築山を改修し記念樹を植えたい
この築山(庭にある人工の山)には25年にわたり楽しませてくれた「しだれ桃」が植えてありました。イギリスレース鳩月刊誌「ビクトリアル」(写真左上)に鳩舎とともに掲載されましたが、昨年ついに枯れました。
根元や幹まで蟻に食い荒らされ、いろいろ懸命に対処しましたが、桃は幹の中に甘い汁があるのでしょうか、他の白い虫も樹皮の下に発生し、下の枝から年々枯れ始め、昨夏の猛暑ですべて葉が落ちました。最近、近所の植木職人に伐採してもらったところ幹に虫の通り穴がありました。
両親が世を去り、私たちの時代になった記念樹として昭和63年に植え4半世紀、近所の方々との花見の会をしたりで花を充分に楽しめました。しかし、家内も8年前に他界し、しだれ桃はその役目を全うしたのでしょうか。こんなことでも生物とは必ず寿命があることを悟ります。
一方、不思議なことに、この「しだれ桃」の子孫が2本元気よく生え、成長しつつあります。もうすでに高さ1mほどです。生物とは自ら死しても生命をつなげてることに感激です。これから40~50年は開花を続け周囲を楽しませてくれるでしょう。果たして私はどれ程の年数、2代目「しだれ桃」の花を楽しめるでしょうか。
これは2トンダンプに一杯の黒土です。これを築山に運び従来より高い築山にする予定です。そして、第二の人生の記念樹を植える予定ですが、未だ樹木も第二の人生も決まってません。
今後、春にかけてあちこち植木屋を巡り、枝ぶりの良い花木を植えたいと思います。落葉樹で春に開花するものです。私の考えでは良い樹木とは色彩豊かな花を持つもの、そして枝ぶりの二点から判断します。
落葉樹は春になる夢があります。枝ぶりは冬も楽しめます。枝に雪が積もると味わい深いです。
「しだれ桃」は夏に日陰を作り、シャクナゲなど半日陰を好む植物が共存できました。実は、しだれ桃の下にあった西洋シャクナゲは、しだれ桃が枯れたら、夏の強烈な日差しに耐えられず枯れてしまいました。半日陰を好む植物は直射日光に弱いと悟りました。
これから2~3日かけ、この黒土を15mほど離れた築山に運ぶので、いい肉体作業になります。一輪車で積んで50往復ほどでしょう。
ところで、記念樹は枝垂れのような枝ぶりの花木がいいと考えてます。花梅はすでに8本あるので、埼玉の花園花木センター、あるいは前橋農協花木センターに時々出向いて目星をつけたいものです。
こちらは白梅でようやく開花が始まりました。例年より遅いです。
ところで、築山に植える記念樹は何を記念するかです。すぐ植えられるように築山だけは完成させ、その後、better halfが決まったら、それを記念した樹木にしようと思います。
果たして築山に植える花木と、家庭内に咲く花が、互いにバランスのとれたコラボとなり、充実した第二の人生になるでしょうか。
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