1000K期待できるか【ランボー号の直仔×孫】
【抱卵中のValue pigeon鳩舎作♂ランボー号の直仔×孫】
当舎でも、1番仔の雛が巣皿から出て、親鳩は2番仔の抱卵を始めてます。2番仔の孵化は5月上旬です。寂しかった鳩舎内も次第に家族が増えつつあり、健康な雛に育てることは飼育者の責務と思ってます。
雛育成のポイントは1日3回を目安に餌を与えるべきと思います。それが不可能の場合は朝2食分与えれば大丈夫です。与え過ぎると結果的にトウモロコシを残します。トウモロコシは良い肉を作ると考えられるので、しっかり食べさせたいです。
雛の発育では【餌を与え過ぎず、不足せず】は飼育者の腕と言えます。軽くて強靭な鳩が目標です。
鉱物飼料については【毎日新しいもの】に取り替え、塩土、レッドストーン、ミネビタンなど切らさないようにし、飲水器は見た目はきれいでも病原菌の伝染原因になると考えられ、時折、殺菌消毒し、朝夕2回は新鮮で冷たい水に取り替えてます。
写真上の鳩は鳩友Value pigeon鳩舎(ピジョンクレージー氏)作で、昨秋に導入なったものです。血統は04年バルセロナIN1100K24913羽中総合優勝・銘鳩ランボー号直仔(香山鳩舎作)×同孫(一文字鳩舎作)による♂鳩で、スチール号亡き後、今後の当舎長距離系の要になることを期待してます。年齢は若干10ヶ月と未来は長く、毎年・交配♀を多面的に考えることになります。
これが香山鳩舎作で上記鳩の交配鳩♀灰胡麻刺です。血統的に1000K5796羽中総合優勝スチール号の孫であり、同時にデ・ヨング89号(ペルピニャンIN25471羽中総合5位及びバルセロナN7567羽中総合26位)の孫であり、同時にSGN号GN267羽中総合2位の孫に当ります。
先日のブログで述べた通り、今秋、「北海道デカ橋鳩舎」へ贈る長距離鳩は鳩の出来次第により、あるいは、こちらの系統になる可能性もあります。いずれにしても、長距離タイプの特質を備えた鳩ということです。私の判断基準の一つは立ち姿にあります。
「稚内モザイク号交配」の系統と「ランボー号交配の系統」と、合計しておそらく10羽は生まれるので、できればデカ橋さんに今秋・東京出張の折に上越新幹線で1時間のPersimmon Marsh Loftを訪問していただき、雛を見てセレクトいただくこともいいと考えてます。
もちろん、その晩は高崎駅前「どんどん」で上州の地酒を酌み交わし、心ゆくまで鳩談義を望んでます。
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