール高崎」方面をめざしました。路面は良く振動はありません。この道路はすでに榛名山の中腹へ向かうかの如く、ぐんぐん上ります。
イオンモールを過ぎて5分ほどで 群馬温泉「やすらぎの湯」です。駐車場は広く駐車しやすいです。中に入るや福沢一郎画伯の大きな絵に圧倒されます。原始時代の男女の姿が描かれてます。
この温泉は榛名山を挟んで、日本の名湯「伊香保温泉」と対称的な位置関係にあり、伊香保温泉に似て湯の色はこげ茶色をしてます。
ところで、榛名山の二ッ岳が6世紀ごろ大噴火した形跡は黒井峯遺跡をはじめとして、周辺に爪痕を残してます。以前に頂上へ登りましたが、この峰は榛名山の他の峰とは少し様相が異なり、頂上までの登山道は大きな岩がゴロゴロしてます。一般的に緩やかな榛名山系より男性的な佇まいです。
二ッ岳による噴火の影響により、伊香保温泉をはじめとして周囲に温泉が湧くと考えられ、マグマは比較的近くまで来ていると推測できます。
イオンモール高崎の屋上から撮った榛名山です。概して東側の峰々です。見かけ上、左の最も高い峰が相馬山で、今の時季、頂上から富士山が見えます。そして、最も右が眺望に優れる水沢山です。
二ッ岳は中央の峰で雄岳と雌岳に分かれますが、もう一つあります。それは孫岳と聞いたことがあります。二ッ岳は地球規模として比較的、最近噴火してることもあり、現在、榛名山は休火山に分類されてます。
多分、人類も存在してない大昔は中央のカルデラ湖である榛名湖や、コニーデの特徴を表わす榛名富士の存在、そしてスルス岩などの景観を見ると、榛名山全体が大噴火をしていたことがで想像できます。
こんな光景を見ると、一概に我が群馬県は自然災害の少ない所とは言えない気がします。津波がなく、洪水の心配は少なくても、遠い未来は現在・活火山である浅間山や白根山による大噴火の可能性がないとは言えません。
イオンモールの屋上からは上州の山々が迫ってきます。赤城山の三角形のような山が鈴ヶ岳です。山頂付近は雪に覆われ寒々してます。赤城山には大沼・小沼があり、今は全面氷結しています。私は以前に正月登山で小沼の氷上を歩いたことがあります。
「やすらぎの湯」はとても温まるのが特徴です。温泉の成分が作用するのでしょう。お薦めです。
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