ワクワクする期待感につなげたい第二の人生
昨年9月発表の総務省統計局によると、終戦直後に生を受けた「団塊の世代」が65歳に達し始め、65歳以上の人口は3000万人を超え、総人口に占める割合は24.1%で過去最高となり、ほぼ4人に1人が65歳以上の高齢者となってます。
高齢者にとっては、若いとき以上に健康維持と経済安定が大きな二つの車輪であっても、同時に毎日の生活における「心の充実」が明るい暮らしに結びつくと考えます。
一方、私の周囲でも、圧倒的に女性を中心に一人暮らしを余儀なくされている方が多く見受けられます。男性の一人暮らしは比較的少ないと想われますが、そういう私は男性で一人暮らしです。そんな状況でも、何か期待感があればこそ「元気に生きられる」ものと実感してます。
「心の充実」とは人それぞれです。例えば、家庭菜園による収穫の喜びや、料理の腕前など実益を伴うものから、写真撮影の楽しさ、美術観賞、絵画や書道に打ち込んでの発表、音楽鑑賞、ピアノやギターなど楽器演奏と発表、中低山の登山、サイクリングなどスポーツの上達、犬など動物飼育、野鳥観察、草花庭園づくり、花木の世話と研究、温泉巡りや新たな地への旅行、歴史探訪、語学学習、ドライブなどは、その人にとって喜びや生甲斐につながり、充実した時間になります。
これらはどれも最初は初歩から次第に本格化し、より高度へと挑戦があるもので、成績が上がるとそれが励みとなり、いっそう集中する気持ちが生まれます。このように好きなことに集中したり、時間を忘れ没頭できることが実は「心の充実」と言えるのではないでしょうか。
拙いブログでは季節柄もあり、最近、花木の開花をアップしてます。花木を育て良く開花させることは私には「充実」につながってます。来年はもっときれいに咲かせようと張合いが出て、再び頑張る力が湧いてきます。
「咲かないのか」とがっかりしてた赤紫の藤が、「夏における蔓の剪定法一つを知っただけ」で数年ぶりで今春200個も開花したときは夢のようで、失望から工夫へ、そして歓喜へ至りました。やっと、剪定方が分かり益々きれいな花を咲かせる期待感に変わっています。植物を育てることは反省や創意工夫が必要で諦めてはならないことを藤から教わりました。
ところで、高齢化社会での健康維持の基本は「運動と食事」が中心で、薬は補助的にしたいものです。自らの気持ち次第で出来ることは週1回スポーツで汗をかくことです。これは大切な新陳代謝=metabolismになります。
食事は「朝食中心主義」が健康的と考えます。夕食は「種類は多くても量を少なくすること」が基本で、これにより翌朝の朝食が待遠しくなることにつながります。
経済では、「アベノミクス」は以前に比較して未だ円高です。より円安へ向かい、1ドル120円を期待し、経済状況から目を放さないようにしたいものです。
「健康維持の運動」、「経済安定の研究」、「好きなことに集中」は高齢化社会を生きる「三本柱」と言えそうです。
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コメント
同感です。
投稿: INOUE | 2013年4月29日 (月) 23時16分
INOUEさんへ
コメント有難うございます。これからもアクセスとコメントをお願い致します。益々、人口のバランスが変化しますが、国の経済安定が第一でしょう。
投稿: カッキー | 2013年4月30日 (火) 00時33分