より強靭な「ふくらはぎ」をめざして・・・第二段
誰でもいつかは必ずやって来る高齢者への仲間入りは避けて通れないことです。「そうなったら、そうなった時でどうにかやるさ」と思っても、身体とは「どうにかできないこと」が起こりうるものです。元気な中年のうちから老化を遅らせる手立てが肝心でしょう。
それには元気のうちに、足腰を鍛え、「下肢に筋肉をつけておくこと」が人生の後半戦を健康的に生きる基盤となり、これはよく言われる「貯筋」です。
飽食の時代にあって、痩せてスタイルの良い姿になることを求めがちですが、自身のBMI=Body Mass Index の数値を知り、太り過ぎはもちろん、特に女性はやせ過ぎにならぬよう、体重を適切に維持しておくべきでしょう。
BMIの計算式は「体重Kg÷身長m÷身長m」です。
男性は22が、女性は21が標準体重と判定され、この数値を「大きく」上回ると中高年になってから、高血圧、高指血症、糖尿などの病気になるリスクが高まると考えられてます。
逆に、標準体重を求める式は【22×(身長m)²】です。
これは便利ですから、自分の理想の体重を頭に入れ、食生活や運動量の目安にしたいものです。
しかし、「筋肉が多い人」はBMIの数値が高めでも、リスクは低いと考えます。要は余分についた贅肉を落とすことです。
私はまだ若い方ですが、近年、中学時代から仲の良かった友人を病気で亡くしたり、レース鳩の会においても、お世話になった方々と永遠の別れがありました。皆、平均寿命に比べずっと若い方々です。
ところで、ここ数日、私のふくらはぎに「張り」が出てきました。触ると分かります。前回のブログでは背伸びの繰り返しが「ふくらはぎ」に効果があると書きました。
その後いろいろ試行したところ、より運動が大きく、「ふくらはぎ」に変化が見られるようになったのは、写真の階段の渕に両足のつま先のみを置き、軽く柱につかまりながら「踵の上下運動」を大きく行なうことです。連続50回しても、それほど疲れませんが、実際は全体重を載せて上下運動していることから、運動後、触ると「ふくらはぎ」に確実に張りが出てきました。
この方法は道具が不要で、家で簡単に出来ることから続けやすいです。つま先や、くるぶしの機能が改善したり、とりわけ、「ふくらはぎ」のよい鍛錬になります。
家で、できる鍛練は家でして、目標は、あくまで大地をしっかり歩き続けることです。次第に本格的な秋がやってきます。紅葉狩りに行っても、必ず山道を1~2時間は歩きましょう。
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