« 台風に負けず猛練習・・・高崎商業高校吹奏楽部 | トップページ | 「稚内モザイク号」や「ネナ号」の血が蘇るか! »

2013年9月19日 (木)

前例を見ないほど猛威を振った・・・台風18号

P1040243 【倉賀野町を流れる烏川】・・・Click please!】

 台風18号は、先日19日の正午頃、我が群馬県の東部を掠めて通過したことから倉賀野町でも、もの凄い北寄りの風雨に晒され、近年では例を見ない猛烈なものでした。台風の猛威を家の3階から暫し見てましたが、恐ろしいほど横殴りの風は木々が折れそうで、秒速30m以上と推定できます。

 写真の烏川(からすがわ)は5Kほど上流で碓井川が合流してここに流れてきます。そして、7Kほど下流で流域面積日本一の利根川に合流します。なお、写真の場所は江戸時代に、この川を上り、江戸から荷を運んだ帆かけ舟の終着港・倉賀野河岸でした。明治初期に鉄道が敷かれ、その役目が終わりました。

 ところで、台風の定義は、北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し,なおかつ、低気圧として最大風速が【17m/s以上】のものを言います。

 台風は上空の風に流されて動き,地球の自転の影響で北へ向かう性質を持っおり、通常東風が吹いている低緯度では西へ流されながら次第に北上し,上空で強い西風(偏西風)が吹いている中緯度に来ると向きを変え、速い速度で北東へ進みます。

 丁度その位置にある日本列島にとっては、いわば天敵であっても、日本人にとって不可欠な恩恵も考えられるのです。

 このように熱帯で生まれた強力な台風は、中心に向かって吹く風の方向が、北半球においては、左回りであるため、風を背にして左斜め前方から左方向に中心があることを知ると、台風の位置を自ら知ることができ便利です。

 これはメキシコ湾のハリケーンや、インド洋のサイクロンも同様で、北半球の共通した風の方向です。一方、南半球で熱帯性低気圧が中心に向かって吹く風は、北半球とは逆で右回りです。

 このように台風の中心に向かって吹く風の「方向が異なったり、低緯度から高緯度へ進む」のは地球の自転によるものと考えられます。

P1040249  以前に記述しましたが、インド・ベンガル湾上空でフレンドシップという小型プロペラ機に搭乗してたときのことです。機体は猛烈なサイクロンの中に入ってしまいました。日本ならば運航停止の筈です。

 雨雲の中に入った途端、突然もの凄い衝撃があり、手荷物は天井にぶつかり、乗客は椅子にしがみつき皆顔面蒼白、乗ってる飛行機の主翼が見えません。このとき私は主翼が機体からもぎ取れたのかと思いました。身体の浮く状態は、いつになっても止まりません。機体はガタガタ音を立てながら落下し続けます。ここは海の上。心の中で「止まってくれ!止まってくれ!」と叫び続けました。

 窓から外が見えない状態は10分ほど続き、生きた心地はせず、これで一貫の終りかと思い、何故こんな現実になったのか、「飛行機に乗らなければよかった」と後悔し続けましたが、自分の力ではどうにもなりません。

 その後、運良く水平飛行になり、主翼が見えたとき命はあったと思い、「もう、飛行機には二度と乗らないぞ」と決心しました。しかし、帰国するときは仕方ないと自らに言い聞かせたものでした。

P1040245 ところで、子供の頃は写真の烏川で夏は泳いだものです。実はここでも深みにはまって、水中を10mほど流されことがあり、いっしょに行った姉たちは沈んで姿が見えなくなった私にかなり心配したようです。こんなことから私は「命拾いを二度した」ことになります。

Dscf0127  台風は電力や飲料水、そして田畑を潤す恵みの雨として人類にとって大きな恩恵です。しかし、地域によっては洪水を起こし多数の人命を奪う脅威にもなります。当地でも、戦後、カスリーン台風によって1000名以上の犠牲者が出ました。

 輝く未来ある子供たちのために、少しでも自然の脅威を減らし、恩恵に振り替えることが人類の知恵です。50年以上にわたる論争にいよいよ終止符が打たれ、八ッ場ダムは完成に向かって歩み始めました。

|

« 台風に負けず猛練習・・・高崎商業高校吹奏楽部 | トップページ | 「稚内モザイク号」や「ネナ号」の血が蘇るか! »

気象」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 台風に負けず猛練習・・・高崎商業高校吹奏楽部 | トップページ | 「稚内モザイク号」や「ネナ号」の血が蘇るか! »