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2013年11月

2013年11月28日 (木)

メタボとロコモは将来、要介護になる二大要因

P1030162 【高崎市観音山の響き橋、Clickすると歩きたくなるでしょう。】

 ここ数日、「小春日和」が続いてます。小春とは陰暦10月の異称で、現代のおよそ10月に当たります。昔から気候が穏やかで、恰も春のような今頃の季節を指していたようです。

 しかし、地球規模による気候変動でしょうか、今年は北日本での豪雪や、四万十市で記録した摂氏41度など全国での猛暑、山口県の集中豪雨などで被害が続出しました。また、大型台風の襲来は自然災害をもたらし、伊豆大島やフィリピンで甚大な被害となりました。以前に比較し、当地・群馬県でも台風接近時には恐ろしいほどの猛威を体験しました。

 一方、昨今は晩秋となり晴天が続き、一時的であっても過ごしやすい日々が続いてます。こんなチャンスには屋外に出て積極的に体を動かすことが健康的でしょう。

 今や、団塊の世代が還暦を過ぎ、高齢化社会から超高齢化時代【65歳以上が人口の21%以上をいう】へ推移しつつあるといわれます。

 このような社会になると種々の問題が指摘され、特にLocomotive syndrome【単にロコモという】は多くの人に共通することとして、足腰の不具合が起こると予想され、私たちは元気なうちに、これを未然に防止し、自主的に運動する必要があります。

 太り過ぎてしまうmetabolic syndrome【単にメタボという】は内臓脂肪が過度に蓄積する状態です。「メタボとロコモ」は将来、私たちが要介護になる二大要因と考えられています。

Dscf0139 【観音丘陵から眺める榛名山】

 これらを未然に回避するため誰でも簡単に取り組めるものにウォーキングがあります。万歩計をつけて一日何歩というより、運動として【ある程度のスピードを持って】週に2回程度は1時間ほど歩くことが足腰の鍛錬になると考えます。

 ウォーキングの効用の第一は、体に酸素を取り入れ脂肪を燃焼させる有酸素運動になることです。日常の歩行よりやや早い速度で歩くこと。心地よく汗ばむこと。ややきついと感じ取ることが良い歩き方と思います。

 また、正しいウォーキングは日々の生活でも健康的な姿勢になると考えます。

Dscf0274 【前橋~渋川間を流れる利根川】

 歩くコースは安全で、出来る限り、景色の良いところや川に沿った道は空気も良く、変化があって頑張れるものです。

 ところで、体内には「私たちの意志に関係なく、生命維持のために働く」自律神経があります。これを改善する手立てはあまりないようですが、唯一、自分でできる手立ては「意識的に呼吸しながら行う運動」と考えられているようです。

 主に活動期に働き体をアクティブにするく交感神経、及び主に就寝時に働きリラックスさせる副交感神経です。意識的に呼吸して行なう運動は、自律神経を刺激し、両者のバランスが整うと考えられています。

 自律神経が乱れると、血流がスムースでなくなり栄養が細胞に行きわらなくなって身体の不調を来すと考えられることから、呼吸と合わせたウォーキングは血行が改善され、自律神経を整えるのに効果ありと考えます。

 Dscf0310 【利根川・玉村町付近の土手】

 ウォーキングは正しい姿勢を保ちつつ「いつ人に見られてもOK」という気構えが精神の充実につながるでしょう。私はかつてステージに立ち指揮をすることがありました。「演奏とは観客に夢を与えることである」と考え、歩き方に注意してました。

 散歩ではなく、運動としてのウォーキングは視線を前方へ向け真っすぐ歩く。多少、大股で、踵から着地します。最近の私は肘を曲げず、軽く手を握りしめで歩いてます。長い時間、肘を曲げたままでは腕が疲れます。スピードを上げるときのみ肘を100度ほどに曲げます。通常では腕は真っすぐにしてよく振った方がリラックスして歩けます。

 食前に空腹感を起こすにはウォーキングがとても効果があり、Hunger is the best sauce.(空腹にまずいものなし)を実感できます。 

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2013年11月25日 (月)

早くも6ヶ月点検(4年半)・・・Audi TT Quattro

948 【Click please!】

 ボディーカラー黄色を特注したので注文から半年待って納車になったTTも、当時はリーマンショックの影響を受けて支払いできるか心配であったり、ドイツから日本へ海上輸送中、ソマリア近海での海賊行為を潜り抜けられるか心配でした。

 店長から無事に日本到着の知らせを聞いたときはホッとしたものです。いよいよお目にかかれるかと当時は胸を躍らせたものでしたが、購入してすでに1640日も経過し、月日の経つのは早いものです。

 丸3年間、点検費用が一切かからなかったのですが、初めての車検から費用は通常となり、今月下旬の6ヶ月点検も規定の料金が必要になります。不具合は感じられないので、最低料金と想います。11月29日が点検日です。

 安全運転の方法については、私なりにいろいろ考え、まず、通過する道路の選択が肝心なこと。車幅184センチを考え、狭い道は絶対に通過しないことを徹底してます。「急がば回れ」です。また、ボディースタイルの特徴として窓の下が10㎝ほど膨らんでいることから、サイドミラーで白線が見難い構造です。でも慣れです。

 こんなことから、走る道路は広い道路や国道、バイパス、そして高速道路のみで、狭い道は私の家の前だけです。一般的に狭い道は出合い頭の可能性が大と予測します。広い道路でも、事故を未然に防ぐには何と言っても「車間距離の厳守」と考えています。また、高速道路では通常、走行車線を走ります。

Dscf0021  平素は車庫に入れてることから、塗装面もそれほど汚れず、運悪く走行中に雨に降られた場合は、帰宅後必ず水洗いしてタオルで拭き取ります。雨水は空気中の浮遊物質を含んでいることから、この作業は必ず励行してます。幸い、ガラス窓も塗装面も同じタオルで拭くことができるので助かります。

 購入以来4年半経過しても、未だボディーに一度もワックスを使用してません。それはガラスコーディングしてあるからです。必要があれば、再度、最新のガラスコーディングをかけようと考えてます。

 というのは、改装なったアウディー高前支店でタイヤの減り具合を診てもらったら、未だ交換の必要がないとのことです。こんなことで、浮いた費用で新たなコーディングを考えてます。

 現在、履いてるタイヤのメーカーはコンチネンタルです。次回はミシェランを視野に入れ、メーカー数とタイヤの特質はいろいろあるので、乗り心地と晴天時のブレーキの効き具合を中心に選びます。

 時々、いろんなタイヤ専門店を見て回っても、今履いてる245-40-18は店頭に置いてありません。注文なのでしょう。以前に一度255-35-19も考えましたが、この車には相応しくないと考え、標準サイズの245-40-18にすることにしました。

073 【群馬県坤六峠付近】

 こんなことから、タイヤ交換は半年後の1年点検のときになります。それまでBS、ダンロップをはじめ幅広く研究し、安ければいいという考えより安全性に優れているタイヤを選びます。

 ところで、今でも高速に乗ったら必ず「煤取り」を実行してます。オートマからマニュアルに切り替え、6速から5速に落として1区間である数分間は轟音を味わいつつ走行します。これを行うとその後のエンジン音が絶好調の反応を示します。

P1040036  【上信越道・下仁田IC~松井田IC間】

 未だ、遠出は群馬・高崎から岐阜県と秋田県に行ったのみです。遠出する場合は、これからも無理をせずドライブを楽しむため、1日の走行距離は500~600キロ程度(5~6時間以内)にしようと思います。

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2013年11月21日 (木)

月から見た地球の満ち欠けは・・・・・・・・・    ・・・・地球から見た月の満ち欠けと左右が逆か

Photo_20210112113401

 月を観測に良い季節です。私は時折、「現在の地球の姿を月から眺めたら、どのように見えるのだろうか。」と思いを巡らし、いろいろ想像し、今回も一つの真実に突き当たった気がします。

 こんなことでもアルキメデスの叫んだeureka!(分かったぞ)の心境になるものです。前回は一月一日の天文学的な意味を考えたとき「分かったぞ」の心境になりました。

 月の直径は約3475kmで、地球の直径は約12754kmと計測されてることから、この違いは、およそピンポン玉とパチンコ玉の比に似てるようです。こんなことから、月から見る地球の大きさは、地球から見る月の大きさより、直径で約3.6倍大きく目えると推測できます。

 地球から月までの距離は平均38万4400kmと計測され、その距離は常に一定ではなく、多少、近くなったり遠くになったりすることから皆既日食や金環日食になると考えられてます。

 月は地球の周囲を29日と12時間44秒(朔望月)で一周し、地球の公転と共に太陽の周りを回ってます。満月のときは地球より外側にあるので地球の公転速度(秒速約29km)より速くなり、新月のときは内側にあることから地球の公転速度より遅くなると考えられます。

 国立天文台によると本日の月齢は17.6です。これは北半球では左側の60%ほどが明るい状態で、東京の月の出は19時時34分ですから、午後10時過ぎには東の空にその様子が見えるでしょう。

 ところで本題ですが、満月のとき、月から地球を見れば真黒の筈です。地球は太陽の方向にあり、現実には眩しくて見えません。その後、月から見て地球の右側が明るくなり始め、このとき月は地球から見て、いわゆる十六夜の月になることから右側が黒くなってきます。明暗の位置と割合がちょうど逆の姿と推測できます。

11 【アースヴューより転記・11月26日に、月から見た地球の満ち欠け】

 そして、地球から見て月が半月(下弦の月)になれば月の左半分が明るい状態です。このとき月から地球を見れば、右半分が光ってる筈です。その後、新月になれば、月から見た地球はすべてが光り、満月のようでしょう。

 こんなことから私が推測するには、月の満ち欠けを見た時点における月から見た地球の満ち欠けは左右が逆になってると推測します。

  

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2013年11月18日 (月)

新たな個人訓練地は事前の下見が必要

P1040413  今朝4時半に起床。空を見上げると満天の星ではないが、晴れてるので「よしっ行くぞ!」と来春レース用の鳩38羽の4回目の訓練を決定。今まですでに前橋七中の東に広がる田んぼ7K、前橋東高校の東の広い田んぼ12K、そして、前回の大間々の高台25Kを訓練し、鳩も籠に馴れてきたようです。

 

 前夜に籠詰めすればすぐ出発できるのですが、放鳩車がバンであるためそれはしてません。あるいは前の晩に籠の底に新聞紙を敷いてから詰め、出発前に新聞紙を取り去れば匂いの方は大丈夫でしょう。

 

 しかし、当舎は大型鳩舎でないことから、夜間は鳩舎内の「自分の止り木でゆっくり休ませたい」ので、早朝の暗いうちに籠詰めしてます。個人訓練で大切なことは「方向判定能力の養成」はもちろん「いかに鳩を減らさないことではないか」と考えるからです。

 

 今回は太田市で飛ばそうと思い、高崎ICから北関東自動車道に乗り、太田ICで下りました。未だ太田で訓練したことがありません。近くに広い畑があり、そこで飛ばそうと考え15分ほど待機しました。時刻は6時過ぎです。

 

 しかし、辺りを見回すと何となく不安がよぎります。周囲に建物が多く、平地で視界が開けず、工業都市だけあって送電塔が乱立してます。比較的近くに小高い山もあります。近年の猛禽は送電塔で待ち伏せてることが多いと思われるからです。

 

 いくら訓練してもミスミス鳩を失っては、本末転倒であることから太田を諦め、大切な鳩を持ち帰ろうとしました。しかし、折角、30Kほど来たのだからと今度は国道50号に乗って下り方面に進み、結局、前回の訓練地である大間々の高台へ行くことにしました。

 

 太陽が出始めても天気予報は下り坂であることから遠望にもやがかかってます。鳩は車でグルグル移動させられ心配でしたが、大間々の高台で【しっかり休ませれば】方向判定に問題はないであろうと判断しました。

 

 四輪駆動アクティーバンは大回りしながらも山道を登り、大間々の高台に7時到着です。いつものように放鳩籠を車の屋根に載せ、休ませながら待機中に方向判定させました。私は運転席で寒さを防ぐため途中コンビニで買った温かいお茶を飲みながら休憩しました。しかし、車の屋根に鳩を乗せるとガタガタ音がして室内に響きます。

  ここは標高およそ300mほど。大間々市街地が200mほど眼下に見え、写真の右端に少し赤城山が見えます。車でグルグル回っても鳩に疲れた様子はなく見た目に元気なので40分休ませ、7時40分に放しました。

 

 籠は3個で今回もここの高台は猛禽が出現せず、やれやれです。後ろに高い山や森が控えてないからでしょう。

 

 前回も書きましたが、この訓練地は見晴らしがいいので、放鳩後、迷うことなく目的地の倉賀野方面に向かいます。また、この辺一帯は栃木県方面からの通り道と考えられます。

 

 ところで、タイトルの如く、新たな場所へ訓練に行く場合は鳩を積んだまま放鳩地を探すのはいいことはないでしょう。大切な鳩を事故なく無事に帰還させるには、可能であれば事前に良い放鳩地を下調べして知っておくことで、鳩を積んでいて探すとマイナスが多いかもしれません。

 

 時間あるとき、ドライブ方々、良い訓練地を探しておきたいものです。一度確保できれば、次回からお気に入りの場所として放せます。

 

 理想の訓練地はレースの放鳩地から直線上に近く、最短の帰還コースと考えられるところ。平野より見晴らしのよい高い位置が安全であり、高度を飛ぶことに馴れると思います。スピードの点からも良いでしょう。しかし、広大な平地ならいいようです。近くに森や巨大な送電塔がないことが猛禽対策に肝心なことです。

 

P1040418  私は帰路に朝食を済ませ家に戻りましたら、半分ほどが鳩舎内におり、半数は舎外のように回ってました。すぐ呼び込み数えたら珍しく全鳩いたので、やれやれでした。12月いっぱい訓練予定です。

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2013年11月14日 (木)

快いと感じることが脳を活性化させる

 私たちの脳は朝起きてから夜寝るまであらゆることに反応し、情報過多な現代は、その都度「ストレス」を感じ、これはマイナス面です。こんなことから時には、目や耳から入って来る情報をシャットアウトすることも必要です。もちろん、プラス面として「快さ」を感じたりして脳は一日を過ごしています。

 

 例えば、拙い体験では、週に1~2回、高崎市・浜川トレーニングセンターで鍛えてる筋トレも、どういう訳か、気持ち良くないと感ずるときがあり、このような時は筋トレの効果もあまり期待できないようです。

 

 反対に、何とはなしに気持ちが晴れやかな時は、快調にいろんなマシーンに挑戦したり、時間的に長く集中できます。その結果、快い汗をかき、終了するとシャワーを浴びたり、あるいは近くの日帰り温泉で汗を流し、やがて空腹となることから、その後の食事が大きな楽しみという「快さ」になります。

 

 脳に活力を取り戻すには「気持ち良い」と思うことをいろんな場面でどんどん行うとマイナス面であるストレスに対抗できると感じます。

 

 脳に余裕があればストレスに強い脳となり、脳に余裕がないとストレスに弱い脳になるかもしれません。何事も、余裕は脳にいいようです。

 近年の私が最も感銘した景色です。この目で初めて見た瞬間、この景色は群馬県一ではないかと感じました。あまりにも素晴らしい景色なのでブログにすでに3回掲載です。

 

 現実に雌岳から見た水沢山の眺望に、この世にこんな素晴らしい景色があるのかと驚きました。遠望の渋川市街や利根の蛇行にもため息です。実はこのような素晴らしい景色に出合えた充実感は、目でなく「脳」が感銘してるのです。

 

P1020959 【赤城山・小沼】

 

 やはり、私たちの心が洗われ活性化するのは「五感」から来るのではないでしょうか。「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」です。日々の生活の中で「視覚」に最も大きな感受性があるでしょう。自然の雄大な景色や美術などに感銘することは「脳」にとても快適さをもたらします。

 

 五感の中では「聴覚」が次に大きなウエイトを占め、人との会話や素晴らしい音楽では優美な旋律、とりわけ躍動的なテンポ・リズムにうきうきします。また、自然の織りなす音にも心が安堵します。「味覚」では、喉が渇いた時の水分補給、好きなものを美味しく食べると満足するのは脳です。

 

 人間である私たちは知恵を絞ることができる動物です。食事では事前に空腹にすることが食の「快さ」につながるでしょう。「嗅覚」では、例えば室内に香りのする花を飾ると部屋中に漂います。これも「快さ」です。

 

 「触覚」は外界の暑い、寒い、涼しいは心に快さや不快を感じます。また、身体をマッサージすると良く分かります。頭皮のマッサージは脳に近いこともあり効果的です。全身をタオルで擦ると皮膚が温かくなり血流を促進し、やはり「快さ」につながります。温泉で癒されるのも触覚です。「脳」を活性化するため私たちは五感を研ぎ澄ませたいものです。

 

 一方、現代社会はストレスに満ちてます。この現実にあっても脳に余裕を持つ必要があります。消極的になってストレスを回避したり、解消しようとせず、心身ともに元気で「ストレスに負けない心」の状態を保つのがいいのではないでしょうか。

 

 その点、仕事が多忙でも常に五感を磨く生活習慣に心がけ、自然散策に、芸術に、動物飼育など、これらを通して私たちは「脳に余裕が生まれる」ようにしたいものです。

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2013年11月11日 (月)

大きな意義を持つ英作文の鍛練

 何の勉強もそうですが、その一つに、いくら学習しても終わりのないのが英単語や英熟語でしょう。無限といえるかもしれません。 単語は覚えても覚えても忘れるので「三歩進んで二歩下がる」といった具合です。でも、一歩進んでるので、やはり【継続は力なり】と思います。

 

 一方、あまり努力せず身についた単語について、その理由を振り返ってみると何かしらのポイントがあって脳に定着したようです。拙い体験の一つに、それは実際に相手に口に出して発音した場合や、日記の類いでなく、読む人がいて対外的に英文を書いた場合に記憶が深まるようです。中でも外国人に通じたという喜びは脳が活性化するのでしょう。

 

 こんなことから、最近、私はフェイスブックを日本語と英文の両方で書いてます。内容は自らの体験や、ある事象に対する感想です。

 

 フェイスブックは、友達関係にない者同士でも瞬時に世界中で読まれることから、意味が通じるよう文法的に正しい英文を書こうとします。

 

 幸いニュージーランドのMr. Barry Spenceがかつて私の家にホームステイしてたことから、彼は私のフェイスブックを読んでくれてることが分かります。

 

 拙い英文が通じているか心配ですが、こんなことから、正確な表現を考えるチャンスになります。毎回、日本文を書き、続いてそれを英訳してます。

 

 日常、周囲に起こる由無し事や趣味について、自らの意見や感想を英文で書くチャンスが生まれます。この時々英文で書くことが勉強の「継続」になると思います。

 

 外国と異なり、日本では先祖代々、他民族との交流がなく、英語を使う必要がありませんでした。もちろん、英文も書く必要がありませんでした。しかし、こんな状況から一歩でも脱皮し、敢えて、自らに英文を書かざるを得ない状況を課すことがボキャブラリー(語彙)にいいと思います。必要は発明の母です。

 

 一般的に、チャンスはやって来るものと思われがちですが、自ら創り出すものもあるのではないでしょうか。

 

 更に、英文においては、外国人に内容を正しく伝えるため文法が必要です。英文法とは【英文を書くための法則】であることから語順や時制などを正確にし、より相手に通じるものにしたいです。

 

 高校時代はグラマーという科目があり、英文法を学習したことがありますが、今思うと、英文法の目的をしっかり理解できていなかったようです。私の場合、試験でいい点を取るために勉強したようです。

 

 しかし、本来、英文法とは外国人に自分の云わんとする内容が正しく伝わるための法則であった筈です。肝心の英作文はほとんど学習することなく、英文法の目的から逸脱していたようです。

 

P1040408  文法と同時に、森羅万象を範囲とする単語力は英語学習の中心であることは確かです。毎日少しずつでいいから、アクセントをしっかり発音し、自らの声で脳に記憶させたいものです。音声については、日本語にない母音と子音を重点的に口で練習することです。英語の音は特に子音が重要と感じてます。

 

 単語学習と共に、英作文を書いたり、丁寧な言い方で外国人とコミュニケーションするには【文法は必須である】と肝に銘じたいものです。

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2013年11月 7日 (木)

荒涼とした山の上で一人佇み、レース鳩の訓練

P1040384  群馬県・大間々町の北西にある見晴らし台から、更に4輪駆動で北へ登った標高300mほどの高台は放鳩地として私のお気に入りです。その理由はすでに30回ほどここで訓練しても、放鳩後、鷹や隼といった猛禽類の出現を一度も見たことがないからです。

 また、高台であることから景色が良く、冬晴れでは富士山が見えます。このため、レース鳩にとって大間々から高崎までは有視界飛行の訓練となります。

 レース鳩にとって真の訓練とは、有視界飛行を超えた距離であってこそ磨かれるでしょう。群馬県高崎市に位置する私の鳩舎からすると栃木県からの放鳩が方向判定能力を陶冶することになると考えます。

148 【今年1月1日訓練時で街並みは大間々、そして富士の遠望】

 昨日11月6日早朝4時に起き、空を見たらシリウスを中心に星座が煌めいてたので、すぐに放鳩訓練を決断しました。真っ暗な鳩舎内で40羽ほどの鳩を籠に詰め、出発は4時40分。アクティーバンで目的地に5時45分頃に到着。しかし、現地は未だ暗く、東の空が薄明るくなり始めた頃です。

 日の出前の高台は冷たい風が吹いてます。しかも、星は出てても遠くの景色にもやがかかり、内心、放鳩して大丈夫だろうかと弱気になりましたが、もやは太陽が上がれば次第に消滅するものと思い、珍しく放鳩まで1時間半も待ちました。

P1040386 【高崎市役所のビルがかすかに見える】

 7時15分に放鳩。今回も方向判定は良く、放鳩後2分ほどで、集団による飛翔の姿は視界から消えました。この分ならまずまずの帰還かと思いました。

 最近では現地での待ち時間を有効にと、車の上で景色を見せておきます。これは昨年の「稚内モザイク号」をレース直前に一羽訓練したときから行なうようになりました。目的は飛翔前に方向判定させたいからです。

 鳩を車の屋根に載せておいて私は運転席でウトウトですが、鳩に排気ガスを吸わせないためエンジンを切り、室内は結構寒いです。

 荒涼とした山の上で、こんな光景を一般の方が見たら笑いものでしょう。でも、本人は真剣です。これが趣味というもので、私は脳の活性化に結構いいことと思ってます。

P1040390 【放鳩直前は地面から景色を見せる】

 ところで、昔は補助食として大根葉をミジン切りにし、少々塩をかけ与えていました。鳩はよく食べたものです。しかし、近年は余り野菜を与えたことがありませんでした。インターネットを通じて浜名湖鳩舎さんの刺激を受け、私もニラを刻んで時々与えるようになりました。鳩もニラに馴れてきたのでしょう。好物のようによく食べます。この成果かどうかは認識できなくても、舎外時間が伸びてます。強壮剤かもしれません。

 また、基本の基として回虫、毛体虫の駆虫薬を与えたからでしょうか、若干、全体的に元気になって来たようです。昔から言われてるこの二つはやはり健康の基盤なのでしょう。

 一方、給餌では最近、大粒のトウモロコシを主体に与え、それに混合飼料を少し混ぜ、栄養の偏りがないようにしてます。比較的大粒のトウモロコシは選手鳩に効果がある気がします。

P1040397  今回の訓練は春レースの準備として個人的に行いました。群馬県の大間々から私の家までおよそ25Kと想われますが、車の往復距離は70Kありました。有視界飛行は今回で終わり、連合会の訓練が始まる正月前後まで、いよいよ山を越えて飛ぶ栃木県からの訓練を計画します。

 鳩友ピジョンクレージーさんの助言をいただき次回は田沼50K、そして栃木インター65Kを2回予定してます。それまで、平素はコンディション作りの研究に打ち込みます。

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2013年11月 5日 (火)

高崎商業高校吹奏楽部を「先入法」で指揮       ・・・・・・第50回記念定期演奏会・・・・・・

P1020706 【高崎市・群馬音楽センター】

 昨日、このホールで群馬県立高崎商業高校吹奏楽部の第50回記念定期演奏会が開催され、昭和時代最後の11年間、この部活の顧問であったことから私にゲスト指揮者として依頼があり、一曲を指揮しました。

 曲はフィンランドの作曲家・シベリウス作曲「フィンランディア」です。フィンランディアとはフィンランドの国土という意味です。以前に勤務してた前高の創立記念式典でこの曲を指揮したことから、私としては取り組みやすい曲として、学校にこの曲を提案して実現しました。もちろん、演奏者である生徒さんが変わるので新たな発想、新たな創意工夫が求められます。

 純真な生徒さんを指導するには、発する言葉の一つ一つに間違いがないように、そして、奏者が表現しやすくなる効果的な指揮法に取り組む必要がありました。2学期の始業式後に始めた約2時間の練習回数は6回。これに当日のゲネプロを行い、本番のステージとなりました。

 ゲネプロで生徒さん達にお願いしたことはフレーズとフレーズの間に起こる「間」をいつもより長くすると伝えました。幸い「フィンランディア」では「間」の部分にティンパニーによるトレモロ(持続音)があることから、この緊迫感を十分味わい、改めて次のフレーズに進むよう少し待ちました。

 本番では序奏の金管コラールが伸び伸び奏で、金管楽器の輝きが十分に引き出せましたが、これは当時、隣国の占領下にあったフィンランド国民の苦痛や願い、そして、次第に希望へと近づく音楽表現であると思います。曲全体は7分ほどで、急緩の部分を対称的にしてテンポを決めました。

1453637_246540225501227_51795399_o ところで本題です。効果的なフレーズの出だし、時折、含まれる強烈なアクセント、並びに誇張したい音についての指揮法は通常に行なわれてる間接法では指揮者の気持ちを伝えるには十分ではないと感じます。

 この指揮法を改善するには小澤征爾氏の師匠である故・斉藤秀雄氏考案による「先入法」を使うと指揮者の気持ちが奏者に瞬時に伝わります。今回の演奏で私は先入法を10回ほど使いました。

 指揮法の基本的テクニックには、間接法と直接法があり、間接法とは予備運動として跳ね上がる点後運動と、その直後に下へ向かう点前運動があります。つまり1拍の中に上下する二つの運動があります。奏者はこの一連の動きを見て次の音の出る時間を推測できるのです。多くの吹奏楽では、また、アマチュアオーケストラでは間接運動のみで指揮される方が多いです。

 一方、先入法は直接法になります。これは予備運動として跳ね上げを行っても、瞬時に点の位置に指揮棒を移動します。点前運動はありません。つまり、指揮棒を半拍前に点の位置に持って行きます。そして、点後運動と同時に音が出ます。恰も、ニワトリが首を動かすようなものです。これを実行するには「跳ね上げ運動」つまり一拍前の点後運動を明確に行います。点後運動は奏者のプレスを意味することから、しっかり跳ね上げる必要があります。

 この動きをマスターすると今までの指揮法が一変します。先入法によって指揮の音楽表現に新たな引き出しができ、通り一遍を脱出した指揮法になる思います。

 指揮をする方は間接法から直接法である「先入法」を取り入れると「奏者の奏でる音楽と指揮者の動きに一体感が生じます。」 

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