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2013年10月24日 (木)

未来を予感させる「稚内モザイク」二世号

P1030243 【12年生まれ稚内モザイク・二世号♀】

 当舎の年間巣引き数は60~70羽程度て、現役レースマンとしては少ない方です。それでも、レース鳩に対する情熱は30代頃と変わらず、いや、現在の方が取組む姿勢は強いかもしれません。

現在の地で、レース鳩の飼育を始めたのは東京オリンピックの数年後で、環境的には一軒家のように周囲は広々としていました。 しかし、年々家が建ち並び、現在では住宅街のど真ん中です。庭は一般的な住宅より広い方ですが、家が密集してることから、舎外運動するにも気を遣わなくてはなりません。

 夏は近所が未だ寝ている間に舎外運動に出し、7時頃、鳩を鳩舎に呼び込みます。しかし、今年の秋は次から次へと大型台風の襲来でいつになっても、秋晴れがやってきません。舎外や来春用の訓練に支障が出ています。

 レース鳩は天高く晴れ上がれば、1時間ほどの遠征をするものですが、高くは上っても、住いの倉賀野町上空を行ったり来たりです。

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 気象については専門外ですが、近年、取りざたされてるエルニーニョ現象は、チリ沖の太平洋の赤道付近を大きく取り巻く海面の温度が高く、反動として、インドネシア近海の海面温度が低くなるといわれます。

 また、対称的なラニーニャ現象は、この逆で、チリ沖の広大な太平洋の海水面の温度が低く、シーソーの感じで、インドネシア近海の海水面の温度が高くなり、これが多くの積乱雲を発生させると考えられてるようです。

 この影響を受けてでしょうか。日本上空の偏西風の動きも変化し、昨今の日本の気象は豪雨、豪雪、猛暑と四季を通じて異常といえます。

P1040336【近くのマンション4階から見た我家と鳩舎】

 ところで、写真の鳩は、昨年「稚内モザイク号」が稚内を記録してから6月に引いた直仔です。母はブラックサハリン号孫で、長距離系種として試しに作出した鳩です。特徴は目が鋭く、立ち姿が良く、理知的で魅力を感じます。先般、北海道デカ橋鳩舎へ行ったモザイクと異母兄弟です。

 今春は適当な♂に巡り合わず番いにしませんでしたが、来春はピジョンクレージー鳩舎作BC「(香山鳩舎作・ランボー号直仔)×(一文字ロフト作・ランボー号孫)」との交配を考えてます。果たして先祖の血が蘇り、1000K系誕生となるでしょうか。

 

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