北京国際放送局アナウンサーの声に驚きと感動
以前に群馬県の地元紙・上毛新聞「ひろば」に掲載された拙文を記述します。
先日、夜中にAMラジオで海外の日本語放送を聞こうと思い、何気なく選局したら、途端に聞き覚えのある声が耳に入ってきました。遠く海外からの放送に乗ったその声は、私が高校教員時代に吹奏楽部で教えた坂本めぐみさんです。
以前に本紙で彼女が北京国際放送局アナウンサーになる記事が掲載されたので、そのことは知っていましたが、実際に海外からの電波に乗った学生時代と変わらぬ懐かしい声を耳にした瞬間は驚きと彼女の生き方の立派さにただただ感動でした。
先日の放送では、日本人向けに北京で旅行中に物を紛失し困った場合は、すぐに公安委員会に相談するのがよいことや、中国の民族音楽を解説して流していました。
環境の異なる北京では一人で生活することさえ大変でしょうが、学生時代に明けても暮れても吹奏楽の練習に没頭した集中力と強い意思、音楽を通じての自己表現力とが後の彼女の生き方につながり、それが海外でのアナウンサーという職業に結実しているなら教師として望外の喜びです。
坂本めぐみさん、放送を楽しみにしています。
| 固定リンク
「上毛新聞「ひろば」に掲載」カテゴリの記事
- 「老い」をいとおしむ春・・上毛新聞「ひろば」より(2023.01.14)
- 大切な感染防止の心がけ・上毛新聞「ひろば」より(2023.01.10)
- 「山(さん)茶(ちゃ)」と「山茶花(さざんか)」上毛新聞(2022.11.13)
- 痩せ過ぎでは?初サンマ。上毛新聞「ひろば」より(2022.10.04)
- テーマ・・・「月」 「急がず、休まず」 (2022.09.16)
コメント