八重桜は樹形を考え、少々の剪定が必要
6年間咲かなかった赤紫の藤がおよそ200個ほどの房を持って開花してます。如何にしても咲かなかった理由は試行錯誤を繰返し体験を通して判明です。赤紫の藤は珍しいでしょう。個人の庭で見ることはあまりありません。未だ鉢植えなので、今後は直植えの予定で大きくなりそうな気配なので場所の選定をしてます。先ず、鑑賞しすい所で、ある程度高い位置に植え、恰もステージに登場したかのように幹のスタイルも見やすいことがポイントと思ってます。
毎年、藤が咲かず私と同じ体験を持つ方にお伝えします。開花方法は次の通りです。
1、年間を通じて日当たりのよい所で育てる。
2、年間を通じて水を欠かしてはなりません。特に夏は朝夕たっぷり与えます。
3、伸びた蔓はそのままにしてはならず、20㎝前後で切り落とします。
4、鉢植えの場合は根の成長を考え大きな鉢を使う。
こちらは亡父の遺作である八重桜です。一般的な八重桜はもっと赤に近いですが、こちらは極めて薄いピンクと白色が混ざって咲いてます。なぜこのように2色になるのか神秘です。あたかも、サクランボのように枝から垂れ下がってます。近年は近くに多くの植物を植えたので、それに与えた水が八重桜の根にも浸み渡ったのでしょう。かなり大きく育ってます。
それにしても薄いピンクの花弁の初々しさは例えようもありません。多くの植物にとって水ほど大切な栄養素はないのでしょう。。
ところで、一般論として「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と昔から剪定法の格言があります。梅は剪定してもまた幹や枝から新芽が出て良い花、良い実がなります。しかし、桜は切ってもそこから新芽が出ないです。桜は自然に任せた方が樹形が整うことを言ってるのでしょう。また、桜を切ると切り口が腐りやすいです。
しかし、私は八重桜に関しては、この格言通りでなくていいと思います。それは写真のように目の前に枝が垂れ下がり、一つ一つの花を味わうには少々剪定して樹形を工夫する必要があります。上に向かう枝を切って、枝が横に、あるいは下に向かうように工夫すると八重の花弁が目の前に垂れ下がり、とても味わい深いものになります。梢の枝を切り詰めると枝は次第に横に広がるでしょう。なお、切り詰めたら腐らぬようペイストを塗ります。
これは常夏つつじです。20年ほど前に手に入れましたが、ツツジが大きくなるには20年・30年単位のようです。1昨年違うものを手に入れましたが、夏の猛暑で枯れました。
それにしても、数年間ずっと咲かなかった赤紫の藤が今春は見事に咲き嬉しいです。成せば成るは本当です。いよいよ、ゆっくりした私の人生も開花に向かうのでしょうか。毎日、肉体トレーニングを続け、一日一汗を実行、そして脳が錆び付かないよう進取なことに刺激を求めてます。
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