夫婦の絆は何気ない会話から
すでに、8年も一人暮らしの私は婚活をしています。元気なうちにパートナーと出会いたい一心で、あまり先になると「介護に来てもらう感じ」になって相手の方に申し訳ない気持ちです。二人で充実した日々を過ごすには今が勝負の時と思ってます。
そのためにも、心身の健康は基本中の基本であることから、身体を鍛練したり、頭の体操として夢中になるものが不可欠と言えます。こんなことから10才から始めたレース鳩飼育、そしてピアノに英語のボキャブラリー挑戦と、1日の大半を過ごしています。
近未来に相性の良い【馬の合う】お方と出会えても、肝心なことは、その先にある充実した生活と言えるでしょう。
一人暮らしに比べれば、私にとって夢のような二人暮らしです。しかし、現実の結婚生活は夢ばかりではないでしょう。私の場合、子育てで忙しくなる結婚とは異なり、第二の人生としての結婚であることから「夫婦の絆こそ結婚のすべて」ということです。
そこで、「夫婦間の幸せにとって肝心なことは何か」です。
私は「夫婦とは言葉によるつながり」が核心と思ってます。それには【共有体験】を通して、二人だけの世界を持つこと、例えば音楽会、美術館巡り、旅や温泉巡りをはじめ、特に生活の中心は食事であることから、時にはあちこちの食べ歩きなどは脱マンネリ化に効果があり、つい話も弾むことでしょう。
たまたま、私は音楽教育を職業としていたことから、今では音楽は趣味の一つとなってます。ピアノを弾くことや音楽会は楽しみで演奏を聴いた後の食事は「聴覚から味覚へ」と五感の梯子も変化があっていいです。
時にはお酒を酌み交わし、「何気ない会話を通して」今まで気づかなかったことに気づいたり、驚いたり、新しく何かを考えられるようになれば心が充実するでしょう。
大横綱「千代の富士」のことば・・・「同じ技のみでなく、いろいろなことをやってみると勝機が生まれる」
これは私たちの生き方に共通することと考えられ、マンネリ化に陥りやすい夫婦の生活も同様で、二人で新しいことに取り組んだり、新たな所へ行ったり、新たな友人と出会ったり、芸術や自然散策など新たな体験を積み重ねることは心に刺激を与えます。
夫婦の会話は「涸れることのない泉のごとく」です。これはどんどん、いつでも喋るということではありません。
一人暮らとは一人で考える生活で、夫婦とは二人の頭で考えることでありたいものです。山岳の頂上から滴り落ちる小さな雫であっても、せせらぎとなり、延いては川となるように、涸れることのない夫婦の会話は次第に深みと幅を増し、二人に充実という潤いと絆を与えるものでしょう。
男と女は事前の略歴だけでは分からないもの。肝心の性格や価値観が相違すれば、お互いの期待に応えられません。
婚活中は幾度も会い、事前の思い込みとは異なる面も知り、この世に同じ人間はいないことから互いに相違があっても、それを克服する協調が大切と思ってます。
相性のよい人に出会えるか、今年が正念場の私です。
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コメント
はじめまして!
私も似たような境遇です。
妻が59歳のときすい臓がんで亡くなりました。三回忌を終え少し楽になってきました。
また、独立した娘二人がいます。
三浦友和と山口百恵はおしどり夫婦して有名です。「相性」という本も出版されていますね。
ここの長男がラジオで話をしていて、良くおしゃべりをする夫婦だなと思っていたそうです。彼らの相性は普段の努力で作り上げてきたものなんですね。
「地図の読めない女 話の聞けない男」と有るように、男性側の気づきと努力が必要と思います。
普段から良く話をしていれば、ときたま出てくる本音を感じ取ることが出来るはずです。
妻が生きているときに、それが出来ていればと残念に思っています。
投稿: アウェイク | 2013年2月20日 (水) 15時46分
アウェイクさんへ
コメントに感謝いたします。夫婦のどちらかが残されても、一般的には妻が残ることが7~8割と推測できます。
アウェイクさんや私のような男性も世の中には何十万人といることでしょう。当初、食事が困りましたが、すでに一万食いわゆる孤食で、それはすっかり慣れましたが、やはり一人黙って食べることは寂しいですね。現在ではスーパーなどでも、おふくろの味的なものも手に入る世の中で助かります。
近未来、うまくパートナーが見つかりましたら、「言葉を介しての繋がり」をしっかりしたいつもりです。
お互いに明るく生きましょう。いずれ夫婦のあり方も拙いブログに書いてみます。これからも宜しくお願いいたします。
投稿: カッキー | 2013年2月20日 (水) 17時49分