第2回合同訓練・田沼50K・・・まとまって帰還
連合会仲間との4鳩舎合同訓練は今回2回目となり栃木県田沼から行ないました。午前7時放鳩。天候は冬型であっても飛翔中は無風状態であったことから、向い風の抵抗は少なかったと想われます。
1番手の到着時刻は7時50分。距離50Kを50分で飛んだので分速1000メートルは予定通りです。今回は北東方向から帰還し、前回のように北寄りで前橋経由した大回りではなかったと推測します。
伊勢崎あたりで分岐したかもしれません。本来のレースでは東北線コースの場合、栃木県の山が終わり関東平野に差し掛かるところで分岐し、最後は鳩舎に向かって直線に飛ぶスピードがほしいものです。
上の写真は第2陣の集団帰還ですが、この前に2羽が先に到着です。集団訓練は2回目であることから、1回目より他鳩舎との合同放鳩に慣れたと想われます。実際のレースでは、何百Kも共通するコースを集団で来ると考えられ、各鳩舎に近づく30分ほど前から、いかに早く分岐するが分速を上げると考えられます。
4鳩舎の集団訓練の前に、個人訓練を4回行ない、そのうち2回は大間々です。今までは大間々での個人訓練から連合会訓練である足尾50Kに参加したので多少無理があったようです。
次回の合同訓練は栃木県葛生の予定で、これをこなせば未経験の鳩にとって合計6回訓練したことになり、今までより基礎訓練は充実していたことになります。訓練とは学習であることから、若鳩は帰還について何かを身につけていると想います。
ところで、トウモロコシは良い筋肉を作り、鳩体が軽く仕上がる感じであることから最近は多めに与えてます。お腹が空いた状態を作ることも、効果的な給餌法の一つかもしれない。
中長距離レースの帰還後は痩せ細っているが、あれは肉をエネルギーに変えて飛んでる証拠と想われます。レース鳩の筋肉とは、砂漠を何百Kも歩くラクダのコブの役目と考えます。方向判定能力は血統。エネルギーをつけてやるのは飼育者の大切な役目かもしれないと思います。
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