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2013年10月17日 (木)

二ッ岳の雌岳山頂からの絶景に驚く・・・榛名山系

P1040314_2  【Click please!・・・雌岳山頂から見える水沢山】

 三連休の最終日に榛名山系・二ッ岳の雌岳(めだけ・1307m)に登りました。同行者は元職場の友人Samuel Toddさん。この日は天候に恵まれ、思いの他アップンダウンした長い山道を歩きました。雌岳は決してハイキングコースでなく、本格的な登山です。

 平素、家の三階から榛名山が一望でき、今日はあの峰に登ろうと殆どの峰に登りました。数年前、二ッ岳の雄岳(おだけ・1345m)に登っても、雌岳には登りませんでした。いつか登るチャンスが来るかと密かに狙ってましたが、今回、Samuel Toddさんの提案により奇しくもアタックすることになりました。

P1040333  倉賀野方面から眺めた遠望・榛名山系です。矢印が今回登った雌岳で、その左隣が雄岳、更にその左の小さな峰が孫岳です。ですから正式には「二ッ岳」と命名されていても実際には孫岳まで三つの峰がまとまってあります。ずっと右の山が最初の写真の水沢山です。

 二ッ岳は推定6~7世紀に大噴火を起こし、その噴火物は遠く福島県にまで及んだといわれます。群馬県内では二ッ岳噴火による黒井峯遺跡が日本のポンペイとして有名で、多くの家屋を埋没し、現在でも当時の家屋が埋まったままです。以前に発掘しましたが、ほんの一部で、多くは未だ埋没したままです。

P1040303 Click please!

 ところで、雌岳への行き方は伊香保温泉から榛名湖へ向かう途中、幹線から左折し、スケートセンター方面に入ります。5分ほどで管理棟に到着し、ここに駐車します。すると目の前が登山口です。

 いよいよ登山開始。最近はトレーニングしてるせいか坂道でも呼吸はそれほど乱れないことに気付きます。平素、行ってるふくらはぎの鍛錬もプラスに作用し楽です。年齢が増すほどに筋肉をつけることが肝心であることは確かです。それでも、20分ほど登ぼるごとにブレイクです。時折、周囲の植物に目をやりながら、やがて雄岳と雌岳の分岐点である鞍部に着きました。

P1040305  いよいよ雌岳の山頂を目指します。しかし、意外と歩き難いです。それは約1500年前に噴火した休火山だからです。地球規模で考えれば時間的には最近の噴火です。

 このため、大きな岩がゴロゴロし、前進するにもバランスを取らなくてはなりません。瞬時に片足で体重のバランスを取ることが足腰の鍛練のみならず、三半規管を刺激するのではないでしょうか。 三半規管の機能が衰えると転倒しやすくなると考えられます。

P1040309_2   木製の階段は安全で非常に助かります。しかし、歩幅が合わないものは却って疲れることもありますが、滑落予防のことを考えると建設者に感謝感謝です。

P1040311 いよいよ雌岳山頂に近づく雰囲気です。それは頭上の空が開けてくるからです。山頂一帯はなだらかで広さがあっても、岩と岩の間に風穴のような深い窪みがあるので注意が必要です。

 そして、突如現れた絶景に今までの疲労が消え、涼しい空気と眼前に広がる大パノラマ。東に聳える水沢山が100mほど低く見え、横から見ると円錐の峰です。そして、後方に広がる渋川市の街並みと利根川の蛇行、赤城山の広大な南西面が静かにその佇まいを見せます。

P1040317 Click please!

 群馬県内の山々をあちこち登りましたが、これほどの絶景は珍しく生涯忘れないでしょう。若き日、浅間山頂から見た関東平野も感動しましたが、今回の雌岳山頂からの景色には誠にため息が出ます。正にbreath taking sceneryです。

 群馬県に住んでいても、こんな素晴らしい景色を知らずにいました。雌岳山頂からの景色は群馬県一でしょう。ぜひ、雌岳の登頂をお薦めします。

P1040320  下山途中、突如現れた古代に出来たと想われる小さな沼は噴火時に水が堰き止められたのでしょう。ここは野性動物や野鳥にとって楽園と思われます。この他、大正時代まであった蒸し湯跡を通過し、結果的に雌岳を一周した5時間余りの自然散策を終えました。

 帰路には伊香保露天風呂に浸かり、瞼に焼きついた山頂からの絶景を振り返ったり、今後も足腰鍛練の大切さを再認識しました。 

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