脳が活性化する歯ぐき磨き・・・今日から始めよう
先日も高齢化社会に突入している時代にあって、私たちが健康面で心すべきことについて書きましたが、人間の寿命を運命と決める前に、私たちは日々の生活習慣を見直すことで思いもよらぬ改善ができるのではないかと考えることがあります。
毎回、私たちの手はあたかも天才の如く動いて歯磨きをしています。最近では食後に磨くと歯によいことが周知徹底し、1日に3回磨く人が多くなってるようで、これは歯の健康に、延いては内臓のために大変によいことと考えます。
8020運動とは、合計28本ある歯のうち「80才になっても20本を残そう」を目標にする運動です。これは最低限でも守りたいです。歯の磨き方については、今どこを磨いているか、磨き残しの場所はないか、ブラシの方向について考えつつ磨きますが、実は歯磨きは歯の健康のみならず、思いの他、身体本体の健康に極めて重要であると考えてます。
食べ物、飲み物はすべて口から入り、しかも、口の中は内臓の中で唯一、私たちが鏡を通して目で確かめられる部分です。このため充分にケアし、日々の習慣として口腔衛生を実施することができます。
実は、経験上、知りえることですが、歯磨きのとき、歯を磨く他に【上の歯ぐきをブラシでマッサージ】してみてください。どういうわけか頭がすっきりします。すでに、この体験をお持ちの方もおられるでしょう。
【歯ぐきには脳につながる神経が集中してる】といわれます。
ところで、本日は群馬県北部・吾妻脳神経外科に行き、院長のK先生に暫くぶりにお会いし、特に飲み物や食べ物についての私の質問に先生が応えてくれました。
先生曰く、何しろ現在の日本人は【食べ過ぎが原因】で糖尿をはじめとし、多くの疾患があり、知らず知らずのうちに体内に糖分や塩分、そして脂肪分が蓄積し、それが原因となり、成人病に陥ってるとのことです。
要するに「食べる量を減らすこと」がポイントで、これが成人病から脱出の第一歩と言われました。私はすでに納得し、これからも食の量については重要事項として厳守する気持ちになってます。
健康維持とは、食べ過ぎを断ち切るとともに適度な運動を行なうことといえます。
実は、待合室での時間、NHKためしてガッテンの医学雑誌から「歯ぐきも磨く歯磨きは肺炎の予防効果あり」との意外な記事を見つけ、すでに実行してる私はやはりそうかと再確認しました。
それは高齢化とともに、喉の奥にある気管の蓋が鈍くなり、肺に細菌が侵入しやすく、これに対しては【歯と歯ぐきを一緒に磨くこと】が意外と効果があり、気管の蓋の開閉速度が速まるのだそうです。
一般的に、歯磨きといえば歯を磨くだけですが、同時に歯ぐきを刺激することが「肺炎予防」につながり、一石二鳥として「脳に刺激を与える」とのことです。
歯ぐきも磨いて口内を衛生的に保つことは三つの利点があります。
1、8020運動に効果的である。2、高齢になって肺炎をある程度予防できる。3、脳が活性化する。
3番目は「頭がすっきりする」ことが実感できます。試してみてください。さあ、今日から歯ぐきもしっかり磨きましょう。
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昔から歯が悪くなると胃が悪くなると言われています。身体の他の部分で例えば,膝が悪くなるとそれをかばって腰を痛めます。
人間が抱えている問題(避けて通れない)に老化現象があります。カッキーさんのブログを過去に遡って拝読させていただくと常に目標を掲げて生活されてきた人という印象を持ちました。充実感のある人生を送るために仕事に励み、豊かな人生を送るために趣味を謳歌し、そして仕事をリタイアされた現在でも目的意識や向上心を失わずです。そのバイタリティはどこから生まれてくるのでしょうか?私の場合は日常生活から生じるストレスを溜めないように生活するだけの守りの生活です。カッキーさんとは真逆の生き方です。少しでも見習いたいものです。では、今日はこの辺で・・・。
投稿: INOUE | 2013年5月 3日 (金) 23時23分
INOUEさんへ
コメントに感謝いたします。
子供から大人まで、どなたも避けて通れない高齢化は万人に平等です。特別な人のことではないと考えます。anti-agingは、いつまでも若々しくいる創意工夫が基本と思います。私はそれほどバイタリティーはありませんが、脳を生き生きさせるには「美しいものを美しいと感じる心」かなと思います。
また、時々は「脈拍を高めること」も血液循環に必要と感じ、今日もトレーニングセンターで筋トレして汗びっしょりかき、1時間半後、すぐに「群馬温泉やすらぎの湯」に行ってきました。ここのお湯は伊香保温泉のように焦げ茶色で温まります。
投稿: カッキー | 2013年5月 4日 (土) 20時18分