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2013年11月18日 (月)

新たな個人訓練地は事前の下見が必要

P1040413  今朝4時半に起床。空を見上げると満天の星ではないが、晴れてるので「よしっ行くぞ!」と来春レース用の鳩38羽の4回目の訓練を決定。今まですでに前橋七中の東に広がる田んぼ7K、前橋東高校の東の広い田んぼ12K、そして、前回の大間々の高台25Kを訓練し、鳩も籠に馴れてきたようです。

 

 前夜に籠詰めすればすぐ出発できるのですが、放鳩車がバンであるためそれはしてません。あるいは前の晩に籠の底に新聞紙を敷いてから詰め、出発前に新聞紙を取り去れば匂いの方は大丈夫でしょう。

 

 しかし、当舎は大型鳩舎でないことから、夜間は鳩舎内の「自分の止り木でゆっくり休ませたい」ので、早朝の暗いうちに籠詰めしてます。個人訓練で大切なことは「方向判定能力の養成」はもちろん「いかに鳩を減らさないことではないか」と考えるからです。

 

 今回は太田市で飛ばそうと思い、高崎ICから北関東自動車道に乗り、太田ICで下りました。未だ太田で訓練したことがありません。近くに広い畑があり、そこで飛ばそうと考え15分ほど待機しました。時刻は6時過ぎです。

 

 しかし、辺りを見回すと何となく不安がよぎります。周囲に建物が多く、平地で視界が開けず、工業都市だけあって送電塔が乱立してます。比較的近くに小高い山もあります。近年の猛禽は送電塔で待ち伏せてることが多いと思われるからです。

 

 いくら訓練してもミスミス鳩を失っては、本末転倒であることから太田を諦め、大切な鳩を持ち帰ろうとしました。しかし、折角、30Kほど来たのだからと今度は国道50号に乗って下り方面に進み、結局、前回の訓練地である大間々の高台へ行くことにしました。

 

 太陽が出始めても天気予報は下り坂であることから遠望にもやがかかってます。鳩は車でグルグル移動させられ心配でしたが、大間々の高台で【しっかり休ませれば】方向判定に問題はないであろうと判断しました。

 

 四輪駆動アクティーバンは大回りしながらも山道を登り、大間々の高台に7時到着です。いつものように放鳩籠を車の屋根に載せ、休ませながら待機中に方向判定させました。私は運転席で寒さを防ぐため途中コンビニで買った温かいお茶を飲みながら休憩しました。しかし、車の屋根に鳩を乗せるとガタガタ音がして室内に響きます。

  ここは標高およそ300mほど。大間々市街地が200mほど眼下に見え、写真の右端に少し赤城山が見えます。車でグルグル回っても鳩に疲れた様子はなく見た目に元気なので40分休ませ、7時40分に放しました。

 

 籠は3個で今回もここの高台は猛禽が出現せず、やれやれです。後ろに高い山や森が控えてないからでしょう。

 

 前回も書きましたが、この訓練地は見晴らしがいいので、放鳩後、迷うことなく目的地の倉賀野方面に向かいます。また、この辺一帯は栃木県方面からの通り道と考えられます。

 

 ところで、タイトルの如く、新たな場所へ訓練に行く場合は鳩を積んだまま放鳩地を探すのはいいことはないでしょう。大切な鳩を事故なく無事に帰還させるには、可能であれば事前に良い放鳩地を下調べして知っておくことで、鳩を積んでいて探すとマイナスが多いかもしれません。

 

 時間あるとき、ドライブ方々、良い訓練地を探しておきたいものです。一度確保できれば、次回からお気に入りの場所として放せます。

 

 理想の訓練地はレースの放鳩地から直線上に近く、最短の帰還コースと考えられるところ。平野より見晴らしのよい高い位置が安全であり、高度を飛ぶことに馴れると思います。スピードの点からも良いでしょう。しかし、広大な平地ならいいようです。近くに森や巨大な送電塔がないことが猛禽対策に肝心なことです。

 

P1040418  私は帰路に朝食を済ませ家に戻りましたら、半分ほどが鳩舎内におり、半数は舎外のように回ってました。すぐ呼び込み数えたら珍しく全鳩いたので、やれやれでした。12月いっぱい訓練予定です。

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